【総まとめ】読者を魅了するブログ記事の書き方!4分以上の滞在時間を実現する方法を解説

この記事では、「読まれるブログ記事の書き方」を詳しく解説します。

あなたは「自分のブログが読まれていない」と感じたことはないでしょうか?

一生懸命に書いた記事を読んでもらえないと悲しいですよね。

実は僕も自分の書いた記事が読まれず悩んだ経験があります。

ブログを始めた当初、僕はライター経験もWeb業界も未経験の「完全ド素人」でした。

子供の頃から文才があったわけでもなく、ただなんとなく始めたわけです。

そんな基礎もできていないド素人の文章は読まれなくて当然ですよね。

当然、ブログをスタートしてしばらくは「読まれない日々」が続きました。

でも、何とか改善させたいと試行錯誤し、今回お伝えするポイントを意識して記事を書いていったんです。

その結果、ありがたいことに「全記事の平均滞在時間が4分」を超えるようになりました。

滞在時間

前提として、僕のブログは長文(5000字以上)の記事が多いため一般受けしにくい内容です。

一般的に「長文は読まれない(離脱対象)」と言われているにも関わらず、平均4分以上も記事を読んでいただけているのはなぜか。

それは、今回ご紹介するポイントを意識して記事を書いているからだと考えています。

この記事では、僕がブログを書く時に意識している手順を全部盛り込んだ「総まとめ」的な記事となります。

いきなり全部を実践することはハードルが高いと感じるかもしれませんので、少しずつ実践してみてください。

わいず

この記事は長い(約12000字)ので、目次を見て興味のあるところから読んで見てくださいね

ヒナタ

な、長過ぎませんか

目次

ブログで記事を書く前の準備:執筆者としての心構え

最初に結論を伝えておくと、読まれるブログ記事の原則は3つあります。

  1. 読者が「理解しやすい構成」を作る
  2. 読者が「読みやすく、わかりやすい」で文章を書く
  3. 読者が「ストレスを感じない」見た目にする

上記3点はいずれも読者目線の記事を書くために必要なポイント」です。

ブログに訪れる訪問者が求めているのは「自分の悩みを解決してくれる答え」が書いてあるかどうかです。

小説のように洗練された「正しい日本語」や「美しい表現」を味わいながら筆者の世界観を味わいたいと考えている人は基本的にいません。

洗練された文章を書くことよりも、下記の3つを意識することが重要です。

  1. どんな人に読んでほしいのか(だれに)
  2. 何を伝えたいのか?(何を)
  3. どんな行動を起こしてほしいのか?(どのように)

相手の欲する情報をわかりやすい文章で伝えることができれば、あなたの文章は「自然と読まれる」ようになります。

ブログの役割は「文字数を稼いで長文を自慢する」ことでも「自分の価値観を押し付ける」ことでもありません。

たった1つの目的は、読者の「悩み」や「疑問」を解決するヒントを伝え「行動」してもらうこと。

パソコンに向かって書いていると「意外と見落としがち」ですが、画面の向こうには人がいます。

画面の向こうに読み手がいると考えれば「どんな書き方をすれば、喜んでもらえるかな?」と工夫を凝らすことができるはずです。

まずは3つの原則を意識しながら、「誰に」「どのような情報」を「どんな意図」で書くのかを意識した文章を書く。

これが、読みやすいブログ記事を書くための第一歩となります。

では、続いて3つの原則に関してもう少し掘り下げてお伝えしていきます。

ブログ執筆の原則1.読者が「理解しやすい構成」を作る

ブログを書く際の原則ひとつ目は、「読者にストレスを与えない記事構成」を考えることです。

ブログは思いつくままに書くと「100%途中で迷子」になります。

なぜなら、ブログを思いつくままに書くということは「海図を持たずに航海に出るようなもの」だからです。

  1. 誰に
  2. 何を
  3. どのように

上記を意識した上で、ブログ記事の構成を考えると迷子になることはありません。

自分が目指すゴール(記事の完成)まで、迷うことなく進むことができます。

「構成を考える」と聞くと難しく感じてしまうかもしれませんが、基本的には「ひとつの型」をおぼえれば大丈夫です。

詳しくは下記の記事で書いているので参考にしてみてください。

記事の構成を理解したら、次は記事を書く順番を理解しておきましょう。

ブログ記事の執筆手順をおぼえると「時短」につながる

【アイキャッチ画像】記事を執筆するコツを教えているイラスト

記事の構成をおぼえて「よし記事を書くぞ!」と思っても、いざ執筆するとなると「手が止まってしまう」ことがあります。

先程もお伝えしましたが、頭の中にネタはあるのに手が止まってしまう原因は「記事を冒頭から順番に書いてしまう」からなんですね。

記事構成の話にも繋がりますが、「冒頭から順番に書く執筆方法は迷子になりやすい」です。

ブログには書きやすい順番があるので、ブログの執筆手順についても理解しておくと楽になります。

記事の執筆手順については下記の記事で詳しく書いているので参考にしてください。

「記事の構成」と「執筆手順」をおぼえたら、後は実際に記事を書いていくだけです。

ここからは、僕が記事を書く際に意識しているポイントをご紹介します。

ブログ記事を書く

読みやすい記事を書くために僕が普段から意識しているポイントは下記の14点です。

  1. 記事を書く目的を明確にする
  2. 記事のメインキーワードを決める
  3. ブログ記事にキーワードを含めて書く
  4. ブログの記事は「PREP法」で書く
  5. 冒頭の書き方を工夫する
  6. 口調を統一する(ですます調で書く)
  7. 漢字とひらがなを使い分ける。(難しい漢字は使わない)
  8. 一文一意(ひとつの文章に一つの情報)を意識する
  9. 適度な長さで改行する
  10. 専門用語を使わない(使うなら注釈を入れる)
  11. 箇条書きタグを使う
  12. 文字の強調を上手く使いこなす
  13. まとめの書き方(流し読み対策)を意識する
  14. デザインや構成も読みやすい環境作りを意識する

上記にあげた、14のチェックポイントを意識しながら書くことで「読みやすいブログ記事」を書くことができます。

では、ひとつずつ具体的な説明をしていきますね。

ポイント1.記事を書く目的を明確にする

相手に読まれる記事を書く1つ目のポイントは、記事を書く目的を明確にしておくということです。

その理由は「この記事で何を伝えたいのか?」という「目的」明確にしておかないと、文章に一貫性がなくなってしまうからです。

慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、記事の方向性を明確にするコンパスのようなもなので、ザックリと決めておくだけでも大丈夫です。

たとえば、今回の記事は「読みやすいブログ記事の書き方」がテーマです。

極端な話ですが、ブログ記事を読みやすくする方法以外を書いてしまうと「読者の求める方向性」とズレてしまうわけですね。

特に3,000字を超えるような長文になると、最初に「記事で伝えたいこと(ゴール)」を明確にしておかないと、迷子になってしまうので気を付けてくださいね。

ポイント2.記事のメインキーワードを決める

相手に読まれる記事を書く2つ目のポイントは、記事のメインキーワードを決めるということです。

その理由は、キーワードを意識してブログを書くことで検索からアクセスを集まる記事に育つ可能性が高まるからです。

あなたの記事がどういう経緯で読まれるかをイメージしてみてください。

たとえば、今回のように「ブログの書き方」について悩んでいる人はどうやってこの記事を見つけるでしょうか?

FacebookやTwitter経由の場合もあるかもしれませんが、ほとんどの場合「ブログ記事 書き方」と検索をして、1ページ目に表示された記事を読んでいきます。

SISTRIX社が2020年7月に公開されている記事では、検索順位のクリック率は下記の通りです。

検索順位クリック率
1位28.5%
2位15.7%
3位11.0%
4位8%
5位7.2%
6位5.1%
7位4.0%
8位3.2%
9位2.8%
10位2.5%
引用元:https://www.sistrix.com/blog/why-almost-everything-you-knew-about-google-ctr-is-no-longer-valid/

上記の表のように、上位ほどクリック率が上がるため、多くの方が上位表示を目指してSEOを意識したライティングを実践しているわけです。

ここからは、具体的にどのように意識をして書いていけばいいのかをお伝えします。

ポイント3.ブログ記事にキーワードを含めて書く

相手に読まれる記事を書く3つ目のポイントは、ブログ記事にキーワードを含めて書くということです。

ブログ記事において、1番大切なのは「記事のタイトル」です。

興味を引かないタイトルでは、そもそもクリックをしてブログを読んでもらえません。

タイトルにどれだけ気を配るかで結果に大きな差が生まれてしまうので、タイトルはじっくり考える必要があります。

検索エンジンは、訪問者がネット検索で入力するキーワードに対して、「どの記事を上位表示させれば満足させることができるだろうか?」ということを考えていると言われています。

その指針のひとつとなるのが記事タイトルというわけですね。

記事タイトルは、いってみれば「ブログ記事の顔」です。

タイトルを読めば、どんなことが書いてあるのかが分かるようにしておくことで、検索エンジンが「この記事は役立つぞ」という判断がしやすくなります。

ブログのタイトルにキーワードを含める際の注意点

ブログタイトルにキーワードを含める上で、注意してほしいポイントがあります。

それは「キーワードはそのまま使う」ということです。

たとえば、「初心者 ブログ 書き方」というキーワードで上位表示を狙うとします。

その時に下記のようなタイトルをつけてしまうと正確に評価されない可能性があります。

  • 初心者でも分かるブログを上手に執筆する方法
  • ド素人でも出来る!スラスラ読まれるブログライティングのコツ
  • 経験ゼロから始める、上手に記事書く方法を教えます。

このような記事タイトルだとすると、言っている意味は同じでも「初心者 ブログ 書き方」というキーワードが含まれていないので、検索エンジンに正しく評価してもらえない危険があるわけです。

つまり、「初心者 ブログ 書き方」というキーワードで上位表示させたい場合は、タイトルにキーワードをそのまま使う方が「検索ユーザー」「検索エンジン」両者に対して効果的にアプローチできます。

本文中の見出しにキーワードを含める際の注意点

記事タイトルだけではなく、本文中の見出しにも適度にキーワードを含めることも検索上位に表示されるためには効果的です

ただ、すべての見出しにキーワードを含ませるとやりすぎ感があるので、あくまで自然に読める程度におさえておきましょう。

たとえば、「サルでもわかる!読まれるブログの書き方テクニック4選」という記事を書いたとします。

この記事の小見出しがこんな感じだとどうでしょう?

  • サルでもわかるブログの書き方テクニックその1.タイトルにキーワードを入れる
  • サルでもわかるブログの書き方テクニックその2.適度に改行をする
  • サルでもわかるブログの書き方テクニックその3.専門用語を使わない
  • サルでもわかるブログの書き方テクニックその4.漢字を使いすぎない

「サルでもわかるブログの書き方」が目立ちすぎて、サルしか頭に入ってこないですよね?

過去には「とにかくキーワードを詰め込めば、検索エンジンに評価される」と言われていた時期もありました。

しかし、近年では「検索する人」「検索エンジン」両方に対して読みやすい記事がGoogleに評価されやすい傾向にあります。

タイトルや小見出しにキーワードを含める際には「人間が見てもGoogleの検索エンジンが見ても読みやすく書く」ということを意識してみてください。

ポイント4.ブログの記事は「PREP法」で書く

相手に読まれる記事を書く4つ目のポイントは、本文を「PREP(プレップ)法で書く」ということです。

言い方を変えると、三段論法ともいいますね。

PREP法とは「結論⇒理由⇒具体例⇒結論」という順番で論理的な文章を書く技法のことです。

「自分の言いたいことがなかなか伝わらない!」と悩んでいる方は、PREP法を意識することで劇的に文章が読みやすくなるのでおすすめです。

PREP法を使って文章を書く手順をもう少し具体的に書くと以下の通りです。

  1. 最初の「Point」で文章の結論を述べる
  2. 「Reason」では、最初の「Point」で述べた結論の理由を説明する
  3. 「Example」では「Reason」で述べた理由を裏付ける具体例を説明する
  4. 最後の「Point」では文章のまとめとして、最初に述べた結論をもう一度述べる

たとえば、具体例をあげるとこんな感じですね。

  1. 結論:私は犬が好きです。
  2. 理由:理由は、飼い主に従順で人懐っこいからです。
  3. 具体例:たとえば、私が仕事から帰るとシッポをフリフリしながら近づいてくるのでとても癒されますし、毎日決まった時間に顔をペロペロ舐めて起こしてくれるので、遅刻をしなくてすむからです。
  4. 結論:だから私は犬が好きです。

このように、論理的に文章を書いていくことで、説得力がありながらも分かりやすい文章を書くことができます。

PREP法については、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

PREP法を使って文章を書くのには慣れが必要ですが、身につければ劇的にあなたの文章が読みやすくなります。

ポイント5.冒頭での書き方は共感を意識する

相手に読まれる記事を書く5つ目のポイントは、冒頭での書き方は共感を意識するということです。

ブログの記事を書く中で、タイトルの次に大切な部分は冒頭の文章です。

いくらタイトルを意識していても、冒頭の興味付けがイマイチだと訪問者はすぐに離脱してしまいます。

ネットの世界は、あなたが思っているよりもかなり淡泊です。

有料で購入する書籍などと違い、無料で見れるブログは基本的に読まれません。

基本的に読まれないという厳しい環境の中で、あなたの書いた記事を読んでもらうためには、「この記事を読めば悩みが解決しそう、これは読んだ方がいいな」と読者さんに思ってもらう必要があるわけです。

でも肝心なのは、「どうしたら共感してもらえる冒頭文が書けるの?」という点です。

その悩みを解決するために、おすすめの冒頭の書き方をお伝えしますね。

冒頭の文章を書く際は以下の流れを意識してみてください。

  1.  共感
  2.  簡単な結論
  3.  記事全体の概要

このような流れで冒頭文を書くことで、本文の内容もスムーズに読み進めてもらえるのでおすすめです。

では、具体例として、「副業 稼ぐ」というキーワードで記事を書く際のイメージをお伝えしますね。

在宅で気楽に始められる副業稼ぐことができたら、もっと人生が楽しくなると思いませんか?

  • 副業で稼いでみたい
  • 具体的にどんな仕事があるんだろう?
  • 自分にできるの?

こんな感情を持ちながらも「でも、副業で稼ぐのなんて自分には無理だよ!」と不安になることもあるでしょう。(共感)

でも安心してください。

実は、副業で稼いでる人は世の中にたくさんいるんですね。

しかも、中には本業の収入を超える人も実際に存在しています。(簡単な結論)

この記事では、あなたに本業とは別に収入の柱を作ってもらうために、副業の中でも比較的チャレンジしやすい、副業ライターで月20万円稼ぐ方法をお伝えしていきます。(記事全体の概要)

上記のように、「共感⇒簡単な結論⇒記事全体の概要」という流れで記事を書いていくことで、本文に入るまでの興味付けを行うことができるわけですね。

わいず

興味付けに関してはお金がイメージしやすいので、「稼ぐ」というキーワードを選びました。

「共感⇒簡単な結論⇒記事全体の概要」を使うことで、読者の興味を引きつつ自然な形でキーワードを含んだ文章を書けるようになるのでおすすめです。

ポイント6.口調を統一する(ですます調で書く)

相手に読まれる記事を書く6つ目のポイントは、「口調を統一する(ですます調で書く」ということです。

一般的な文章の書き方には、大きく分けて2種類の口調があります。

  1. 「です・ます調」
  2. 「だ・である調」

あなたのブログはどちらになっているでしょうか?

個人的には、「だ・である」調は上から目線になりがちなので、「です・ます調」をおすすめします。

理由は単純で、「上から目線は読んでいて不快にするから」です。

実際、ネットサーフィンをしていても「だ・である」調の記事ってなかなか見かけませんよね。

時々、権威性を持たせたいのか「だ・である」調を使う人がいます。

でも、よっぽど「権威のある職業」や「実績のある人」「先生といわれる職業」以外は、「この人なんか偉そう」というマイナスイメージを持たれてしまう可能性があります。

無理に「だ・である調」を使ってブランディングしようと思わなくても、分かりやすい文章であなたの思いを伝えていけば、信頼関係は築いていけるので安心してくださいね。

ポイント7.漢字とひらがなを使い分ける。(難しい漢字は使わない)

相手に読まれる記事を書く7つ目のポイントは、「漢字とひらがなを使い分ける」ということです。

その理由は単純で、漢字ばかりの文章は読みづらいからです。

かといって、「平仮名ばかり」で書いてしまうと稚拙な印象を与えてしまいますよね。

明確に漢字とひらがなの比率が決まっているわけではありませんが、あくまで「読者に読みやすい文章にするにはどうしたらいいのか?」という視点で文章を書けば自然と読みやすい文章になります。

イメージしやすいように、少し事例を挙げてみますね。

よくやりがちなパターンは以下の2つです。

  1. いう 
  2. みる 

この2つを無意味に漢字にしたり、ひらがなにする人が多いですね。

あまり意識をしたことがないかもしれませんが、正しくは、「見る」「言う」は行動が伴うときに感じにするのが正解です。

わいず

質の高いコンテンツを掲載しているサイト(検索ボリュームが多いキーワードで1位を取っている記事)などを見ると、スラスラ読める文章で書かれている事が多いので参考にしてみてください。

ヒナタ

上の文でも、「見る」と「みて」を使い分けていますよね。

ポイント8.一文一意(ひとつの文章に一つの情報)を意識する

相手に読まれる記事を書くための8つ目のポイントは、「ひとつ記事につき一つの情報しか伝えない」という点です。

文章って意識をしていないと、ついつい長くなってしまいがちです。

特に日本語は、1文をどこまでも長く繋げていくことが出来てしまうという特徴を持った言語です。

文字数を稼ごうと思えばいくらでも書けてしまうんですね。

でも、文章を無意味に長くするのではなく、一文一意を意識して簡潔に言葉を区切っていくことで「読み手に伝わりやすい文章」を書けるようになります。

では、具体例を使って説明していきます。

悪い例

今日は仕事が休みで彼女とデートの約束をしていたが、雨が振っていたので出かけるのが面倒になり彼女に連絡しようか迷ったが、約束を破るのは良くないのでやっぱり約束を守って出かけることにした。

この文章で言いたいことは以下の2つの情報です。

  1. 今日は休日で彼女とデートにいく(前提の情報)
  2. 雨が振っていて出かけるのが面倒になったが約束を守る(伝えたい話)

この2つの情報を分かりやすく伝えるとどうなるでしょうか?

この文章を改善すると次のようになります。

改善版

今日は仕事が休みなので彼女とデートに行く予定です。

雨が降っていて出かけるのが面倒ですが、彼女との約束を破るわけにはいかないので、予定通り遊びに行きます。

このように、「~ですが」「~ので」という接続詞を何度も多用すると、どこまでも文章を長く出来てしまいますが、読みやすい文章を書くためには、伝えたいポイントを理解し「簡潔に短い言葉で伝える」ことが大切です。

ポイント9.適度な長さで改行する

相手に読まれる記事を書く9つ目のポイントは、適度な長さで改行を入れるということです。

理由は、改行のない文章はとても読み辛いからですね。

改行のタイミングでよく言われているのは「30文字くらいを目安に改行をすると、読みやすい文章になる」ということです。

以前は、ほとんどの人がパソコンでアクセスしていたので30文字くらいで改行したら、確かにきれいで読みやすい文章になっていました。

しかし、最近ではパソコンよりもスマートフォンでアクセスする人のほうが多くなっているので、パソコン向けに改行をしてしまうと、スマートフォンで見たときに変な改行で表示されてしまう場合があるんですね。

パソコンで見たとき

今日は映画を見に行きました。

彼女の見たがっていた「〇〇」という映画を(←ここで改行)
見ましたが、とても感動的で素晴らしい映画でした。

※スマートフォンで見るとこちらも変な改行になっています。

スマートフォンで見たとき

今日は映画を見に行きました。


彼女の見たがっていた「〇〇」と
いう映画を (←変な改行)
見ましたが、とても素晴らしい映
画でした。

このように、パソコン表示だけを見て安心していると、スマートフォンでは変な場所で改行されてしまい、返って読みづらくなる危険もあるので注意が必要です。

結論をいうと、一文を途中で区切らず続けて「。」で改行してあげることで、「パソコン」でも「スマートフォン」でも見やすい文章にすることができます。

ポイント10.専門用語をなるべく使わない(使うなら注釈を入れる)

相手に読まれる記事を書く10個目のポイントは、「専門用語をなるべく使わない」という点です。

理想は、「中学生でもわかる文章」を書くことです。

中学生に伝わらないような専門用語を使ってしまうと、読者は離脱してしまいます。

専門用語は出来る限り誰にでも意味が通じる一般的な言葉に言い換えてください。

もしくは、言葉を装飾して意味を説明します。

どうしても専門用語を使う必要があるときは注釈を入れて説明してあげるということですね。

悪い例

あなたのサイトはSEO対策を行えば収益が伸びます。

※「SEO対策」とは、検索エンジンでサイトを上位に表示させるための手法のことです。

ブログを運営している人にとってみれば、「SEOは専門用語ではない」と思うかもしれません。

しかし、世間一般の人にとっては「専門用語」なので「知らないことを前提」で情報を補足してあげる必要があります。

改善後

あなたのサイトはSEO対策を行えば収益が伸びます。

※「SEO対策」とは、検索エンジンでサイトを上位に表示させるための手法のことです。

このように補足してあげることで、初心者の方にも「SEOが何なのか?」という部分を理解できるわけですね。

ただ、少し深掘りした話をすると、ターゲットとしているお客さんによっては説明は不要な場合もあります。

たとえばこんなパターンです。

  • 「SEO 外部対策 方法」
  • 「SEO 内部対策 コツ」

このようなキーワードを検索する人達は、前提として「SEO」について知っている人達です。

前提がわかりきっているキーワードを狙っている場合、「SEO」について説明するのはむしろ不親切になります。

つまり、「知識を持っている」という前提があるキーワードに関しては専門用語を使ったほうが伝わりやすいということです。

ポイント11.箇条書きタグを使う

相手に読まれる記事を書く11個目のポイントは、箇条書きタグを使うということです。

その理由は、箇条書きタグを使うことで文章が分かりやすくなるからですね。

箇条書きタグは、文章中に以下のような記述をする場合に使います。

  • 順序がある手順や方法
  • 事例の列挙

このような場合に箇条書きタグを使うと、読みやすい記事になるわけですね。

では、具体的な使い方を説明していきます。

順序がある手順や方法の例

「どん兵衛」の作り方手順は以下の通りです。

  1. フタを半分まではがし、彩り七味付き粉末スープの袋を取り出す。
  2. 粉末スープを先に入れ、熱湯をあげの上から内側の線までゆっくり注ぐ。
  3. フタをして5分後、かるくかき混ぜる。最後に彩り七味をかけて出来上がり。

事例を列挙する場合

  • ライティング関連の本を読む(最低10冊)
  • 心理学の本を読む
  • SEOの勉強をする
  • 試行錯誤してリサーチ力を向上させる

このように、箇条書きタグを使うだけで文章がスッキリして読みやすい記事になります。

ぜひ意識してみてくださいね。

ポイント12.文字の強調を上手く使いこなす

相手に読まれる記事を書くためのポイント12個目は、強調を上手く使いこなすという点です。

強調は、記事にメリハリが付いて読みやすくなる効果的な方法です。

しかし、使いすぎると文章の重要度がはっきりせず、逆に読み辛くなってしまうので注意が必要です。

強調を行う手段としては

  • 太文字
  • 太文字+蛍光マーカー
  • 赤太字

上記3パターンを使うと分かりやすいのでおすすめです。

ちなみに文字サイズを大きくして強調する手法などもありますが、「スマホだと読みづらくなってしまう」のであまりおすすめしません。

個人的には、シンプルに

  • 太字にする文章の目安は読者の「得たい欲」「避けたい欲」の箇所
  • 赤太字にする文章の目安は、「太字にした中でも得に強い欲」「インパクトのある結論」

上記のような感じでおぼえておくと、うまく強調を用いながらメリハリのある文章が書けるのでおすすめです。

ポイント13.まとめの書き方(流し読み対策)を意識する

相手に読まれる記事を書くためのポイント13個目は、まとめの書き方(流し読み対策)を意識するということです。

記事の中で、タイトル、冒頭文の次に大事なのが最後の「まとめ文のパート」です。

先ほどもお伝えしましたが、ネットの世界は淡泊で読者には時間がありません。

記事は一文一句丁寧に読まれず、流し読みされることが多いです。

しかし、「最初と最後」は読まれる確率が高い場所でもあります。

なぜなら、流し読みする読者は「最初と最後は記事の要点がまとまっている」と無意識に感じているからです。

まとめの書き方は

  • 問題点の原因
  • 問題点の解決策

を簡潔に書いてください。

簡潔にまとめたあとに、あなたの目的を達成するための提案をすることもできます。

最後のまとめ部分は、商品やサービスなどを紹介しやすい部分なので積極的に活用することをおすすめします。

たとえば、メルマガの登録者を増やすことが目的であればこんな感じです。

今回は、多くの副業ライターが思うように稼げない理由についてお伝えしました。

副業ライターで稼ぐことができない原因は、文章力とリサーチ力を上げる努力をせず(原因)、安い案件ばかり請け負っているからです。(解決策)

文章力・リサーチ力が高く、質の高い記事を書く人に高い報酬が支払われるのは当たり前のことですよね?

ということは、あなたも質を高める努力をすれば、報酬を上げることができるというわけです。

  • ライティング関連の本みスキルを高める(最低10冊)
  • 心理学の本を読み、読者心理を理解する
  • SEOの勉強をする
  • 試行錯誤してリサーチ力を向上させる

このように、スキルアップして稼ぐための方法はいくらでもあります。

「何となくチャレンジして楽に稼げる」なんて考えないでください。

本気で人生を変えたいと思っているならば、勉強も苦にならないはずです。

報酬を上げる方法は、あなたのスキルアップ以外に道はないですからね。

スキルアップのために僕の運営している無料のメール講座で勉強しても良いですし、僕がおすすめするライティングの本で勉強するといいですよ。

どんどんスキルアップして、副業ライターとして稼いでいきましょう!

こんな感じで、まとめ部分の記事を書くことで、自然な形でメルマガ登録ページや商品紹介ページに誘導することができます。

ポイント14.デザインや構成も読みやすい環境作りを意識する

14個目のポイントは、デザインや構成も読みやすい環境作りを意識するという点です。

意外と見落としがちなのが、ブログのデザインなんですね。

「ブログのデザインにこだわっているヒマがあれば記事を書け!」という風潮なので「デザインなんかどうでもいい!」と思っている方も少なくありません。

もちろん、ブログを始めたばかりであれば「記事を書くこと優先させる」ことは大切です。

でも、ある程度ブログを書いた経験があるならば「次のステップ」として、ブログのデザインにも意識を向けてみてください。

ブログのデザインを変更するには、WordPressのテンプレートを導入する必要がありますが、基本的には「無料」「有料」かかわらず、自分が使いやすいテーマを使うといいですよ。

色々なWordPressテーマを使った結果、「SWELL」というテンプレートに落ち着いています。

僕自身「ライティングについての情報」を発信しているので、記事を読みやすくする環境作りには力を入れています。

効率化できる部分は、他力を借りて、あなたのブログに訪れる読者さんが読みやすい環境を作っていきましょう。

まとめ.一球入魂の記事を書く時はブログ記事の書き方を意識してみよう

今回は、「読者に読まれるブログ記事を書くコツ」についてまとめてみました。

今回のポイントは下記のとおり。

  1. 記事を書く目的を明確にする
  2. 記事のメインキーワードを決める
  3. ブログ記事にキーワードを含めて書く
  4. ブログの記事は「PREP法」で書く
  5. 冒頭の書き方を工夫する
  6. 口調を統一する(ですます調で書く)
  7. 漢字とひらがなを使い分ける。(難しい漢字は使わない)
  8. 一文一意(ひとつの文章に一つの情報)を意識する
  9. 適度な長さで改行する
  10. 専門用語を使わない(使うなら注釈を入れる)
  11. 箇条書きタグを使う
  12. 文字の強調を上手く使いこなす
  13. まとめの書き方(流し読み対策)を意識する
  14. デザインや構成も読みやすい環境作りを意識する

今回お伝えしたのは「あくまで上辺のテクニック」に過ぎません。

1番大切なのは「誰に何をどのように伝えるのか」を意識で記事を書くことです。

あなたの伝える情報を得ることで「悩みや疑問を解決できる読者」は必ず存在します。

難しく考えずに、相手の読みやすい記事の書き方を意識してブログを書いてみてくださいね。

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この記事を書いた人

ブログ×Twitterでファミリーキャンプの魅力を発信する広島弁のキャンパー。

愛用テント:サバティカル アルニカ&アメニティドームM
愛用タープ:オガワ フィールドタープヘキサDX

キャンプスタイル:家族との時間重視のシンプルなキャンプスタイルをモットーにしている。

子供と行くキャンプだからこそ「コンパクト=時短」が重要だと感じたことがきっかけで、”シンプルかつコンパクトに自然を楽しむ人生”をテーマにブログ発信中

目標:ブログやSNSを通じて繋がった方々とキャンプをすること

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