コンビニの隣にコンビニがあるのはなぜ?日常生活の裏側に潜むマーケティング戦略の裏側を検証

【アイキャッチ画像】コンビニが隣接しているのはなぜ?

今回は、「コンビニはなぜ隣接して出店するの?」という僕自身の疑問について検証したことを解説します。

なぜ、こんな記事を書くことにしたかというと、僕自身が家族とキャンプをするようになってから、以前よりも広範囲のコンビニに行く機会が増えたからです。

色々な地域でコンビニに行っていると、ふと疑問に思うことがありました。

それは、「同じコンビニ同士なのに距離近くない?」という疑問でした。

あなたの町にも「え?なんでこんなにコンビニが密集してるの?」と感じるエリアがあるのではないでしょうか?

僕の地元にはコンビニ自体があまりありませんが、ある程度の規模の町であれば、どこでも見る光景ですよね。

昔から「こんなにコンビニ必要ある?」という疑問はもっていたのですが、今回その疑問を解消するきっかけとなる記事や知人に聞いた情報をもとに考察をしてみました。

わいず

あくまで個人的に検証してみて感じた感想なので、あらかじめご了承ください。

目次

なぜ、コンビニは隣接して複数出店するのか?

なぜ、コンビニは近隣地域に密接して出店するのでしょうか。

コンビニって、密集して出店していることが多いですよね。

セブンイレブンやファミリーマートが隣接していたり、ローソンのすぐ近くにローソンが出店したりしているのを見かけると思います。

市街地では、徒歩5 – 10分圏内に同一チェーンの別店舗が複数あるなど、同一地域内に特定チェーンの店舗が隣接していることも多いですよね。

これはコンビニチェーン本部による「ドミナント戦略」と呼ばれる販売戦略に基づくマーケティング戦略です。

ドミナント戦略とは

ドミナント(dominant)は、「支配的な」「優勢な」「優位に立つ」という意味を持つ言葉です。

小売業がチェーン展開をする場合に、地域を特定し、その特定地域内に集中した店舗展開を行うことで経営効率を高める一方で、地域内でのシェアを拡大し、他小売業の優位に立つことを狙う戦略ドミナント戦略といいます。

引用:マーケティング用語集 ドミナント戦略 

ドミナント戦略を導入する目的は大きく分けて2つあります。

  • 該当エリアの認知度を向上し、地域に根差した商売ができる
  • 在庫を置くスペースが少ないコンビニの特性上、各店舗の距離が離れていると配送の時間とコストがかかりすぎ非効率になる

上記のように、地域ごとに配送センターを設置して、近隣エリアに集中出店することで「認知度向上」と「コスト削減」を両できるメリットがあるわけです。

特に、地域によってコンビニが集中しているエリアが違うのも面白い点ですね。

たとえば、

  • セブンイレブンが多い地域。
  • ローソンが多い地域。
  • ファミリーマートが多い地域。
  • ミニストップが多い地域

など地域によって色々な特性があります。

そして、一番目につくコンビニといえば「セブンイレブン」ではないでしょうか。

わいず

セブンイレブンは、全国に約21,000店舗あるそうなので、いたるところで見かけるのも当然かもしれないですね

ドミナント戦略にデメリットはないの?

もちろん、ドミナント戦略で出店数を増やす上でのデメリットもあります。

  • 災害などの影響を受けたら被害が大きい
  • 自社店舗同士で、客を取り合う。

このように、出店数を増やす事で起こるメリットとデメリットの両面があるというわけですね。

一般的には、コンビニ同士が近くにあるのは、このような理由があるからだといわれています。

でも、本当にドミナント戦略で認知度を向上することだけがコンビニが隣接している理由なのでしょうか?

その理由を続いてお話していきます。

同じコンビニが近隣で出店する本当の理由

コンビニが隣接する理由は、コンビニ業界の運営形態が関係しています。

あなたもご存じかもしれませんが、コンビニの運営形態には2種類あります。

  • 企業の本部が運営する「直営店」
  • オーナーが運営する「フランチャイズ店」

の2つですね。

フランチャイズとは

一方が自己の商号・商標などを使用する権利、自己の開発した商品(サービスを含む)を提供する権利、営業上のノウハウなど(これらを総称してフランチャイズパッケージと呼ぶ)を提供し、これにより自己と同一のイメージ(ブランド)で営業を行わせ、他方が、これに対して対価(ロイヤルティー)を支払う約束によって成り立つ事業契約である。

通常、権利や商標、ノウハウなどを提供する側をフランチャイザー(本部)と呼び、受ける側をフランチャイジー(加盟者・加盟店)と呼ぶ。

引用:フランチャイズ – Wikipedia

簡単にいうと、フランチャイズとは契約料を払い、看板やノウハウを借りてお店を経営することです。

フランチャイズオーナーは、企業にマージン料を払い、「コンビニチェーンの看板」と「ブランドバリューや経営のノウハウ」などを活用して、コンビニ経営をしていきます。

  • 直営店の店長は雇われ店長なので給料制。
  • フランチャイズのオーナーは、自営業なので売り上げによって変動する。

このように一見みると、オーナー店舗は素晴らしいシステムにみえますが、もちろんデメリットもあります。

フランチャイズ店のデメリットは?

フランチャイズ店のデメリットは「FC本部の判断次第で経営が左右される」という点です。

通常、脱サラしてコンビニのオーナーになる場合は多額の資金が必要になります。

退職金や貯金などを工面して独立するわけですが、オーナー店はオープンして集客をするだけで上手くいくというわけにはいかないわけです。

その理由が、本部からの様々な提案にあります。

出さないなら他に出す

実は、この2店を経営しているのは同一のオーナー一家だ。コンビニチェーンが既存店のすぐ隣に新店を設けることが、全くないわけではない。建物が古くなり、駐車場などの既存のスペースに店舗を建て替える場合などがそうだ。だがそういったケースでは店舗の「移転」などとして扱うのが普通で、旧店は新店開業後に閉める。だが田端の店舗の場合、新店の開業後3か月が経過しても、旧店を閉める気配はない。

 この新店の出店経緯については、セブンイレブン本部もオーナー一家も、かたくなに口を閉ざす。ただ、事情を知るという複数の近隣商店主らの証言によると、ライバルのコンビニチェーンの出店を危惧した本部が用地を確保し、既に1店を経営しているオーナーに2店目の出店を打診したとされる。「オーナーが断っても、本部側はじゃあ別の経営者を探す、という姿勢だった」(関係者)という。

出典:セブンの隣にセブンができるワケ:日経ビジネスオンライン

※現在、日経ビジネスオンライン様の上記記事は削除されています。

このように、コンビニの本部は目星を付けたエリアを先に確保した上で、近隣オーナーに出店を持ちかけます。

本部からすれば、他社のコンビニが出店しなければ、どのオーナーが経営しても収益に変わりはありません。

しかし、すでにコンビニを経営しているオーナーからすれば、「自分以外のオーナー」が出店してしまうと、集客数が減り経営状態が悪化してしまう可能性もあります。

まず、本部は多額のフランチャイズ料を徴収してお店を出させます。

そして、経営が軌道に乗ってきて、このエリアは流行ると確信を持てた段階で、すぐ近くに直営店を出すという可能性もありことになります。

つまり、金銭的な不可が増えたとしても「オーナーは出店せざるを得ない」ということなんです。

コンビニは、どこに店舗を構えるかという「立地条件」が売り上げを大きく左右させます。

そのため市場調査に余念がありません。

駅の広告などにフランチャイズ説明会の案内を見かけることがありますが、そのような説明会で一国一城の主になりたいという、オーナー候補を集めるわけです。

コンビニの新店舗を先に作った上で「フランチャイズオーナー募集中!」なんて張り紙が貼ってある光景などは、地方で時々見る光景ですよね。

あのような店舗に、やる気のあるオーナーが出店するという構図になっています。

フランチャイズ店のオーナーになると危険なの?

ここまでお話すると「フランチャイズオーナーは危険なんじゃないか」という疑問が浮かぶと思います。

でも、きちんと説明会で疑問を解消した上で参画するならば「最初からブランドの看板」を借りた上で経営できるのは魅力的ですよね。

ビジネスをする上で1番悩みとなるのは「集客」ですから。

「セブンイレブンが近所に出店した」というだけで、新店オープンキャンペーンには多くの人が訪れます。

これは、ゼロからビジネスを立ち上げることを考えると考えられないメリットです。

とはいえ、契約料や借金問題、アルバイトの不足など、運営する上で頭を抱える問題はでてくるでしょう。

わいず

僕も学生時代にコンビニでアルバイトをした経験がありますが、バイトが休むとオーナー夫婦がシフトの穴埋めをしていて大変そうでした。

まとめ.商品で差別化できないからこそ、個人ブランドが大事

ここまでお話してきたように、コンビニが隣同士に出店する理由は「企業のマーケィング戦略」が背景にあります。

コンビニで成功するためには「立地」が大きな要因をしめるので、どこに出店するかは重要な要素です。

扱う商品は「差別化できない」し、「価格が高い(定価)」ので、いかにお客さんが集まるエリアに出店できるかが大事なのは納得できますよね。

コンビニで他店と差別化をするのは難しいかもしれません。

ただ、「コンビニオーナー奮闘記」のようなブログを作って、フランチャイズの裏側や日々考えていることを発信している方もおられるので、工夫次第で近隣の店舗との差別化を図ることも不可能ではないかと考えています。

ブログの書き方は下記の記事で詳しく紹介しています。

今の世の中は、自分の工夫次第でいくらでもチャンスを活かす環境は整っています。

「企業のブランド力」と「商品力」に依存するのではなく、自分の力と工夫で「自身の強みを活かした戦略」を考えていくこともビジネスの醍醐味だと感じます。

サラリーマンが「脱サラ」して起業するというのは勇気のいる行為です。

しかし、リスクを冒してまで「チャレンジする」という選択肢を選ぶ方には「結果」を出してほしいと率直に感じます。

今回の記事は、私の疑問をもとに書いたので「主観的」な記事となりましたことをお許しください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

ブログ×Twitterでファミリーキャンプの魅力を発信する広島弁のキャンパー。

愛用テント:サバティカル アルニカ&アメニティドームM
愛用タープ:オガワ フィールドタープヘキサDX

キャンプスタイル:家族との時間重視のシンプルなキャンプスタイルをモットーにしている。

子供と行くキャンプだからこそ「コンパクト=時短」が重要だと感じたことがきっかけで、”シンプルかつコンパクトに自然を楽しむ人生”をテーマにブログ発信中

目標:ブログやSNSを通じて繋がった方々とキャンプをすること

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