この記事では、「方向性を明確のしたブログ作りのコツ」をお伝えします。
あなたは今のブログを運営開始する際、コンセプトを決めて方向性を明確化したでしょうか?
僕はコピラボをスタートする際、コンセプトを決めずに始めたので「一貫性のないブログ」になってしまった経験があります。(反省)
ブログの運営に慣れてきたころ、当ブログ(コピラボ)の方向性を明確にしたいと思い「過去に書いた記事を60記事くらい削除」しました。
今だからわかります。
海図を持たずに航海にでる航海士はいないですよね。
この記事を読んでいるあなたには同じ失敗を繰り返してほしくないので、今回はブログをスタートさせる際に意識してほしい「ブログ設計図の作り方」を具体的に解説します。
あなたの努力を無駄にしないためにも、参考にしてくださいね。
[voicel icon=”https://copilabo-sakayu.com/wp-content/uploads/2017/09/f294f4a982acdbae54fd135778860406.png” name=”中村”]最初に苦労しておくと、後からグッと楽になります[/voicel]
[voicer icon=”https://copilabo-sakayu.com/wp-content/uploads/2017/11/438bfa81d690f34f720e33fb2e6c15bd.png” name=”文子”]何でも最初が肝心ですよね[/voicer]
ブログの設計図とは?サイトコンセプトがなぜ重要なの?

ブログの設計図が必要な理由は、サイトのコンセプトを決めて方向性を明確にするためです。
ワンピースで例えると、ナミ(航海士)が仲間になっていなければ、グランドラインは目指せず、物語自体が成り立たないですよね。
ナミがいないとワンピースの物語が成り立たないのと同じように、ブログも「目指す方向性」を決めずにスタートさせてしまうと迷宮に迷いこみます。
ちなみに、コンセプトには以下のような意味があります。
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- 概念
- 企画・広告などで全体を貫く基本的な観点・考え方。
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これは、「全体の元となる基本的な考え方・根本的な思想・信念」とも言い換えることができます。 つまり、まずコンセプトを決めることで、
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- だれに(ターゲット)
- なにを(メインテーマ)
- どのように伝えていくのか
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を明確にすることで、一貫性のあるブログ運営ができるわけですね。 ブログの設計図と聞いてもイメージしにくい場合は、大工さんが家を建てるシーンを思い浮かべてみてください。 もし、大工さんが家を建てるのに図面を引かずに、思いつきで家を建てているのを見たらどうでしょう? そんな業者に、自分の家を建てる依頼をしたいと思わないですよね。 ブログを運営する上でも同じことがいえます。 見込み客に響くブログにするためには、しっかりとした「骨格(設計図)」を作った上で、読者の欲求を満たす記事を書いていく必要があるというわけです。 つまり、あなたがブログを通して「何を伝えるか?」という部分を明確にする必要があるということ。 大事なのは、 危険があるという点です。 「このブログは自分の役に立つ!」と思ってもらえなければ、せっかく訪れてくれた方に素通りされてしまいますよね。 軸がないブログは、こだわりのない飲食店のようなものと言い換えることもできます。 たとえば、こんなシーンって体験したことないですか? あなたは「お昼ごはんにラーメンを食べたい」と思って、お店を探していました。 すると、2軒のラーメン屋さんが並んで建っているのを発見。 お店の看板を見てみると以下のようなメッセージが書いてあります。 あなたはどちらのお店で食べたいと思いますか? きっと「Aの味噌ラーメン専門店」に入ってみようと思うのではないでしょうか? 味噌ラーメンだけを作り続けて20年と聞くと、こだわりを感じますよね。 Bという店はメニューの数だけ増やして、ラーメンの味に自信がないようにも感じてしまいます。 ブログもラーメン屋さんと同じです。 どちらが「読者さんの悩みや欲求を満たせそう」でしょうか? もちろん、お店の中に入ってしまえばサイドメニューがあってもいいんです。 しかし、入り口である看板には なんですね。 味噌ラーメン専門店というコンセプトを明確に伝えた上で、 など、競合と比べた自分の店の強みを伝えていくことで、より強固なブランドになっていきます。 こうした特徴や考え方が「コンセプト」を作るということです。 もちろん、いきなり完璧な設計図を作ろうと思うと何もできなくなってしまうので、ザックリと決めておいて運営をしていく中で軌道修正や微調整をしていけば大丈夫です。 1度作って完成となるホームページと違い、途中で何度でも手直しできるのがブログの強みですからね。
では、これからサイトコンセプトを決めていくための手順についてお伝えします。 僕がおすすめする、ブログの設計手順は6つあります。 具体的には次のようなステップで、サイト構築する準備をしていきます。 [/aside]
こんな感じで、順番に設計図を完成させていくわけです。 では、順番に詳しく説明していきます。 まずは、あなたが作成するブログの「テーマを選定」していきましょう。 恐らく、ブログを書こうとしているということは、発信したいテーマは決まっているはずですが、少し例を挙げてお話していきますね。 たとえば、あなたがダイエットのインストラクターだとして、「ダイエット」をテーマにしたブログを作るとしたらどうでしょう? 「ダイエットの専門サイト」 あらゆるダイエット法を集めた総合サイトです。 一見すると、良さそうですよね? でも、ダイエットという漠然としたテーマでは、 全てが曖昧になってしまうため、ターゲットの属性が明確になりません。 ちなみにGoogleで「ダイエット」と検索すると約 224,000,000 件のサイトがヒットしますので、1ページ表示させようと思うのは、かなり無謀です。 もし奇跡的に上位表示をされて、アクセスが大量に集まったとしても、あなたのターゲットと違う方が来てはあまり意味はないですよね? ターゲットは、 それを行うために「どんなテーマでブログ運営をするのか?」というテーマ選定はすごく大切なので、じっくり考えてみてくださいね。 2つ目のステップは、専門知識をインプットしていくということです。 ブログを運営していく上で、 です。 あなたが「自分で選んだテーマにおいては誰にも負けない!」という自信があるならば、知識の引き出しから情報発信していけば大丈夫です。 でも、まだ経験不足であったり、これから頑張ろう!と思っているならば、選んだテーマ(市場)についての知識をつける必要があるんですね。 知識がないと、いくら完璧な設計図を作ってみても記事が書けないので、情報発信は出来ませんからね。 ある程度、基礎知識を蓄えることを前提にして、ブログの運営方向やコンセプトなどの核となる部分を決めていきます。 この時に、おすすめなのが「書籍を読む」ということです。 本を読むとは当たり前すぎて、拍子抜けかもしれませんが情報発信をしていくためにはすごく大切です。 あなたが発信していきたいテーマの書籍を5~10冊購入して読み比べていくと「共通する部分」が出てきます。 [voicel icon=”https://copilabo-sakayu.com/wp-content/uploads/2017/09/5a29cbc48111d7b181d5e03ddf89a5c2.png” name=”中村”]僕でいうと、コピーライティングや心理学関連などの本を50冊以上読み漁りました[/voicel] 同じテーマの本を読んでいると分かるのですが、著者が違えば表現やノウハウは違っても、同じような表現やテクニックが出てくることがあります。 これが何を意味するかというと、重複する部分は「本質部分」であり、著者が大事だと思っている「重要な部分」ということになります。 ただし、書籍で読んだことを丸パクリしても意味がないので、「必ず自分の言葉で表現する」ということを意識してみてくださいね。 あくまで記事の為に書籍の内容をパクるのではなくて、あなたが発信していくテーマの本質は何なのか?を見極めていくということです。 ブログを書く上での読書はあくまで「資料集め」です。 じっくり全て読む必要はありませんので、必要な部分のみ書き出し、集めた資料をもとに、どんなブログを作っていくのかを具体的にイメージしていきましょう。 現代広告の心理技術101は人間の欲求を刺激する心理テクニックを実践で学べる良書[/topic]
3つ目のステップは、リサーチをしてターゲットの悩みを予測するということです。 ある程度情報収集が出来たら、次は実際に「悩み掲示板」であなたのターゲット層がどんなことに悩んでいるのかを把握するということですね。 あなたの経験や書籍から得た知識をもとにして、「世の中の人は何に悩んでいるのか?」をリサーチして理解することで、より読者に刺さる記事を書くことができるようになります。 具体的に活用していくツールとしては、 Yahoo!知恵袋:https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
教えて!goo:https://oshiete.goo.ne.jp/
OKWave:https://okwave.jp/
このようなツールを使って悩みを検索していきます。 この時には、質問者のコメントだけを見れば大丈夫です。 回答者の中には、 です。 あくまで掲示板でリサーチをするのは「世の中の人がどんな悩みを持っているのか理解する」ためということを忘れないでくださいね。 悩み掲示板に書き込むくらい悩んでいる人の意見ですので、深い悩みを知ることができます。 可能であれば、1~2ページで分かった気になるのではなく、10ページ以上調べてみてください。 思いもよらない悩みを発見できることもあります。 この作業は、ハッキリ言ってかなり面倒くさいです。 だからこそ多くの人はやりませんし、本当にユーザーの悩みを解決できるあなただけの記事を作っていくことが出来るわけですね。 4つ目のステップは、ブログのターゲット(ペルソナ)を決めるということです。 ここでようやく、あなたのブログのターゲットとなるユーザー像を決めていくわけですね。 悩み掲示板であなたの運営するテーマにおいて「どんな悩みが多いのか」を理解したら、この悩みをもとにターゲットを明確に設定していきます ここの部分をしっかり決めてかないと、「誰に届けたいメッセージなのか?」という部分がぼんやりしてしまい、読み手に伝わる記事にはなりません。 例えば、先ほどのダイエットを例に挙げてみても このように「痩せたい」という観念で考えてみても求めている情報が全く違うわけですね。 ウォーキングで痩せたい人に売れ筋のロードバイクの事を話しても興味はないでしょうし、逆にヨガで痩せたい人にマラソン大会の情報などはいらないわけです。 ターゲットを設定する時には「たった一人の見込み客」まで絞りこむことが大切です。 簡単にいうと「この人」というターゲットを決めてしまい、その人を想像しながら記事を作成したり、ブログを構成していくわけです。 「ターゲットを1人に絞り込む」と言われると不安に感じるかもしれませんが、実は全く逆で情報発信をしていく際には「1人」に絞り込まないと相手に響きません。 なぜかというと、人は基本的に自分の事にしか関心がありません。 「みなさーん」といってしまうと、多くの人は「自分には関係ない」と思ってしまいます。 例えば、商店街を歩いていて「ちょっとそこの人!」と叫んでも誰も振り向いてくれないかもしれませんよね? しかし「そこの赤いバッグを持った、ショートカットのお姉さん!」と叫べばどうでしょう? その赤いバッグを持ったショートカットの女性はもちろん振り向くでしょうし、他にも赤いバッグを持っている人や、ショートカットの女性が「自分の事かな?」と思って振り返る可能性だって充分にあるわけです。 このように「1人」までしぼっていくと少なくとも、あなたの想像したその人は「自分の事かな?」と思ってきますし、その人に似た境遇の人も集まってきます。 「この部分は違うけど、この部分は同じだ」という風に、結果的に多くの人が「共感」し集まってくるわけです。 具体的にどうやってターゲットを細分化していくかというと、 という風に、あなたのブログに来てくれる人の顔を出来る限り具体的に想像してみてください。 最終的には「〇〇さんなら、このサービスは喜んでくれるな」という個人名にまで落とし込めたらベストです。 例えばこんな感じで設定してきます。
[aside type=”boader”] 〈ペルソナサンプル〉 [/aside]
このように作成しておくことで、ターゲットの事を予測しやすくなります。 こんな感じで、「ターゲットの内面・心理面」まで具体的にイメージしていくことで、読者の心を動かす文章を書けるようになります。 あなたのブログのターゲット(ペルソナ)が決まれば、次はSEOで上位表示させる記事を書くためのキーワード選定を行っていきます。 例えば「独身時代のようにマラソンを始めてみようかな?」と考えているターゲットが調べそうなキーワードを考えてみましょう。 というようなキーワードが思い浮かぶとしますね。 この段階では使えるかどうかは気にせずに、とにかく思いつく限りのキーワードを書き出してください。 考えたキーワードは、この後にツールを使ってふるいにかけていくので、この段階ではターゲットならば「どんなキーワードで検索するだろう?」という点だけに絞って考えてみてください。 思いつく限り考えたら、続いてツールを使ってふるいにかけていきます。 使用するツール:関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
このサイトは無料にも関わらず、関連するキーワードを五十音順に吐き出してくれる上、教えてgooやYahoo!知恵袋での結果も取得することができます。 このツールに例えば「マラソン フォーム」と打ち込むと、下記のようにサジェストキーワードを一気に取得できます。
この中の、全キーワードリストをメモ帳やエクセルにコピー&ペーストして保存してください。 これをこのまま、「Google キーワードプランナー」に入力して、検索ボリュームをリサーチします。 使用ツール:Google キーワードプランナー
▼関連キーワード取得ツールで、取得したキーワードを貼り付けます。
すると、関連キーワード取得ツールで取得したキーワードが月に何回くらい検索されているのかがわかります。 ※検索ボリュームは広告を掲載したら、100~1000というような表示ではなく「650」という風に正確に表示されますが、僕はあくまで目安として使っているので、曖昧な表示のままやっています。
検索ボリュームはあくまで一つの「目安」として考えてください。 この2つのツールを使うことで「検索ボリューム」をリサーチして、キーワード候補をどんどん書き出していきましょう。 上記のような手順でキーワードをリサーチしていけば、あなただけのお宝キーワードが見つかることもあります。 ただ、あなたが副業でブログを運営しているサラリーマンであれば、限られた時間を有効に使いたいと思います。 そんな時には、下記のような「キーワード検索ツール」を活用すれば、ボタンをクリックするだけで、関連キーワードを大量に取得してくれるので時間短縮もできます。 あなたのペースに合わせて使いやすい方法を実践してくださいね。 時短ツールで作業を効率化!サイト運営が10倍楽になるツールの魅力を解説[/topic]
最後のステップは、読みやすさを意識して記事を書いていくという段階です。 ここまでで上記のような準備を整えましたよね。 「何を誰に伝えるか」が決まったら、いよいよ「どうやって伝えるか?」という部分に入っていきます。 読みやすいブログの書き方のコツに関しては、別記事でも書いています。
[topic color=”red” title=”あわせて読みたい記事”] ブログの記事構成をおぼえよう!Webサイトの運営が3倍楽になる文章のひな型を大公開[/topic]
ここまで準備してきた設計図の情報を盛り込んだ記事を書いていくことで、検索ユーザーの求めている記事を作成することができます。 ただ1点注意してほしいのは、Googleを意識したSEOにこだわりすぎると、人間が読んだ時にものすごく読みにくい文章になってしまうということです。 あくまで大事なのは「検索ユーザー悩みを解決してあげる」ことであって、あなたの記事が評価されて上位表示されるかどうかは、結果論に過ぎないんですね。 人が検索する時には、必ず何かしらの目的(意図)があります。 目的を達成するために、「お、この記事は悩みを解決してくれそうだ」と思ってもらうタイトルをつける必要があるわけですね。 読者の心にグサッと刺さるブログタイトルの決め方に関しても、別記事で詳しく書いています。 Google検索1位がすべてじゃない!自然と読まれるブログ記事タイトルの決め方[/topic]
読者の求めている「答え」を表すタイトルをつけてあげることで、あなたの記事は読まれるようになっていきます。
今回は、ブログを始める前のサイトコンセプトの作り方についてお話しました。 手順を振り返っておくと、
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となります。 少し難しかったかもしれませんが、無計画にブログを運営していくのと、設計書を作って戦略的に運営していくのでは、1年経った時に大きく成果に差が出ます。 ただ、マジメな方ほど最初から完璧なものを作ろうとして、前に進めないまま挫折してしまいがちです。 ブログの設計図は、あくまで道しるべにすぎないので、ブログを運営しながら書き足していけば大丈夫です。 最初から100を目指さず、小さな「1」を積み上げていきましょう。 ではでは、最後までありがとうございました。「なんでも屋さん」は存在していないのと同じ
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【具体例付き】ブログ設計図を作るための6つの手順
ステップ1.ブログで発信するテーマを考える
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ステップ2.参入テーマに関する基礎知識を学ぶ
ステップ3.想定読者(ペルソナ)の悩みの炙り出す
ステップ4.ターゲット(ペルソナ)を決める
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女性としての自信を失いかけているため、何とかしてダイエットを成功したいと思っている。
子育てで自分に使える時間が限られているため、そんな自分でも成果を出すことが出来るダイエットはないものか?と日々探している。
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ステップ5.記事のキーワード選定をおぼえる
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2018年7月追記.キーワード選定が苦痛に感じるなら検索ツールを使うのもあり
ステップ6.読みやすさを意識して記事を書いていく
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まとめ.ニッチなジャンルで自分のファンを作っていこう
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