どうも、ファミキャンブロガーの わいず(@FamilyCamp_Labo)です。
当サイトでは、「”キャンプを通じた成長”」をテーマに記事を書いています。
人によってキャンプを楽しむ目的は違うけれど、”ファミリーキャンプを通じた「コト(体験)・モノ(商品)・トキ(時間)」をによって、自己成長に繋がるきっかけになるのではないかと考えています。
私の発信する情報を通じて、なにかひとつでも生活の手助けになる情報をお届けできれば幸いです。
この記事を書いた人
趣味:ファミリーキャンプ、写真撮影
特徴:いいモノ(商品・サービス)を勝手に紹介するクセがある
人見知りをこじらせた結果、最終的に「文章で価値を伝える」をいう方法にいきついた人。
背伸びせず自分らしく楽しむというコンセプトで「ファミリーキャンプ」をテーマにブログ Family Camp Labo(通称:ファミキャンラボ)を運営中。
今回の記事では、
- 虫嫌いの子供(パートナー)をキャンプに誘いたい
- キャンプは好きだけど虫が苦手なので何とかしたい
- 夏キャンプの虫対策を知りたい
という方のために、
子連れのファミリーキャンパーが「夏キャンプを快適に過ごす」ための虫対策やおすすめグッズの紹介
を具体的に解説していきます。
はじめてのファミリーキャンプをいかに楽しく過ごせるかは「虫対策」にかかっているといっても過言ではありません。
我が家でも、娘が虫嫌いだったので、キャンプデビュー前は色々虫対策の方法を調べました。
当時は、今考えると余分なモノまで持っていっていましたので、今回は経験を重ねる中でシンプル化した「キャンプの虫対策方法とおすすめグッズの紹介」をします。
あなたの参考になれば幸いです。
あのときは娘がキャンプ嫌いにならないか心配だったよね
虫嫌いはパパに似たのかもね
キャンプでの不安や心配事|第1位は「虫刺され」に関する悩み
虫嫌いで悩んだのは自分だけかと思っていましたが、調べてみると「キャンプの心配事第1位こそ”虫に関する悩み”」でした。
上記は、楽天インサイトが独自に調査したデータを引用させていただいたものです。
楽天インサイト株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:田村 篤司、以下「楽天インサイト」)は、「キャンプに関する調査」をインターネットで実施しました。
今回の調査は、2019年6月11日(火)と6月12日(水)の2日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行いました。
引用:https://insight.rakuten.co.jp/report/20190722/
この調査によると、キャンプでの不安や心配ごと、第1位は「虫に刺されそう」(73.7%)となっています。
データを見ると、やはり男性よりも女性の方が「虫に対する心配」をしていることがわかりますね。
ファミリーキャンプデビューをするためには、「虫嫌いのパートナーやお子さん」を説得する必要があります。
虫嫌いの人からすると「どんな生き物がいるかわからない自然の中で寝泊まりするキャンプ」の何が楽しいのかわからないと感じるかもしれません。
そんな状態の人にキャンプの魅力を伝えるのって、なかなかハードルが高いことは予想できますよね。
実際、本当はファミキャンをしたいけど、奥さんが虫嫌いで一緒に行ってくれないから”やむを得ずソロキャンプをしている”という方も実際おられるのではないでしょうか。
ただ、女性の場合「自分が刺されるよりも、お子さんが虫に刺される心配」の方が大きいと思います。
僕も含め、男性は単純なので「キャンプの楽しいイメージ」が先行しがちですが、お子さんが絡むと、様々なリスクを想定してものごとを判断しています。
そんなママさんに向かって「キャンプ楽しいからいこうよ!」という力技だけでは、なかなか首をタテにふってくれない可能性がありますよね。
だからこそ、「キチンと対策していくから大丈夫」という安心感を与えてあげることが重要になってくるわけです。
特に「キャンプ=夏」というイメージが強いからか「虫がたくさんいる」というイメージをもってしまうのでしょう。
「キャンプをしたいけど虫は苦手!」と考えておられる方の中には、「虫が少ない」ことを理由に冬キャンプを選択するキャンパーさんも多くおられるようです。
冬キャンプをする理由の3割が「虫がいない時期」と回答
上記は観光経済新聞社さんが調査したデータですが、約3割の方は冬キャンプを選ぶ理由として「虫がいない」ことをあげています。
キャンプ場で注意すべき虫の種類や時期は?
自然の中で楽しむことができるファミリーキャンプは、子供の情操教育に最適ですが「虫対策」には注意が必要です。
山の中には数えきれないほどの虫が生息していますが、ここでは特に注意すべき虫の種類と特徴をお伝えします。
キャンプをする時に注意した虫は下記の通りです。
虫の名前 | 生息時期 | 最も活性化する時期や条件 | 生息場所 |
---|---|---|---|
蚊 | 4月~11月頃 | 気温が26度~31度くらい | 全国どこでも |
ブヨ(ブト) | 3月~10月頃 | 梅雨の時期~9月頃 | 水のキレイな川や渓流付近 |
蜂(スズメバチ) | 5月初旬~11月中旬頃 | 8月~9月頃 | 全国どこでも |
アブ | 6月~9月頃 | 18度~30度くらい | 川・水田・沼など |
ムカデ | 3月~12月頃 | 6月~8月頃(18度以上) | じめじめした暗い場所 |
すべての虫に敏感になってしまっては、キャンプ自体を楽しむことができませんので、必要最適限注意しておきたい虫を紹介しておきます。
蚊の特徴
1番刺される可能性が高いのは、やはり蚊ですよね。
一般的には、下記のような人が刺されやすいと言われています。
- 血液型がO型
- 妊娠中の女性
- 赤ちゃんや子供
- 黒い服を来ている人(黒→青→赤→黄→白の順に蚊を引き寄せ、黒と白の差は3~4倍)
- 飲酒をしている人
- 運動直後で汗をかいている人
多くの蚊は気温が15度以上になると吸血を始めると言われており、26度~31度くらいで最も活性化するそうです。
蜂(ハチ)
蜂といっても様々な種類がいますが、一般的に注意すべきは「スズメバチ」です。
スズメバチは「動きが早く攻撃性も高い」ので巣の近くを通っただけで攻撃されるケースもあります。
また、スズメバチの針は毒液がある限り、何度でも刺すことができるため続けて攻撃される危険もあるため注意が必要です。
人によっては、アナフィラキシーショックをひき起こし死亡する事例もあります。
ブヨ(ブト・ブユ)
ブヨは小さな虫ですが、1度噛まれると完治に数週間かかるといわれています。
体質によっては、かゆいだけでなく「腫れや熱の症状を引き起こすケース」もあります。
ブヨに刺されやすい人の特徴は明確にされていませんが、「蚊に刺される人の特徴」と同様に考えて問題ないと考えています。
ブヨが厄介な点は、ハエの半分以下の大きさしかなく羽音もしないので気付きにくいという部分です。
ブヨが生息する場所は「水のキレイな川や渓流沿い」なので、キャンプ場の近くに水がキレイな渓流などがある場合は特に注意しましょう。
アブ
アブとブヨは混同されがちですが別物です。
蚊やアブはせいぜい数ミリの大きさですが、アブは「2~3センチ」ほどの大きさとなります。
アブは毒素を出さないため、かまれた際に激痛が走るのが特徴です。
もう少し具体的にいうと、噛まれた箇所を見て、「血がにじむ感じ=アブ」「血が垂れる感じ=ブヨ」と見分ける目安になります。
ムカデ
ムカデは攻撃性が強く接触した瞬間に牙で噛みつき毒素によって噛まれた部分が炎症します。
昼間は草むらや石の下などに潜んでいますが、夜になるとエサを求めて屋内などに侵入することもあります。
生命力が強く、頭部がちぎれた状態でもしばらく生きていることがあるので、死んでいるように見えても絶対に素手で触ることはやめましょう。
とくに小さいお子さんは、好奇心でもなんでも触ったりするので注意してあげてくださいね。
ぼくは子供の頃ムカデに手を指されたことがありますが、しばらくドラえもんのような手になりました
ドラえもんとはあた腫れたねー
キャンプの虫除け対策で効果的な方法は何がある?
キャンプの虫対策は、人それぞれで正解はないと思いますが過去に調べて実践したものをご紹介しておきます。
具体的には大きくわけて下記5つの虫対策方法を実践しました。
- なるべく肌の露出を減らす(1番簡単)
- なるべく黒い服を着ないようにする(特に昼間)
- テントの開け閉めをすばやく行う(ファスナーを開けっ放しにしない)
- キャンプをする時期や場所に注意する
- キャンプ専用の虫除け対策アイテムを使う
それぞれ具体的に解説してきますね
1.肌の露出を減らすなど服装に気を付ける
キャンプの虫対策でまず最初に気を付けたいのは「服装」です。
服装に気を付けるだけでも、虫刺されのリスクを大幅に軽減することができます。
秋~冬にかけてのキャンプであれば、そもそも虫が少ないですし肌を露出することは少ないです。
ただ、暑い夏のキャンプとなると話は別です。
虫対策の観点からいうと「なるべく肌の露出を減らすのがセオリー」ではありますが、熱中症で倒れてしまっては本末転倒です。
僕は暑がりなので虫刺されよりも涼しさを優先しますが、奥さんや子供はそうはいきません。
そこで、実践している方法が、昼間は「虫よけスプレー」で乗り切り、「夕方以降(風呂に入った後)は、インナーやタイツを着用」するという方法です。
上記の方法をとることで、蚊程度であれば「刺されるのを防ぐといった被害」を防ぐことは充分に可能です。
2.なるべく黒い服を着ないようにする(特に昼間)
黒い服は、虫に最も狙われやすくなります。
なぜなら、蚊を始め多くの虫には黒い色に寄って来るという習性があるからです。
さきほど、蚊に刺されやすい人の特徴のところでも記載
3.テントの開け閉めをすばやく行う(インナーテント内に虫を入れない)
3つ目のポイントは、テントの開け閉めを素早くおこなうことです。
あたりまえですが、物理的に虫をテント(特にインナーテント)内にいれないことが重要です。
小さいお子さんだけでテント内に行かせると、「メッシュが開けっ放しになっている」という悲劇を味わうことになります。
就寝時に慌てなくてもいいように「チャックの開け閉めは素早く確実に!」を合言葉に注意しておきましょう。
下記の記事の中にも書いてありますが、「キャンプではなるべく小さいお子さんから目を離さない」というのも大事なポイントです。
4.キャンプをする時期や場所に注意する
4つ目のポイントは「キャンプをするタイミング」を考えるという点です。
虫の名前 | 生息時期 | 最も活性化する時期や条件 | 生息場所 |
---|---|---|---|
蚊 | 4月~11月頃 | 気温が26度~31度くらい | 全国どこでも |
ブヨ(ブト) | 3月~10月頃 | 梅雨の時期~9月頃 | 水のキレイな川や渓流付近 |
蜂(スズメバチ) | 5月初旬~11月中旬頃 | 8月~9月頃 | 全国どこでも |
アブ | 6月~9月頃 | 18度~30度くらい | 川・水田・沼など |
ムカデ | 3月~12月頃 | 6月~8月頃(18度以上) | じめじめした暗い場所 |
さきほども、上記の表をご紹介しましたが「虫が活発に活動する時期」を外せば、虫に悩まされる機会も自然と減ります。
どうしても虫が苦手な人は、秋から冬にかけてキャンプをするなど、キャンプをするタイミングを変えてチャレンジしてみましょう。
ただし、冬にキャンプをする際は「寒さ対策」をキチンとしておかないと「寒くて寝られない」といった最悪のキャンプになりますので、キャンプ初心者のうちは「虫対策をしながら寒くない季節にキャンプをする」方が安全に楽しめると思います。
5.キャンプ専用の虫除け対策アイテムを使う
5つめのポイントは「虫対策グッズを準備する」ことです。
当たり前ではありますが、自分で意識して気を付けても「完璧な虫対策」をすることは難しいです。
自分の意識だけで家族を守り切れないと感じるなら「文明の利器(便利な虫対策グッズ)」を使いましょう。
では、続いて虫対策グッズについて解説していきます。
キャンプの虫除け対策おすすめアイテム
個人的に「必要最低限の範囲で最強」だと思っているキャンプの虫除け対策グッズは下記の通りです。
- 蚊取り線香(屋外専用のもの)
- 毒虫やブヨに刺された時の保険に!ポイズンリムーバー
- キャンプはもちろん、普段使いでも大活躍の虫除けスプレー
- 虫除け対策の最終兵器「殺虫剤」
- 【番外編】虫除けランタン
ほかにもあげればキリがありませんが、子供と行くキャンプなのでコンパクトな荷物の範囲で効果的なものを厳選しました
それぞれ具体的に解説していきますね
1.蚊取り線香(屋外専用のもの)
蚊取り線香は昔からある虫除けの代名詞ですよね。
普段使っている蚊取り線香があれば、もちろんそれを持っていってもOKです。
ただ、キャンプは屋外ということもあり「通常の蚊取り線香では物足りない」と感じるかもしれません。
そんな時には「パワーの強い屋外用の蚊取り線香」を試してみてください。
我が家でも愛用している「パワー森林香」という蚊取り線香は、自宅での保存時に人によってはニオイが気になるというデメリットはありますが、蚊などから楽しいキャンプ時間を守ってくれます。
蚊取り線香を使う上での注意点としては、風で煙が流されると防虫効果の意味が無くなってしまうので「足元に置いて煙をまとう感じ」で使用しましょう。
2.毒虫やブヨに刺された時の保険に!ポイズンリムーバー
必須ではないけど、もしものためにひとつ持っておくと安心なのが「ポイズンリムーバー」です。
蜂や蚊などに刺されないように注意するのが前提ですが、自然の中では何が起こるかわかりません。
- スズメバチ
- 蚊
- ブヨ
などの毒虫の被害にあった際、応急処置として体内から毒素を排除するのに役立ちます。
メーカーによって、基本的に大きな違いがでる商品ではないと思いますが、「2年間保証」「口コミがいい」「「よく売れている」などの理由を考慮し、我が家では下記のポイズンリムーバーを購入しました。
3.キャンプ以外でも大活躍!虫除けスプレー
生後6か月の赤ちゃんから妊婦さんまで安心して使えるのが「アウトドア ボディスプレー エクストラ」という虫除けスプレーです。
我が家でも、子供が小さい時(3歳くらいまで)は、こちらのアイテムを愛用していました。
肌にも優しく安心して使えるので、「成分にも効果にもこだわりたい」という方にはおすすめですよ。
現在進行形で我が家が毎年購入している安心の虫除けグッズが「スキンベープミスト」です。
幼児にも使えるため、家族みんなで使用しています。
成分などに関しては、パーフェクトポーションの方がいいモノを使っていると感じますが、「価格差も大きい」ので、現在はスキンベープミストを愛用しています。
夏場のキャンプでも、スキンベープミストを拭いておくと蚊に刺される機会が激減(というか、ほとんど刺されない)します。
もちろん普段の公園などで蚊に刺されないためにも使用できるので、夏場のお出かけには手放せない商品となっています。
なにより価格も手ごろなので、家族みんなで遠慮なくたっぷり使えるのがいいですね。
4.やっぱりキャンプの虫対策最強は「殺虫剤」
キャンプの虫対策の最終兵器は「殺虫剤」です。
正直、普通にキャンプを楽しむ上では「殺虫剤」を持っていくほど重装備にする必要はないと考えています。
実際、キャンプデビューした当時は殺虫剤を「お守り替わりに持参」していましたが、今では持っていっていません。
これまで紹介した「対策方法」と「虫対策アイテム」で十分楽しめています。
ただ、ご家族が「虫嫌い」なのであれば、殺虫剤をお守りで持っていってくと安心感は違います。
いざというときがあるかもしれませんので、心配であればここまで準備しておいて損はないですよ。
キャンプの虫対策【番外編】.虫除けランタン(持ってないけど気になってます)
最後に紹介する、虫除けランタンは気になりつつ購入にまではいたっていません。
理由としては、「現時点で必須だと感じていない」からです。
証明機能+殺虫機能を備えているため「夏場のテント内にあるといいかも」とは思いますが、「家にある虫除けベープでいいんじゃない?」とも感じています。
他の虫除け対策アイテムに比べると、個人的に優先順位は低めですが「あると便利かな?と感じるアイテムです。
まとめ.キャンプの虫対策をすれば虫の苦手な家族も一緒に楽しめる
今回は、虫が苦手な家族とキャンプに行くための虫対策についてまとめました。
文中でお伝えしてきた通り、しっかり虫対策をすることで「虫刺されのリスクを低減させる」ことができます。
他にも虫対策の方法は千差万別あると思いますが、紹介したのは我が家でも実践している簡単な方法です。
「キャンプは虫が出るからいやだー!」と言っていた娘も、今では「次キャンプはいつ行く?」と聞いてくるほどのキャンプ女子になってくれました。
足にアリが昇っただけで大号泣していた3歳の娘でも、キチンと虫対策をすれば大丈夫だったんです。
どんな方でも虫対策をキチンとすればキャンプ好きになる可能性があります。
ぜひ、周りに食わず嫌いでキャンプを嫌がる虫嫌いさんがいたら、キャンプ沼にいざなってあげてください。
では、最後までありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
初めまして
カヤック・ソロキャン(+犬)していますが 夏場は朝夕アブに悩まされます
殺虫剤は 犬が居るので使いたくなく ネットで調べたりし あれこれ使ってみましたが 短時間で効き目がなくなる物や 効果が疑わしい線香等を試してみましたが いまいちです
わいずさんの 『これは効き目があったよ』と言う物がありましたら 恐縮ですが 商品名などお聞かせ願いませんか
そら豆様
はじめまして。
アブに関しては僕も子供が刺されないよう注意をしています。
個人的に現時点で「蚊」に対して、1番効果を感じているのは「スキンベープミスト」なのですが、「アブ」に関しては、「コレ」というものがお伝えできないのが正直なところです。
現状はベタですが「蚊取り線香」+「スキンベープ」+「殺虫剤(保険)」の組わせで、家族の誰も大きな「虫の被害」にあっていないので、少なからず効果があるとは感じているのですが、アブが生息しそうな場所になるべく近づかないようにしているのも被害を受けていない原因のひとつかもしれません。
望まれている回答ではないかと思いますが少しでも参考になりましたら幸いです。
ご期待に添えず申し訳ありません。