どうも、ファミキャンブロガーの わいず(@FamilyCamp_Labo)です。
当サイトでは、「”キャンプを通じた成長”」をテーマに記事を書いています。
人によってキャンプを楽しむ目的は違うけれど、”ファミリーキャンプを通じた「コト(体験)・モノ(商品)・トキ(時間)」をによって、自己成長に繋がるきっかけになるのではないかと考えています。
私の発信する情報を通じて、なにかひとつでも生活の手助けになる情報をお届けできれば幸いです。
この記事を書いた人
趣味:ファミリーキャンプ、写真撮影
特徴:いいモノ(商品・サービス)を勝手に紹介するクセがある
人見知りをこじらせた結果、最終的に「文章で価値を伝える」をいう方法にいきついた人。
背伸びせず自分らしく楽しむというコンセプトで「ファミリーキャンプ」をテーマにブログ Family Camp Labo(通称:ファミキャンラボ)を運営中。
今回の記事では、
- ファミリーキャンプを安全に楽しみたい
- まわりのキャンパーさんとのトラブルは避けたい
- 子供連れのキャンプで気を付けるべきポイントを知りたい
という方に向けて、
ファミリーキャンプ初心者が知っておきたいキャンプマナー
について解説していきます。
キャンパーさんの中には、ファミリーキャンプを嫌う人も一定数おられるでしょう。
そして、ファミリーキャンパーを嫌う理由の多くは「子どもの行動」が原因ではないでしょうか。
ファミリーキャンパーの立場からすと「子供の行動を制限するのはかわいそう」という意見もあると思います。
しかし、キャンプを楽しむためには「必要最低限のマナーを守る」ことが大切です。
なぜなら、キャンパーさんは、みんなそれぞれの「自分なりの時間」を楽しむために来ているからです。
僕自身もファミリーキャンプは「家族と楽しむため」にしているので、厳しいルールで子供をがんじがらめにするのは好きではありませんが、周りの方に迷惑をかけないようにしたいとも考えています。
だかこそ、色々と調べて自分なりにキャンプマナーを知る努力はしてきました。
今回はその中でもm最低限知っておきたいと思ったキャンプのルールだけを厳選しました。
初心者キャンパーのうちから知っておきたいキャンプマナーばかりなので参考にしてみてください。
子連れで楽しむファミリーキャンパーだからこそ、マナーを守って楽しみたいですね
親の姿を子供たちは意外と見ているしね
キャンプ場を使用する際に知っておきたいファミリーキャンプの基本マナー
まずは、キャンプ場を使う上でのキャンプマナーの紹介をします。
キャンプ経験者にとってはどれも当たり前の内容ですが、キャンプ場での基本的なエチケットです。
ご自身のキャンプシーンを思い浮かべながらチェックしてみてくださいね。
上記を見ると「当たり前じゃないか」と思われたかもしれません。
あなたが「当たり前」だと思ったならば素晴らしいキャンパーさんだと思います。
世の中には「自分たちさえよければあとは知らない」という方々もおられます。
キャンプ人口が一気に増えてしまったことによる弊害でもあるでしょう。
元々キャンプをしていたベテランキャンパーさんからすると、マナーの悪い新人キャンパーが増えることは好ましくないはずです。
マナー警察と呼ばれるベテランキャンパーさんもいるくらい、元々キャンパーさんは自然との共存を大切にしている方々です。
少しずつキャンプのマナーを意識をして、お互いに気持ちの良いアウトドアライフを過ごしましょう。
では、それぞれ解説していきますね。
1.キャンセルの場合、電話を必ずかける
ひとつ目のマナーは「キャンプ場への連絡を忘れない」ことです。
キャンプ人口が爆発的に増えたことで問題になっていると言われているのが「連絡のないキャンセル(ドタキャン)」です。
キャンセル料のかかるキャンプ場であれば、基本的にキャンセル連絡はされると思いますが、中にはキャンプ場のご厚意で「キャンセル料がかからない」場所もあります。
そんなキャンプ場のご厚意を無にしてしまうのが「連絡のないキャンセル」です。
ギリギリまでキャンセル待ちをしている人がいるかもしれませんし、何よりキャンプ場のスタッフさんに迷惑がかかります。
小さい子供がいるご家庭であれば、キャンプ直前で「子供が発熱した」というケースもあるかもしれません。
でも、そんな時こそ、キャンセル連絡はキチンといれましょう。
やむを得ない事情がある場合などは、配慮していただけるかもしれません。
何より、1度不義理をしてしまうとそれ以降そのキャンプ場を活用できなくなってしまう可能性もありますので、目先の利益を優先して、後から後悔しないように注意をしましょう。
我が家もキャンプ直前で子供が発熱して断念したことがありますが、事情をお話するとキャンセル料を取らない配慮をしてくださったキャンプ場もあります。
2.チェックイン・アウトの時間を守る
ふたつ目のマナーは、キャンプ場の決められた時間を守ることです。
キャンプ場では、場所によって「チェックイン・チェックアウト」の時間が決められています。
中には、オプション料金を払うことで使用できる
- アーリーチェックイン:通常の時間より早くチェックインできるサービス
- レイトチェックアウト:通常の時間より遅くチェックアウトできるサービス
といったサービスを採用しているキャンプ場もあります。
キャンパー各々の気分や環境によって「幅広い選択肢」があるのは嬉しいサービスですよね。
ただ、その結果、チェックアウトとチェックインの間隔が短くなっているケースもあるため、次の利用者さんのためにもチェックアウトの時間は遅れないよう遵守しましょう。
3.キャンプ場内での車の利用マナーについて
3つ目のマナーは、キャンプ場での車利用についてです。
キャンプをする際はどうしても荷物が多くなるため、必然的に車でキャンプ場に向かうケースが多くなりますよね。
多くの人が車で訪れるということは、キャンプ場内での車の利用ルールにも配慮する必要があります。
たとえば、下記のような点には注意が必要となります。
- 夜の車利用には十分配慮する…開閉音、ロック音など夜のキャンプ場には響き渡る
- 車で充電はマナー違反…エンジンをかけてスマホを充電するのはNG。モバイルバッテリーなどを持参する
- キャンプ場内は速度を控えめにする…遮蔽物や子供の飛び出しの多いキャンプ場では、最徐行運転が基本。
- キャンプ場周辺でも速度に注意する…キャンプ場周辺には野生動物などもいるため事故の危険あり
楽しいキャンプの時間が「悲しい思い出」に変わらないよう、車の運転や周りへの配慮を忘れないようにしましょう。
4.ゴミ捨てはキャンプ場のルールを厳守する
4つ目のマナーは、ゴミ処理などに関するマナーです。
近年の高規格サイトであれば、ゴミステーションを完備するキャンプ場も少なくありませんが、特別なルールが定めてない限り、基本的に「ゴミは家に持ち帰る」のがマナーとなります。
帰りのコンビニやサービスエリアのゴミ箱に捨てて帰るのは厳禁です。
空になったクーラーボックスに入れて帰るなど工夫をして家に持ち帰るようにしましょう。
キャンプ場がゴミ捨てOKのルールを設けてくれている場合
キャンプ場がゴミ捨てOKにしてくれている際に守りたいマナーもあります。
それは、ゴミの分別を必ず守るということです。
せっかくキャンプ場がゴミステーションを準備してくれていても、ゴミの分別をせずに捨てていたのでは意味がありません。
あまりにもゴミの分別がされない状況が続くと「ゴミ捨て禁止」とルールに変わる可能性もありますので、快適なキャンプを継続できるよう決められたルールはキチンと守るようにしていきましょう。
キャンプ場や地域ごとに分別ルールが違う場合がありますので、チェックイン時に確認しておくといいですよ。
5.洗い物は可能な限りエコ洗剤を利用、排水口の詰まりや油汚れにも注意する
5つ目のマナーは、洗い物時のマナーに関してです。
意外と盲点かもしれませんが、中には「排水がそのまま川に流れ込んでいるキャンプ場」も存在します。
「自分が使った排水が川に流れるかもしれない」という意識を持つと、食器洗いなどに使用する洗剤にも気を使いたいものです。
市販のエコ洗剤や重曹など、なるべく流しても害が少ないものを選びましょう。
また、油をそのまま流し台に流すのもご法度です。
持参した新聞紙などに染み込ませるなどして、ゴミとして処理しましょう。
排水溝のつまりや油汚れを減らすポイント
共同の炊事場に行くと、時々「排水溝が詰まり溜まった水に生ごみが浮いている」というシーンに遭遇することがあります。
「自分がしたんじゃない」「誰かがキレイにするだろう」と考えるのではなく、気付いたらついでに掃除しておくと自分の気持ちがスッキリするだけでなく、快適なキャンプ場を維持するための手助けにも繋がるのでおすすめです。
また、油汚れは「下処理」をしておくことで減らすことができます。
たとえば、調理した鍋や食器などの汚れをペーパーなどである程度ふき取っておくだけで汚れが激減します。
汚れも落ちやすいですし、生ごみを流すリスクも減るなどいいことづくめなので、「洗い物は下処理がポイント」という点をおさえておきましょう。
6.キャンプ場の消灯時間を遵守する
6つ目のマナーは、消灯時間を守ることです。
ほとんどのキャンプ場では「この時間を過ぎたら静かにしてくださいね」という時間が決められています。
この時間を過ぎて大きな音を立てることは「騒音」とみなされても仕方ありません。
子供を寝かしつけた後の焚き火トークタイムもキャンプの醍醐味なので、消灯時間を過ぎたら「絶対寝ないといけない」ということはありませんが、周りへの配慮は必要となります。
特にお酒を飲んでのドンちゃん騒ぎは、周りとのトラブルになる可能性大(直接は言われなくても、キャンプ場から出入り禁止を食らうかも)なので、良識のある時間を楽しむようにしましょう。
7.野生動物をいたわり、残飯を放置しない
7つめのマナーは、野生動物との関り方です。
キャンプ場では、周辺に生息する野生動物やノラ猫がひょっこり顔を出すことがあります。
そんな時に、追いかけまわしたり、餌付けをしたりすることはマナー違反です。
キレイごとに感じるかもしれませんが、私たちキャンパーは「動物たちの住んでいる自然」を間借りしている立場です。
動物たちの自然行動を妨げる権利ありませんので注意しましょう。
残飯放置は生態系を乱す原因にもなる
基本的に動物の自然行動を邪魔してはいけませんが、人間側で気を付けるべき点があります。
それは「夕飯の残りやお酒のツマミをテント周りに放置したまま寝ない」ということです。
人間にとっては残飯でも、野生動物にとっては「ご馳走」です。
野生動物を自然と引き寄せる原因になり、結果的に無意識のうちに「餌付け」をしていることもあります。
もちろん、完全に防ぐことはできませんが、「食べたものは片付けて寝る」という意識を持つだけで、結果的に「生態系を守る行為」になります。
8.撤収後に自分が使ったキャンプサイトを見回る
8つ目は、最終的に自分の使ったサイトの見回りをすることです。
自分が使ったキャンプサイトは、最後に必ず見回るようにしましょう。
あらためて見回ることで、「キャンプ道具の忘れ物」「見落としていたゴミ」など、予想外の落とし物に気付くことがあります。
借りたものは「借りた時以上にキレイにして返す」という気持ちを持つだけで、キャンパー、キャンプ場ともに気持ちのいい終わり方ができます。
以前、最後の見回りをした時に「テントのガイロープ」が落ちているのを発見して胸をなでおろしたことがあります。
無くしても買わないからね
ここまでは、キャンプ場を活用するまでのキャンプマナーに関してお伝えしてきました。
続いては、お隣さんとのトラブル回避に関するマナーをご紹介していきます。
お隣さんとのトラブル防止のためのキャンプマナー
ここまでは、キャンプ場全般に関するマナーをお伝えしましたが、ここからは「お隣さんとのトラブルを回避するためのキャンプマナー」についてお伝えしていきます。
キャンプ場では、様々なスタイルでキャンプを楽しむ方がおられます。
- ソロキャンプ(1人キャンプ)
- デュオキャンプ(2人キャンプ)
- 女子キャンプ(女性だけでするキャンプ)
- グループキャンプ(複数のグループでするキャンプ)
- ファミリーキャンプ(家族で楽しむキャンプ)
各々のスタイルでキャンプを楽しんでいるということは「大事にしているポイントも違う」ということです。
必ずしも同じスタイルのキャンパーさんと隣になるとは限りませんので、最低限のマナーを意識してトラブルなどに巻き込まれないように注意しましょう。
お隣さんとの関りに関するマナーは下記の6つとなります。
- 近隣の方とは笑顔でご挨拶しておく
- 騒音が気になるなら自己防衛策をとる
- 焚き火など煙の方向に注意する
- 照明の装飾は控えめに(消灯時間後)
- 夜間(消灯時間)の薪割りは厳禁
- 音楽は控えめな音量で個人が楽しむレベルに留めておく
上記のマナーに関しては、区画サイトなどお隣さんとの距離が近い場合に意識したポイントです。
無意識の現象で止む得ないケースもありますが、予防しておけるものは予防しておくに越したことはありません。
気持ちのいいキャンプ時間を過ごすために意識しておきましょう。
では、ひとつずつ解説していきます。
1.近隣の方とは笑顔でご挨拶をしておく
ひとつ目は、近隣サイトの方と上手にコミュニケーションをとることです。
区画サイトなどで、隣同士になったキャンパーさんとできる限りコミュニケーションを取ることができれば、その後の時間を有意義に過ごせる可能性が高まります。
なぜなら、挨拶や声掛けをするだけでも、些細なトラブルを回避することができるからです。
たとえば、新居に引っ越しをした際なども、隣ご近所に「挨拶をしておく」のと「挨拶をしない」のでは、その後の関係性に大きな差が出来てしまいますよね。
それと同じで、お互いにどんな人が隣にいるかを知っておけば、困った時にも助け合うことができますし、何より気持ちのいい時間を過ごすことができます。
2.騒音に関する配慮と自己防衛策をとる
ふたつ目は、騒音に対する対策をしておくことです。
ここでいう騒音とは「いびき」に関する対策をしていくという意味を指します。
キャンパーさんの中には、周りの音が気になり眠れないという方も少なくありません。
自分ではわからなくても、いびきは意外と周りに聞こえているものです。
近隣サイトとの距離によっては、お隣さんが寝られずトラブルに繋がる可能性もゼロではありません。
もし、いびきの大きさが気になる場合、「深酒をしない」「いびき防止グッズを使ってみる」などの対策を意識してみましょう。
逆にご自身が「お隣さんのいびきや赤ちゃんの夜泣きで寝られない」という可能性もあります。
せっかくの楽しいキャンプも、寝不足になってしまっては台無しになってしまいますよね。
怒った所で解決できる問題ではありませんので、周りの音が気になるタイプの方は「耳栓などの自己防衛策」を検討してみましょう。
3.焚き火など煙の方向に注意する
3つ目は、煙の向きに注意することです。
バーベキュー、焚き火、花火やタバコなど、煙が出るものはたくさんあります。
家族でキャンプを楽しんでいる時に「煙が多いな」と感じたら、必ず煙の方向性を気にしましょう。
近隣サイトと距離があれば問題ありませんが、風が強い日などは近隣サイトとの距離が近い場合、隣のテントを燻してしまう危険もあります。
「キャンプギアは使い込んでなんぼ!」と割り切っておられるキャンパーさんばかりではありませんので、火の粉や煙などが近隣サイトに迷惑をかけないよう、風向きや適切な距離など意識しておきましょう。
4.照明の装飾は控えめに(消灯時間後)
4つ目は、消灯時間後はテントの照明や装飾を控えめにすることです。
キャンプブームと比例して増えてきているのが、オシャレな「照明」や「装飾」。
個性的な照明や装飾は「自分のテントを見分けるのに役立つ」というメリットがある反面、周りに迷惑をかけてしまうケースも少なからずあります。
たとえば、点灯する電飾を飾り付けているなど、心当たりがある場合は少なくとも消灯時間には消すようにしましょう。
テント越しに見えるカラフルなライトの点滅は、周囲の方々の安眠を妨害する可能性などもあります。
とはいえ、オシャレなテントの飾り付けを考えるのも「キャンプの醍醐味」ですよね。
周りに配慮しながら、自分好みのキャンプサイトを作るのは全く問題ありませんので、「今の時間は周りの迷惑にならないかな?」という気遣いをしながら楽しみましょう。
5.夜間(消灯時間)の薪割りは厳禁
5つ目は、薪は事前に準備しておくことです。
キャンプのお楽しみのひとつに「焚き火」がありますよね。
そして、焚き火をするための準備として「薪割り」があります。
パッカーンと薪を割る快感は、1度体験すると病みつきになる人も多いのではないでしょうか。
僕自身も、1度薪割りを体験してからハマってしまいました。
焚き火も薪割りも楽しいひと時ですが、「焚き火で使う薪」は事前に用意しておきましょう。
焚き火をするタイミングで「薪がないことに気付いて慌てて薪割りをする」なんてことは言語道断です。
暗い中で薪を割るのはとても危険ですし、何より夜遅くに薪割りの音が鳴り響くのは「騒音以外の何物でもない」です。
あらためて聞くと「当たり前すぎて呆れるレベル」だと思います。
せっかくの楽しい時間を有意義に過ごすためにも、基本的なマナーは外さないようにしましょう。
6.音楽は控えめな音量で個人が楽しむレベルに留めておく
6つ目は、音楽の音量に関してです。
音楽を手軽に持ち出せる時代になったこともあり、キャンプサイトで音楽を大音量でかけているキャンパーさんを時々見かけます。
自然の景観と共に好きな音楽を聴く時間は至福の時間になるでしょう。
否定はしません。
しかし、あくまで「個人(仲間内)で適度な音量で楽しむレベル」であればです。
音量と使用時間によっては、どんな名曲でも「騒音」に早変わりしてしまう可能性を秘めています。
昼間なら多少音量が大きくても許容してくれるキャンパーさんはいるでしょう。
でも、夜間の大音量となると話は別です。
直接クレームを言われる機会は少ないと思いますが「キャンプ場にクレームが入り出入り禁止になる」なんてケースもないとは限りません。
音楽はあくまで「自分が楽しむために聞く」という点を意識しておきましょう。
ここまで「キャンプ全般に関するマナー」と「近隣トラブルを回避するためのマナー」をご紹介しました。
最後に「ファミリーキャンプをする時に知っておきたいマナー」についてご紹介しておきます。
ファミリーキャンプを楽しむために知っておきたいキャンプマナー
ファミリーキャンプの醍醐味といえば、「子供に最高の思い出づくりをさせてあげられる」という点だと個人的に考えています。
日常生活では体験できない経験をさせてあげることで「子供の情操教育」に役立つという話もありますよね。
たとえば、下記のようにファミリーキャンプを通じて様々な体験ができます。
- キャンプを通じて自然とお手伝いをおぼえる
- 自然の中でご飯を食べる楽しさを味わえる
- 自然の中で駆け回ることで運動能力の向上に繋がる
- 火と触れ合うことで美しさや怖さを体験できる
- 子供と1日中過ごすことができる
しかし、一方でファミリーキャンプを楽しむためには、「子供のマナー」にも注意する必要があります。
なぜなら、キャンプ場には「ソロキャンプ」「デュオキャンプ」など、様々なキャンパーさんが各々の時間を過ごしているからです。
すべての方が子供に対して理解があるわけではありません。
「絶対に強制しなくてはいけない!」というものではありませんが、お子さんと一緒にキャンプマナーを守ることで、親子の一体感も強まります。
いっぺんに守る必要はありませんので、キャンプの回数を重ねるごとに少しずつ見に付けていきましょう。
- 子供からなるべく目を離さない
- 早朝の子供のハイテンションに注意
- 花火禁止のキャンプ場では厳禁(OKでもルールチェックを忘れない)
- 小さな子供をひとりでトイレに行かせない
- 人のサイトに勝手に入らない・横切らない
- 子供を叱りすぎない
- 野生動物へのいたわり教えてあげる
大きく分けて上記7つが「子供と一緒に守りたいマナー」となります。
では、ひとつずつ解説していきますね。
1.なるべく子供から目を離さない
ひとつ目は、「なるべく子供から目を離さない」ことです。
子供をのびのび遊ばせてあげたいという考え自体はとても素晴らしいことです。
しかし、キャンプ場は「近所の公園とは違う」という認識も大切です。
- 静かに過ごしたいソロキャンパー
- 子供に対して理解がある人ばかりではない
- 目を離したすきに怪我をしたり迷子になる可能性
など、あくまで公共の場であり、「何が思わぬトラブルの火種になるかわからない」ということだけ」は肝に命じておく必要があります。
何よりお子さんをトラブルから守ることが最優先です。
キャンプサイトのレイアウトなども、死角のない「お子さんを見渡せるレイアウト」を目指しましょう。
2.早朝からの子供の騒ぎ声に注意する
ふたつ目は、「早朝のお子さんの騒ぎ声」に関してです。
前日、1日中はしゃぎまわった子供たちは、泥のように眠り、不思議なほど朝早くに目を覚まします。
1回目が覚めるとテント内でおとなしくできるはずもなく、外に飛び出して遊びたくて仕方がなくなります。
しかし、どんなに早くとも朝のスタートは「近隣キャンパーさんの生活音が聞こえはじめてから(6時~6時半以降)の開始したほうがいいと考えています。
キャンプ場では、大人子供関わらず「比較的早起きになる傾向がある」とはいえ、あまりにも早い時間は迷惑をかける原因となるため注意が必要です。
どうしてもお子さんが「外に出たくて我慢できない」のであれば、寝ている人がいるキャンプサイトを離れてキャンプ場周辺の散歩をしてみるなど、ひと工夫するようにしましょう。
3.花火禁止のキャンプ場では厳禁(OKでもルールチェックを忘れない)
3つ目は「花火に関するキャンプ場のルールを確認する」ことです。
子どもたちが楽しみにしていることのひとつといえば「花火」。
夏キャンプの醍醐味ですよね。
ただ、キャンプ場によっては「花火を禁止している」ところもあります。
なぜなら、花火は煙が迷惑なだけでなく、周りのテントに穴を開けたり、火事の原因になる危険もあるからです。
花火をしたいと考えているのなら、必ず事前にキャンプ場に確認をしておきましょう。
もし、花火を許可しているキャンプ場だったとしても、
- 決められた時間と場所を守る
- 花火のゴミを放置しない
- バケツを持参する
など、周りの迷惑や火事にならないためのルールを守ることは必須です。
ずっと花火を楽しめる環境を保っておくために、キャンプ場のルールを守りましょう。
4.小さな子供をひとりでトイレに行かせない
4つ目は、小さなお子さんを1人でトイレに行かせないことです。
はじめて訪れたキャンプ場のトイレなどに、お子さんを1人で行かせることは意外と危険を伴います。
- 落ちる危険性のある汲み取り式のトイレかもしれない
- 個室に入ってカギが開けられなくなるかもしれない
- 野生生物(マムシなど)がいるかもしれない
など、自然の中では、ふとした時に何が起こっても不思議ではありません。
トイレくらいと思わず、慣れるまではできるだけ大人がついていってあげましょう。
以前、キャンプ場のトイレの近くにマムシ遭遇したことがあるので、ホント何が起こるかわかりません
あの時はホントびっくりしたよね
5.人のサイトに勝手に入らない・横切らない
5つ目のマナーは人のサイトに侵入して迷惑をかけないことです。
他人のサイトだろうが、お構いなしに子どもたちは走り回ります。
中には近道だからといって、他人の区画サイトを横切る大人も少なからずおられるでしょう。
区画サイトはいわば、家の敷地やホテルの部屋と同じです。
いくら近道だからといって横切ることは失礼にあたりますので注意しましょう。
とはいえ、子供は知らずに侵入してしまうこともあります。
いきなり大声で叱るのではなく「人のサイトを横切らずちゃんと道を通るんだよ」と教えてあげることで、お子さんとの関係を築くこともできます。
子供にとってキャンプ場は「未知との遭遇ばかり」ですので、キャンプマナーの教育を通じて、お子さんとのコミュニケーションも楽しんでいきましょう。
6.自然との関わり方について
6つ目は、自然との関わり方について教えてあげることです。
キャンプは子供に「自然への配慮」を教えてあげるチャンスです。
子供は何気なく枝をへし折ってみたり、やたらと花を摘んでみたり「小さな環境破壊」に手を染めてしまいがちです。
親としては、せっかく自然の中に来たんだから「ちょっとくらいいいじゃないか」という気持ちが生まれるかもしれません。
しかし、恐らくほとんどの場合、子連れファミリーがキャンプをするのは「管理されている高規格サイト」だと思います。
「管理されている=誰かの手がかかっている」ということです。
すべてを禁止する必要はありませんが、お子さんに自然環境を大切にする重要性を教えてあげてください。
木の保護も忘れないようにする
お子さんを楽しませるために、木にハンモックを結びつけてユラユラを遊ばせる親御さんもおられるでしょう。
ハンモックもキャンプの醍醐味のひとつですよね。
ただ、ハンモックのロープを木に直接結びつけて設置するのは「樹皮を傷つけて、木そのものを痛めてしまう」原因にもなりかねません。
布切れやダンボールなど「保護材」になるものを用意し、その上からロープを巻きつけるなど注意をしましょう。
ここまでお伝えしたように、子連れでキャンプをする場合は「ソロキャンプや大人だけのグルキャン」では必要ない部分にも気を配る必要があります。
家族の時間を安全に楽しむためにも、必要な知識は定期的にアップデートしていきましょう。
僕自身も少しずつ自身の知識をアップデートし、下記の記事に更新していく予定です。
参考にしてみてください。
まとめ.キャンプマナーをキチンと守ってファミキャンを最高の思い出にしよう!
今回は「初心者のうちに知っておきたいファミリーのキャンプマナー」について解説しました。
せっかくキャンプを楽しむのに「マナーやルールで縛られるなんてまっぴらだ!」と思われた方もいるかもしれません。
しかし、キャンプという文化を廃れさせないためにも「キャンパー各々がマナーを守って楽しむ」ということが重要になります。
どんなサービスでも、ユーザーが増えることに比例して「マナーの悪い顧客」が一定数現れます。
キャンプにおいても、マナーの悪いユーザーの影響で「キャンプ場閉鎖」「サービス終了」といった選択をせざるを得ない状況などもでてきます。
僕自身、キャンプ歴の浅いビギナーキャンパーではありますが、「ファミリーキャンプ→デュオキャンプ→ソロキャンプ」といったキャンプスタイルも今後楽しんでいきたいと思っています。
だからこそ、今のうちに「キャンプのマナー」をしっかり身につけておきたいと考えまとめました。
これからキャンプを始める方の参考になれば幸いです。
では、最後までありがとうございました。
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