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この記事を書いた人
趣味:ファミリーキャンプ、写真撮影
特徴:いいモノ(商品・サービス)を勝手に紹介するクセがある
人見知りをこじらせた結果、最終的に「文章で価値を伝える」をいう方法にいきついた人。
背伸びせず自分らしく楽しむというコンセプトで「ファミリーキャンプ」をテーマにブログ Family Camp Labo(通称:ファミキャンラボ)を運営中。
今回は、文章で人の心を動かしたい人が理解しておくべき「人間の8大欲求(LF8)」についてお伝えします。
人間には生まれながらにして、逆らうことのできない「本能的な欲求」があります。
この欲求はDNAレベルでインプットされているため、決して逆らうことのできない「欲求」です。
人の心を動かす文章(コピーライティング)で大事なのは「人間心理を理解すること」だといわれますが、その理由こそ、今回お話しする人間の8大欲求にあるといっても過言ではありません。
人間の基本的欲求をしっかり理解すれば、無理に煽らなくても自然な形で「人の心を動かす文章」を書けるようになります。
できる限り分かりやすくお伝えしていくので、参考にしてみてくださいね。
生命の8つの躍動「LF8(Life-Force 8」の意味を紹介
「生命の8つの躍動」と名付けられた、人間の本能的な欲求は「現代広告の心理技術101」という本の中で「ドルー・エリック・ホイットマン氏」が紹介しているものです。
「現代広告の心理技術101」については、別記事で詳しく紹介しています。
「欲求」という言葉はよく聞きますが、意味を調べてみると下記のようなことが書いてあります。
人間の「欲」の意味
欲とは、何かを欲しいと思うことや、そう感じている状態。欲望、欲求などともいう。
人間(ヒト)、動物が、それを満たすために何らかの行動・手段を取りたいと思わせ、それが満たされたときには快を感じる感覚のことである。
生理的(本能的)なレベルのものから、社会的・愛他的な高次なものまで含まれる。心の働きや行動を決定する際に重要な役割をもつと考えられている。
上記の解説にも書いてあるように、私たちは毎日「欲」と戦いながら生きています。
たとえば、以下のような感じですね。
- 夜遅く、スイーツを食べたくなってしまう
- 欲しい商品を我慢できない
- レストランで見栄をはって高いコースを頼んでしまう
- 「あと10分だけ・・・」と2度寝してしまう
- 「キレイな女性や素敵な男性とデートしたい」
- 「ブランドのバッグがほしい」
- 「いい車に乗りたい」
- 「いつも、自分をバカにしているあいつをいつか見返してやりたい」
- 「かっこいい彼氏を作りたい」
- 「かわいい彼女を作りたい」
- 「いつかマイホームを持ちたい」
あなたも意識してみると、毎日様々な欲求と戦っているのがわかるのではないでしょうか。
しかし多くの場合、人は「欲求」に勝つことはできません。
なぜか?
その理由こそ、今回ご紹介する「人間の8大欲求」にあります。
LF8「生命の8つの躍動」の意味
人間には以下の8つの欲求が、生物学的に遺伝子レベルで組み込まれています。
- 生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい
- 食べ物、飲み物を味わいたい
- 恐怖、痛み、危険を逃れたい
- 性的に交わりたい
- 快適に暮らしたい
- 他人に勝り、世の中に後れを取りたくない
- 愛する人を気遣い守りたい
- 社会的に認められたい
上記の8つを見ると、あなたも同じような経験したことがあるのではないでしょうか。
では、それぞれ解説していきますね。
1.生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい
当たり前ですが、人間は誰しも「元気に長生きしたい」という欲求があります。
「生存欲求」は何より1番大切なことですよね。
私たちの寿命は延び続け、今では“人生90年”に手が届こうとしています。
しかし一方で、自立した生活を送れる期間「健康寿命」が、平均寿命より男性は約9年、女性は約12年も短いことが分かっています。
これは、支援や介護を必要とする期間が平均で9~12年もあるということです。
世の中に「流行りの健康法」出現するのも、人間の根底に「元気に長生きしたいという欲求」があるからなんです。
2.食べ物、飲み物を味わいたい
「おいしい食べ物を味わいたい」という欲求も、人間が元気に生きる上で必要な要素です。
もし、味覚を失い「何を食べても味がしない」体になってしまったらどうでしょう?
おそらく「生きていても楽しくない」と感じるはずです。
人間が生きるためには「衣食住」が必要だといいますが、特に人間のカラダを作る「食」に対する欲求が強いのは当然のことですよね。
3.恐怖、痛み、危険を逃れたい
人間に「危機や痛みを回避したい欲求」が備わっていたからこそ、生き延びてくることができました。
もし、人間に「怖い」「痛い」「危ない」という感情がなければ、とっくに滅んでいた種族だったでしょう。
死と隣り合わせの時代を生き抜くために、多くの動物が進化してきたように、生態系の中でも弱者である「危機管理能力」という武器を身につけて進化したのも当然だと言えます。
4. 性的に交わりたい
ステキな異性を関係を持ちたいという欲求も、人間が繁栄する上で欠かせない本能です。
この「性的欲求」がなければ、人類は子孫を残すことができず生き残ることはありませんでしたよね。
生存欲求と同じように「優秀な遺伝子を残し繁栄していきたい」と思うのが人間の本能レベルの望みです。
- チャラい遊び男
- マジメで一途な男性
- 相手に尽くす女性
- 男を虜にする魔性の女
- 見た目が清楚な女性
- お金持ちが好きな女性
- スタイル重視の男性
人には「様々な好み」や「性に対する価値観」がありますが、これらはすべて本能的な「欲求」によって行動しています。
年齢を重ねると「性欲が下がる」というのは、子育てを終えて「自分の子孫を残した」と本能が感じることで、落ち着いていくのかもしれないですね。
5.快適に暮らしたい
「快適に暮らしたいという欲求」も人間が幸せな生活をする上では欠かせないものです。
「食べ物、飲み物を味わいたい」の欲求の項目でもお話した、「衣食住」でいうと「衣」と「住」の部分ですね。
- オシャレな服を着たい
- 流行に敏感でいたい
- ブランドを身につけたい
- オシャレな家に住みたい
- 広い家に住みたい
このように「自分や家族の暮らしを快適にしたい」と望むからこそ、その望みをかなえるために人間には「向上心」が存在し、目標を達成するために「努力」をするわけです。
6.他人に勝り、世の中に後れを取りたくない
先ほどの「向上心」に繋がりますが、人は「周りよりも優れた人間であることに優越感を感じる特性」があります。
たとえば、
- 子供をいい学校にいれるために教育ママになる
- 同期の方が先に出世することが許せない
- 学生時代の友人よりも美人な奥さんがほしい
- 友人よりもお金持ちの男性と結婚したい
このような気持ちを持つのは人間が、「他人に勝り、世の中に後れを取りたくない」という欲求を持っているからなんですね。
7.愛する人を気遣い守りたい
この欲求は「性的欲求」とも関わってきますが、自分の愛する人、愛する子供を守るためなら「自分を犠牲にして頑張る」と思っている人は多いです。
イメージしやすいように、子育てを例に挙げてみましょう。
女性は子供を出産し、母になることで「人が変わったかのよう」にたくましくなります。
出産すると「旦那よりも子供を優先する」人が増えるのも、「愛する人を気遣い守りたい」という欲求を持っているからです。
男女の関係から、父親と母親の関係になる。
これも「大切な自分の子供」を守るために、人間の根底にプログラムされている「欲求」がそうさせるのかもしれませんね。
8.社会的に認められたい
「自分を認めてもらいたい」という感情は、人間だれしも持っている欲求です。
この感情を承認欲求ともいいます。
承認欲求とは
人間は他者を認識する能力を身につけ、社会生活を営んでいくうちに、「誰かから認められたい」という感情を抱くようになる場合が多い。この感情の総称を承認欲求という。
「人に認められたい」と思っていても、すべての人がその望みを叶えられるわけではないですよね。
- 親に認められたい子供
- 奥さんに認められたい旦那
- 上司に認められたい部下
- 起業を成功させたい
- 今の会社で出世したい
このように、多くの人「社会的に認められたい」と思いながら生きています。
ここまで、「生命の8つの躍動」の説明をしてきたので、ここからは「具体的な使い方」をお話していきますね。
生命の8つの躍動(LF8)の使い方(具体例)
人間の8大欲求を活用する上で大事なポイントは、「欲が満たされた明るい未来をイメージさせてあげる」ことです。
これが、「コピーライティングを使って文章を書くキモ」となります。
ただ、これだけでは抽象的ですよね。
もう少しイメージしやすいように、「8大欲求を盛り込んだ文章」を書いてみます。
▼次の文章を読んでみてください。
コピーライティングを身につけて、文章で相手との信頼関係を築くことが出来るようになれば、無理に売り込まなくても、相手の方から商品を欲しがってくれます。
ネット上にブログを作って「自動的に商品が売れる仕組み」を作れば、
- 家でゴロゴロ過ごしていようが
- オシャレなカフェでお茶をしてようが
- 友人と海外旅行に行っていようが
- 子供とお出かけしようが
自動的に商品が売れ、収益が発生していくのです。
しかも、あなたの仕組みを作るということは、24時間、365日年中無休では働き続けてくれる営業マンを無料で雇っているのと同じです。
あなたは何をするのも自由です。
いってみれば、合法的に「お金を印刷する機械」を手に入れたようなものですね。
お金が増えれば、あなたはどんな選択でも自由にできるようになります。
どうでしょうか?
イメージしやすいように、かなり「欲求をむき出しにした感じ」で書いてみました。
今の文章だけ読むと、「怪しさ満点」だと思いますが、「生命の8つの躍動」を使いこなし、人の心を動かす文章を書けるようになれば、今お話ししたようなことも夢物語ではありません。
文章を読んでいると、「生命の8つの躍動の力」を感じていただけたのではないでしょうか?人によっては「冷静な自分」と「欲望むき出しの自分」が喧嘩したかもしれません。
「いやいや、そんな都合のいいことなんて起こるわけない」と思いながら、
- 「好きなもの買っている自分」
- 「家族を喜ばせている自分」
- 「恋人と最高の1日を過ごしている自分」
- 「好きなだけ自己投資している自分」
こんな欲求がフツフツと湧いてきたことでしょう。これが、「8つの躍動を使いこなす」ということなんです。
僕たちの中に眠っている「欲求」に対して「満たされた明るい未来」をイメージさせてあげる。
これができるようになると、あなたの文章に対する読者の反応は劇的に上がります。
ここまでで、人間の感情を強力に動かす「生命の8つの躍動」についてお伝えしました。
次の章では「おまけ」として、8大欲求ほどの力はないものの、人間に影響を与える「人間の後天的(二次的)9つの欲求」についてお伝えしておきます。
他にもある!人間の後天的(二次的)9つの欲求
人間の欲求には、「生命の8つの躍動」以外にも9つあります。
具体的には以下の9つ。
- 情報が欲しい
- 好奇心を満たしたい
- 身体や環境を清潔にしたい
- 能率よくありたい
- 便利であってほしい
- 信頼性、質の良さが欲しい
- 美しさと流行を表現したい
- 節約し、利益を上げたい
- 掘り出し物を見つけたい
これらの二次的欲求も、人間の心理に影響を与えるものです。
ただ、「8大欲求」と比べると影響を与える力は大きく劣ります。
なぜ劣るのかというと、「生命の8つの躍動」が人間が遺伝子レベルで組み込まれている欲求なのに対し、二次的欲求は「後天的に身に付けるもの」だからです。
たとえば、
- 「家計の節約」と「子どもの食事の質」
- 「散髪の予約」と「偶然訪れた、好きな子とのデートのチャンス」
- 「突然誘われた趣味の誘い」と「彼女と結婚式場めぐりをする約束」
それぞれ、どちらを優先するでしょうか?
おそらく、すべて「後者を選ぶ」のではないでしょうか。
実はすべて
- 「前者:後天的9つの欲求」
- 「後者:生命の8つの躍動」
について書いています。
今お話ししたように、人間は無意識のうちに「生命の8つの欲求」に影響されて行動を起こします。
そのため、基本的には「人間の8大欲求」を意識して文章を書くことで、「人の心を動かす文章」が書けるようになるわけです。
まとめ.「生命の8つの躍動(LF8)」の意味を理解して正しく使おう
今回は、人間が知らない間に支配されている、「生命の8つの躍動という欲求」についてお話しました。
少しまとめると、「8大欲求」とは以下とおりでしたね。
- 生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい
- 食べ物、飲み物を味わいたい
- 恐怖、痛み、危険を逃れたい
- 性的に交わりたい
- 快適に暮らしたい
- 他人に勝り、世の中に後れを取りたくない
- 愛する人を気遣い守りたい
- 社会的に認められたい
基本的には「生命の8つの躍動」を意識して書けば心の琴線に触れるような文章を書くことができます。
あなたが売りたい商品がある場合、今回お伝えした「人間の根本欲求」を参考にセールスレターを書けば成約率が上昇するはずです。
今回お話した「生命の8つの躍動」は「現代広告の心理技術101」という本の中で書かれているものです。
この本について詳しく知りたい場合は下記の記事を読んでみてください。
ぜひ、あなたの文章に付加価値を付けるためにも、「生命の8つの躍動」を意識して文章を書いてみてくださいね。
では、最後までありがとうございました。
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