【必見】多喜火鉈(たきびなた)の使い心地がわかるレビュー!おすすめポイントも紹介

【アイキャッチ画像】BABACHO 多喜火鉈レビュー記事

どうも、ファミキャンブロガーの わいず(@FamilyCamp_Laboです。

当サイトでは、「”キャンプを通じた成長”」をテーマに記事を書いています。

人によってキャンプを楽しむ目的は違うけれど、”ファミリーキャンプを通じた「コト(体験)・モノ(商品)・トキ(時間)」をによって、自己成長に繋がるきっかけになるのではないかと考えています。

私の発信する情報を通じて、なにかひとつでも生活の手助けになる情報をお届けできれば幸いです。

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この記事を書いた人

趣味:ファミリーキャンプ、写真撮影
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人見知りをこじらせた結果、最終的に「文章で価値を伝える」をいう方法にいきついた人。

背伸びせず自分らしく楽しむというコンセプトで「ファミリーキャンプ」をテーマにブログ Family Camp Labo(通称:ファミキャンラボ)を運営中。

今回の記事では、

  • 薪割り用のキャンプギアを探している
  • コンパクトな薪割りアイテムが欲しい
  • キャンプ初心者におすすめの薪割りアイテムを知りたい

このような方に向けて、薪割り初心者だった僕自身が

薪割りデビューのアイテムとして手斧ではなく「多喜火鉈(たきびなた)」を選んだ理由

について解説していきます

僕自身のお話をすると、キャンプデビューは2019年ですが薪割りデビューはまだしていませんでした。

ただ、キャンプの経験を少しずつ積んでいく中で「薪割をしてみたい」と思うようになり「薪割り用の手斧がほしい」と思うようになったんですね。

薪割り用の手斧が欲しいと感じてから様々な薪割り商品をリサーチしていたのですが、最終的に「多喜火鉈(たきびなた)」という「鉈(ナタ)」を購入することに。

最初は「薪割り用の手斧が欲しい」と思っていた僕が、なぜ「鉈」を購入する気になったのか?

購入までの経緯も踏まえて今回ご紹介します。

もし、薪割りに興味を持っていて「子どもでも安全に使えるコンパクトな薪割りアイテム」に興味があるのなら、今回の記事がお役に立てると思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

アズママ

え、いつの間に買ったの?

わいず

・・・。

目次

斧や鉈のような薪割りアイテムはキャンプをする上で必須なの?

個人的には「キャンプの薪割りに斧やナタは必須ではない」と考えています。

野山の中で野営をするようなガチキャンパーの方なら話は別ですが、整備されたキャンプ場にいくライト層であれば、「キャンプ場で売っている薪」を、そのまま焚き火台に放り込んでも焚き火は十分に楽しめます。

むしろ、小さい子供を連れてのファミリーキャンプでは「刃物」を使うだけでも、少なからず危険が伴います。

上記の理由から、これまで僕は「薪割り」には手を出してきませんでした。

僕がファミリーキャンプをしている目的として、「家族と非日常体験を楽しむ」というベースがあるため、斧や鉈を使って薪割りをするのは、普通に生活をしている中では体験できないキャンプの醍醐味だと思ったわけです。

元々、僕がキャンプの薪割りに興味を持ったのは「手斧」を借りたことがきっかけだったのですが、「安全性」と「非日常体験」を両立させるには「手斧と鉈どちらがいいのか?」と迷ったため、リサーチしてみました。

手斧と鉈の違い|それぞれどんなデメリットとメリットがあるの?

色々と調べてみた結果、それそれ下記のような特徴があると発見。

手斧の特徴(いい点)
手斧の特徴(イマイチな点)
  • ナタに比べて桁違いのパワーがあるのでどんな薪でもパッカーンと気持ちよく割れる
  • 日常生活で使う機会が皆無なので鉈以上に非日常の気分を味わえる
  • 何よりカッコいい(薪割りといえば斧という安心感)
  • 鉈に比べて重量が重く、鉈よりも扱いづらい
  • 基本的に薪を割ることに特化しているので細かい作業などは苦手
  • 割れた薪が飛び散る可能性があるので周りに注意する必要がある
  • 子供が使うには難易度が高い
鉈の特徴(いい点)
鉈の特徴(イマイチな点)
  • 薪割りだけでなく木を削ったり、枝を払ったりにも役立つ
  • 斧に比べて重量が軽いので細かい作業に向いている
  • 国産の製品が多いく価格もお手頃
  • 斧に比べて振りかぶらないので、子供でも体験しやすい
  • 鉈には「片刃」と「両刃」があり、薪割りに適しているのは「両刃」
  • 刃渡りが長く力が分散するため、太い薪は割ることができない
  • バドニング(刃を叩いて薪に食い込ませる)をするので、斧に比べて疲れやすい
  • 刃渡りが長いので、怪我をするリスクが斧よりも高い
  • デザインが似通っている

上記のような特徴があることを把握した上で、僕が薪割りに求める手順を整理すると、下記のようなポイントが浮かび上がってきました。

薪割り用アイテムに求める条件
  1. コンパクトで扱いやすいこと
  2. 荷物がかさ張らないこと
  3. 子供と体験できる比較的安全なもの
  4. 丈夫で長く愛用できそうなもの
  5. デザインがカッコイイもの(所有欲を満たすもの)

上記の基準をもとに色々とリサーチした結果、最終候補に下記の3点が残りました。

わいず

これでも、ちゃんと考えてるんだよ

アズママ

所有欲はいらなくない?

候補1:ハスクバーナ・ゼノアハチェット

薪、キャンプ、庭仕事など幅広いシーンで活躍する小型の手斧です。

型押し鍛造鋼のヘッドで、長時間研ぎ続けられるよう硬化されており、ヒッコリーハンドルで快適なグリップ性。

ヒッコリーは強度が高く、且つ衝撃に対する吸収性が非常に優れるため、斧のハンドルとして広く使われる木材です。

商品特徴
ヘッド重さ ‎ 700g
長さ 38cm
製品サイズ 38 x 16 x 3 cm
付属品 専用皮ケース
商品の重量 ‎1.05 kg

候補2:ハルタホース スカウト

鍛造でクリアーラッカーで表面処理されている、アウトドア用の小型アックスです。

刃の保護のため革のシースが付属しています。

「クリアラッカー」とは、塗料の一種で、顔料を入れない透明な塗装剤のことです。 木材の素地をそのまま見せることができるため木目を生かせる特色を持っています。

商品特徴
原産国 スウェーデン
サイズ 全長380mm
重量 900g
素材 ヒッコリー柄
付属品 革シース付
Hultafors(ハルタホース)
¥9,499 (2022/01/19 17:04時点 | Amazon調べ)

候補3:BABACHO 多喜火鉈(たきびなた)

キャンプやアウトドアで重宝する、薪割用小割ナタ。

鉈メーカーとコラボレーションた安心国産の三条製で、刃とハンドル部の接合部の「折れ」という、不安を取り除くためフルタング仕様でデザインを行ってます。

仕様
全長約245mm
刃渡り約110mm
刃幅約26mm
板厚5mm
重さ約300g(革ケース含む)
鉈重さ約240g
革ケース重さ約60g
刃形態両刃
<各材質>
鉈材質SK鋼材
ハンドル材質ウォールナット材
ステンレス
皮ケース牛革
仕上げ黒染梨地仕上げ
付属品革ケース
原産国日本製(三条製)

上記の3点を見ていただいたらわかりますが、手斧2点、ナタ1点というチョイスです。

基本的に手斧が欲しいと考えてリサーチしていく中で「鉈の中にひとつだけ惹きつけられる商品」があったため、候補のひとつにあげました。

色々検討した結果、最終的に僕が購入を決意したのは…?

わいず

さあ、何を買ったでしょう?

アズママ

ちょっと、相談なかったけど

薪割りデビューのお供に選んだのは、馬場長金物の「多喜火鉈(たきびなた)」

多喜火鉈の画像

最終的に僕が購入を決めたのは「BABACHOの多喜火鉈(たきびなた)」という商品。

多喜火鉈(たきびなた) には何種類かあるのですが、僕はウォルナット(定番品)を購入しました。

実は、多喜火鉈 積層という特別バージョンの方が見た目は好きだったのですが、少し値が張るのと「薪を割ったら、どうせ傷だらけになるし関係なくない?」という心の声に説得されたため、定番品の購入を決意したわけです。

手斧を欲しいと思っていた僕がなぜ「多喜火鉈を購入する気になったのか?」

続いて紹介していきますね。

多喜火鉈(たきびなた)110mmの魅力は?どんな特徴があるの?

多喜火鉈は、女性でも持ちやすく「ナイフのように扱えるようにコンパクト」な薪割り専用の鉈(ナタ)です。

鉈(ナタ)メーカーと馬場長金物さんがコラボレーションをして開発をした安心国産の三条製の鉈となっています。

鉈とナイフのいいところをかけ合わせた特徴を持っているのも魅力ですね。

鉈で薪を割る際にはバトニングといって、薪などでナタの刃先を叩くことで薪を割っていくため、 バトニングに耐えられるよう5mmmの板厚鋼を使用したフルタング仕様なのも嬉しいポイントでした。

「フルタング」とは、刃先からがハンドルの後ろまで鋼材が貫通している構造のことです。

鋼材が貫通していることもあり、頑丈なので、捻ったり叩いたりしても曲がったり折れたりしにくい特徴を持っています。

また、バトニングをする際には、注意点もあるので気をつけて薪割りを楽しむ必要があります。

バトニングの注意点

バトニングを行う際は必ず薪などの木を使う必要があります。

金属(ペグ用打ち込みハンマー等)で多喜火鉈を叩くと壊れますし、鋲が取れたり、ゆるんだり、刃先が欠けるなど様々な不具合が発生します。

もし、破損してしまった場合は、修理は可能ですが、「送料及び部品交換、工賃は別途必要」になるようなので注意が必要です。

ここまでは、商品の特徴を簡単にお伝えしましたが、ここからは「僕が多喜火鉈を選んだ理由」をお伝えしていきます。

多喜火鉈を選んだ3つの理由

僕が多喜火鉈を選んだ理由は下記の3点です。

  1. 多喜火鉈のデザインに惚れた(本皮のケースもついていて所有欲を満たしてくれる)
  2. コンパクトなのに適度な重量感もあり、無骨でいい仕事をしてくれる予感がした
  3. 薪割りからフェザースティック作りまで幅広く活躍してくれる

ひと言でいうと、「コンパクトでカッコいい幅広く活躍してくれる相棒」になってくれると直感で感じたため、多喜火鉈の購入を決意したわけですね。

刃物を初めて購入するので、念の為に薪割りに使った後のお手入れ方法も前もって調べ、必要になりそうな道具は一式そろえておきましたので、参考までに共有しておきます。

多喜火鉈のメンテナンス方法

多喜火鉈のお手入れ方法は上記の動画を参考にすると簡単にわかりました。

動画を見れば基本的なお手入れ方法はわかったので、メンテナンスに必要な道具も調べて購入することに。

色々調べた結果、下記の2つのアイテムを購入してみました。

上記2点のメンテナンスグッズが届いてすぐに多喜火鉈を磨いてみましたら、しっとりとした艶がでていい感じになりました。

これから、どんどん薪割りの相棒として「多喜火鉈」を使い、ファミリーキャンプを楽しんでいきたいと思います。

また使用感などは随時更新していきますので、楽しみにしていてください。

【2022.2.27更新】多喜火鉈で薪割りデビューを果たしました

薪割りデビューを果たした後

先日いったキャンプ場で、ついに薪割りデビューを果たしました。

多喜火鉈のデビュー動画など、を見て、小さくてもパワフルに薪を割ってくれるとは思っていましたが、「実際自分にもできるのか?」という不安があったんですね。

でも、実際に薪割りをしてみると、予想以上に気持ちよく薪割りをすることができました。

【画像】多喜火鉈で薪割り中
気持ちよく薪割りを堪能中
【画像】多喜火鉈で薪割り中
無事に薪割り完了
わいず

さすがに「硬い節のある薪」を割るのは厳しかったです

アズママ

でも、ほとんどの薪はキレイに割れていたよね

薪割りをした後は、当たり前ですが「多喜火鉈に汚れや小キズ」がついてしまったので、自宅に返ってから「購入しておいた刃物用油」で手入れを実施。

すると、完璧ではありませんが「予想に反してキレイ」に仕上がりました。

【鉈画像】ビフォー・アフター
多喜火鉈のビフォー・アフター
わいず

画像ではわかりにくいかもしれませんが、白く曇っていた汚れがキレイになったのがわかるでしょうか?

アズママ

男って、こういうお手入れすきだよねー

まとめ.【評価:★★★★】多喜火鉈は薪割り初心者も安心して使えるアイテム

BABACHO
画像出典:https://www.babachokanamono.co.jp/brand/babacho.html

今回は「多喜火鉈(たきびなた)」というナタを選んだ理由をお伝えしました。

僕の場合、ファミリーキャンプで活用するため「安全でコンパクトな薪割りアイテム」という条件を優先し、多喜火鉈を選びました。

もしあなたが、「太い薪を存分に叩き割ってスッキリしたい!」のであれば、手斧を選択してもいいかもしれません。

むしろ、ベテランキャンパーの方からすれば「手斧と鉈を用途によって使い分ける」のがベストと言われるでしょう。

ただ、「子連れキャンプでも安全に薪割りを楽しみたい」「コンパクトなギアでキャンプをしたい」と思われる方にとっての薪割りアイテムとしては、最適の選択のひとつになることは保証できます。

せっかくの機会なので、楽しみながら「後悔のないお買い物」をされてくださいね。

▼僕が購入した多喜火鉈は下記のものです。

▼人と違うギアを使いたい方には「特別仕様の多喜火鉈」という選択もあります。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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【アイキャッチ画像】BABACHO 多喜火鉈レビュー記事

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この記事を書いた人

ブログ×Twitterでファミリーキャンプの魅力を発信する広島弁のキャンパー。

愛用テント:サバティカル アルニカ&アメニティドームM
愛用タープ:オガワ フィールドタープヘキサDX

キャンプスタイル:家族との時間重視のシンプルなキャンプスタイルをモットーにしている。

子供と行くキャンプだからこそ「コンパクト=時短」が重要だと感じたことがきっかけで、”シンプルかつコンパクトに自然を楽しむ人生”をテーマにブログ発信中

目標:ブログやSNSを通じて繋がった方々とキャンプをすること

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