マルチタスクが脳に悪影響を与える!?一転集中が仕事の効率化に最適な理由

今回は、できる人の代名詞ともいえる「マルチタスクが脳に与える影響」についてお伝えしていきます。

突然ですが、あなたは下記のどちらのタイプでしょうか?

  • 「ひとつのことに集中して取り組むタイプ」
  • 「複数のタスクを同時に取り組むタイプ

世間では「マルチタスク=できる人」というイメージが浸透していますし、同時並行で作業をこなすことができれば時間も効率的に使えそうな気がしますよね。

しかし、最近の研究では「マルチタスクは脳の学習効果を下げる」ことが分かっています。

特に、なにか新しいことに取り組み始めた時「マルチタスクの罠」にハマりがちです。

今回の記事を読んで「マルチタスクが脳に及ぼす影響」をしっかり理解し、「本当は何をすればいいのか?」を見極める参考にしてみてください。

目次

マルチタスクとは?どんな意味があるの?

疑問を投げかけているイラスト

マルチタスク とは、複数の作業を「同時」にもしくは「短期間に並行して切り替えながら実行」することをいいます。

たとえば、電話をしながら資料に目を通したり、スマホを見ながら音楽を聞いたり、僕たちは日常生活でマルチタスクをしながら生活をしているように感じますよね。

しかし、厳密にいうと「人間はマルチタスク(同時進行)をすることができない」とうことをご存知でしょうか?

実は、僕たちがマルチタスクだと思っているものの正体は「タスクスイッチング」と呼ばれている脳の仕組みです。

タスクスイッチングとは作業を切り替えること

つまり、マルチタスク本来の意味は「短期間に並行して切り替えながら実行」することを指すわけです。

「高速で切り替える能力」と聞くと、便利なように感じるかもしれませんが、最近の研究でマルチタスクにはリスクがあることがわかっています。

続いては、マルチタスクのリスクに関しての「おもしろい研究結果」をご紹介しておきます。

研究結果で判明!マルチタスクが脳の学習効果は80%下がる

1960年代以来、様々な心理学者が人間のマルチタスクに関する実験や研究を行ってきました。

様々な心理学者の1人、スタンフォード大学の研究者 クリフォード・ナス氏は、「マルチタスクを継続的に実践することで、人間の能力は向上するのではないか?」と考え研究を開始。

そして研究の結果、人間がマルチタスクを実践する際の脳は、別々の領域で処理を行っており、同時に並行処理しているのでではなく、「脳の処理を短時間で頻繁に切り替えているだけ」だということがわかりました。

さらに、マルチタスクは「脳の作業効率を低下させる」ということも判明。

具体的には、マルチタスキングで2つの作業を同時並行で行った場合、2つの作業がそれぞれ50%の処理能力を維持することはなく、80~95%も低下する傾向があることがわかったそうです。

このように、クリフォード・ナス氏の研究によって、マルチタスクは明らかに脳の生産性を低下させる」ことが証明されていったわけです。

他にも、マルチタスクが脳に与える悪影響についてシングルタスクという「全米で発売され、世界8か国されたベストセラー本」の著者である、Only Connect ConsultingのCEO「デボラ・ザック氏」の言葉がある記事で紹介されています。

“The brain cannot be in two places at once, so what people are referencing as multitasking is actually what neuroscientists call task switching and that means rapidly moving back and forth between different tasks,” says Zack.

翻訳:「脳は一度に2つの場所にいるわけではないので、人々がマルチタスキングとして参照しているのは、実際には神経科学者がタスクの切り替えと呼んでいることであり、異なるタスク間を素早く行き来するということです。

引用:Forget Multitasking. Real Productivity Comes From Singletasking.

全米で発売され、世界8か国されたベストセラー本の翻訳書「シングルタスク」とは下記の本です。

ザック氏は、マルチタスクの有害性について、「頻繁に繰り返すと脳が収縮し、IQが下がり、時間節約にならないばかりか、生産性が40%も低下する」と言及しています。

さらに困ったことに、マルチタスクは有害にもかかわらず、快感をもたらす働きがあります。

快適をもたらすのは、取り組む課題が変わるたびに、目新しさを感じた脳が、ドーパミンという名の「麻薬にも似た脳内化学物質」を分泌してしまうことが原因です。

ザック氏の言及を踏まえて考えてみても、数の作業を同時に、もしくは短期間に並行して切り替えながら実行する」マルチタスクを実践することは難しいということがわかります。

ここからは、結果を出すために「どんな点に意識すればいいのか?」という点についてお伝えしていきます。

脳は”一点集中”すると効果が最大化する!成果を出す鍵はシングルタスクにあり

結論からいうと、なにか新しいことを始める時に意識すべきは「シングルタスク」を意識することです。

シングルタスクとは、その名のとおり「1度にひとつのコトだけ実践する」という意味です。

たとえば、ブログを始めたばかりの初心者が集中すべきことは「記事を書くことに慣れる」ことです。

ブログのデザインを変えたいからといって、デザインやプログラムの勉強をするのは本末転倒です。

どうしてもブログの見た目を整えたいのであれば、知識がなくても簡単にカスタマイズできるWordPressテーマを使うなど、「記事を書くことに集中できる環境づくり」に投資する方が効果的だということです。

まずは「一点集中で、土台となるスキルを身につける 」ほうが、結果的に近道になる場合が多いですよ。

一点集中することを「シングルタスク」と呼び、

まとめ.最短で結果を出すための秘訣は「シングルタスク」にあり!

人差し指を指している男女のイラスト

今回は、マルチタスクの危険性とシングルタスクの重要性についてお伝えしました。

ここまででお伝えしたマルチタスクは、ブログに限らず、仕事の業務や勉強などすべてにおいて「非効率な結果を生む」ことになります。

一見遠回りにみえる、「ひとつのことに集中する」という行為が結果的には近道になるこの言葉をぜひ意識してみてくださいね。

もしあなたが、まずは「記事を書くことに慣れたい」と思っているならば、ブログ記事の執筆手順を解説|今日からできる時短ライティング「5つの手順」を参考にして、読まれるブログを書くことに慣れることから始めましょう。

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この記事を書いた人

1981年広島生まれ。
呉服販売、美容商材の営業を経験した後、化粧品や健康食品を扱う企業で、「代理店営業」「店舗運営」に約12年間携わる。
一貫してWebに苦手意識を持つシニア層(50代以上)の女性経営者様の支援をしてきたため、相手の悩みに寄り添うサポートを得意をしている。
信念:商品の価値を”正しく”引出し必要としている方に届けること
趣味:読書・キャンプ

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