マルチタスクは危険!?脳の学習効果を上げるシングルタスクとの違いを解説

今回は、できる人の代名詞ともいえる「マルチタスクが脳に与える影響」についてお伝えしていきます。

突然ですが、あなたは下記のどちらのタイプでしょうか?

  • 「ひとつのことに集中して取り組むタイプ」
  • 「複数のタスクを同時に取り組むタイプ

世間では「マルチタスク=できる人」というイメージが浸透していますし、同時並行で作業をこなすことができれば時間も効率的に使えそうな気がしますよね。

しかし、最近の研究では「マルチタスクは脳の学習効果を下げる」ことが分かっています。

特に、なにか新しいことに取り組み始めた時「マルチタスクの罠」にハマりがちです。

今回の記事を読んで「マルチタスクが脳に及ぼす影響」をしっかり理解し、「本当は何をすればいいのか?」を見極める参考にしてみてください。

目次

マルチタスクとは?どうやったら身につけることができるの?

疑問を投げかけているイラスト

最初にお伝えしておくと、「マルチタスク」を身につけることはできません。

その理由は、決してあなたに才能がないからではありません。

意外かもしれませんが、本質的に[keikou]「マルチタスクができる人」はこの世に存在しない[/keikou]んです。

その証拠に、シングルタスクという「全米で発売され、世界8か国されたベストセラー本」の著者である、Only Connect ConsultingのCEO「デボラ・ザック氏」の言葉がある記事で紹介されています。

“The brain cannot be in two places at once, so what people are referencing as multitasking is actually what neuroscientists call task switching and that means rapidly moving back and forth between different tasks,” says Zack.

翻訳:「脳は一度に2つの場所にいるわけではないので、人々がマルチタスキングとして参照しているのは、実際には神経科学者がタスクの切り替えと呼んでいることであり、異なるタスク間を素早く行き来するということです。

引用:Forget Multitasking. Real Productivity Comes From Singletasking.

全米で発売され、世界8か国されたベストセラー本の翻訳書「シングルタスク」とは下記の本です。

ザック氏は、マルチタスクの有害性について、「頻繁に繰り返すと脳が収縮し、IQが下がり、時間節約にならないばかりか、生産性が40%も低下する」と言及しています。

さらに困ったことに、マルチタスクは有害にもかかわらず、快感をもたらす働きがあります。

快適をもたらすのは、取り組む課題が変わるたびに、目新しさを感じた脳が、ドーパミンという名の「麻薬にも似た脳内化学物質」を分泌してしまうことが原因です。

ザック氏の言及を踏まえて考えてみても、数の作業を同時に、もしくは短期間に並行して切り替えながら実行する」マルチタスクを実践することは難しいということがわかります。

具体例をあげてみましょう。

たとえば、ブログをはじめたばかりの方は、マジメであればあるほど以下の罠にハマりがちです。

  • ブログの書き方を勉強しなくちゃ
  • デザインについても勉強したいな
  • WordPressの操作もおぼえないと
  • カスタマイズの勉強も必要だな
  • SNSの活用法も勉強しなくちゃ
  • メルマガの練習もしないといけないな

こんな感じで、次から次に「やったほうがいいこと(more)」が出てきて、すべてが中途半端になってしまうというケースも珍しくありません。

私たちがマルチタスクだと思っているものの正体

僕たちがマルチタスクだと思っているものの正体は「タスクスイッチング」と呼ばれている脳の仕組みです。

タスクスイッチングとは、作業を切り替えることといいます。

先ほどお伝えしたように人間は本質的には「マルチタスク(同時進行)」はできないようにできています。

「マルチタスクができているように見える人」も、タスクスイッチングによって、複数のことを同時進行しているように見えるだけだということですね。

マルチタスクのリスクに関して、「おもしろい研究結果」があるのでご紹介しておきます。

研究結果で判明!マルチタスクが脳の学習効果は80%下がる

1960年代以来、様々な心理学者が人間のマルチタスクに関する実験や研究を行ってきました。

様々な心理学者の1人、スタンフォード大学の研究者 クリフォード・ナス氏は、「マルチタスクを継続的に実践することで、人間の能力は向上するのではないか?」と考え研究を開始。

そして研究の結果、人間がマルチタスクを実践する際の脳は、別々の領域で処理を行っており、同時に並行処理しているのでではなく、「脳の処理を短時間で頻繁に切り替えているだけ」だということがわかりました。

さらに、マルチタスクは「脳の作業効率を低下させる」ということも判明。

具体的には、マルチタスキングで2つの作業を同時並行で行った場合、2つの作業がそれぞれ50%の処理能力を維持することはなく、80~95%も低下する傾向があることがわかったそうです。

このように、クリフォード・ナス氏の研究によって、マルチタスクは明らかに脳の生産性を低下させる」ことが証明されていったわけです。

ここまでで、マルチタスクが脳に悪影響を及ぼすことはおわかりいただけたかと思います。

ここからは、結果を出すために「どんな点に意識すればいいのか?」という点についてお伝えしていきます。

脳は”一点集中”すると効果が最大化する!成果を出す鍵はシングルタスクにあり

結論からいうと、なにか新しいことを始める時に初心者が意識すべきは「シングルタスク」を意識することです。

シングルタスクとは、その名のとおり「1度にひとつのコトだけ実践する」という意味です。

たとえば、ブログを始めたばかりの初心者が集中すべきことは読まれるブログは記事構成で決まる!真似するだけで精読率が上がる5つの基本構成を解説で紹介したような構成をおぼえて「ブログ記事を書く習慣を作る」ことですよね。

ブログのデザインやレイアウトを変更するために「HTMLやCSSのような、プログラムの勉強」をしたり、「デザインの勉強したりするのは、非効率だということです。

本を読んで勉強をしていると「何かやった気」になりますが、記事を書かなければブログは育ちませんし、あなた自身のライティングスキルも高まりません。

カスタマイズは、「ブログを書くことに慣れてから」やればいいんです。

まずは、「一点集中で土台となるスキルを身につける ⇒ 次のスキルにチャレンジ」という段階を踏んだほうが、結果的に近道になる場合が多いです。

まずは、「今自分が何をすべきなのか?」を明確にして、結果を出すための最短距離を意識することをおすすめします。

まとめ.最短で結果を出すための秘訣は「シングルタスク」にあり!

人差し指を指している男女のイラスト

今回は、マルチタスクの危険性とシングルタスクの重要性についてお伝えしました。

ここまででお伝えしたマルチタスクは、ブログに限らず、仕事の業務や勉強などすべてにおいて「非効率な結果を生む」ことになります。

一見遠回りにみえる、「ひとつのことに集中する」という行為が結果的には近道になるこの言葉をぜひ意識してみてくださいね。

もしあなたが、まずは「記事を書くことに慣れたい」と思っているならば、ブログ記事の執筆手順を解説|今日からできる時短ライティング「5つの手順」を参考にして、読まれるブログを書くことに慣れることから始めましょう。

この記事を書いた人

広島弁(敬語で話す時は出ない)のセールスコピーライター。



自身が運営を担当した「女性向け講座の集客」に悩んでいた時、コピーライティングの存在を知り学び始める。



自身が学んだことを「チラシ制作」「告知ページ」に活かし改善を重ねた結果、徐々に集客に繋がり最終的には、運営期間2年で1,800名以上の動員を達成。



現在は主に個人・小さな会社さんの販促支援(商品の価値を正しく伝えるお手伝い)を通じて、売り手と買い手双方にメリットのある支援のあり方を研究している。



趣味はファミリーキャンプ・アウトドア(2019年デビュー)

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