ソロキャンプで必要なもの完全版!お小遣いパパの現実解

ソロキャンプを始めたい。

でも、いざ調べ始めると、必要なものが多すぎて脳みそが静かにフリーズします。

正直に告白すると、私も最初は思っていました。

「ソロキャンプを始めるなら、ソロ専用ギアを一式そろえなければならない」と。

しかし、我が家には大きな壁があります。

そうです。

お小遣い制です。

そして、その壁の前には、さらに高い門番がいます。

あずママです。

わいずパパ

「俺、ソロキャンプ始めるなら専用の軽量テントとか必要だと思うんだよね」

あずママ

「物置にテントあるよね」

わいずパパ

「いや、あれはファミリー用で大きいし……ソロっぽさが……」

あずママ

「キャンプ場で寝る目的は同じだよね」

はい。

正論という名のペグが、私の物欲に深く打ち込まれました。

この記事では、40代お小遣い制パパの私が、実際にファミキャン道具を流用しながらたどり着いた、ソロキャンプに必要なものの現実解をまとめます。

キラキラしたキャンプカタログではありません。

映える写真の裏で、腰をさすりながら荷物を運ぶ中年男性の記録です。

この記事でわかることは、こちらです。

この記事でわかること
  • ソロキャンプ初心者が本当に最初にそろえるもの
  • 家にある道具で代用できるもの
  • 逆にケチると後悔するもの
  • 買わなくてもレンタルや流用でなんとかなるもの
  • テント、焚き火台、レイアウト、料理しないキャンプなどの小記事へつなげる考え方

なお、この記事では「実際に使ったもの」と「当時は持っていなかったもの」と「購入前に調べたもの」を分けて書きます。

買っていないものを、さも使ったようには書きません。

そこを盛った瞬間、あずママより怖いものに怒られます。

それは、過去の自分です。

目次

ソロキャンプで必要なものはまず最低限でいい

ソロキャンプに必要なものを考えるとき、最初にやってはいけないことがあります。

それは、いきなり全部買おうとすることです。

私もやりかけました。

深夜、スマホ片手に「ソロキャンプ 初心者 セット」「ソロキャンプ 道具 一式」「軽量テント おすすめ」みたいな検索をして、気づいたらカートの合計金額が、ちょっとした家電になっていました。

その瞬間です。

背後から気配がしました。

あずママ

「その金額、何?」

わいずパパ

「俺の未来への投資です」

あずママ

「家族の未来を先に見て」

見事に現実へ帰還しました。

でも、実際にやってみてわかりました。

ソロキャンプは、最初から完璧な道具一式をそろえなくても始められます。

むしろ最初は、最低限で行ったほうが自分に必要なものがわかります。

なぜなら、ソロキャンプの快適さは、道具の数ではなく、自分が何をしたいかで決まるからです。

  • 焚き火をしたいのか。
  • 寝るだけでいいのか。
  • コーヒーを飲みたいのか。
  • 料理をしたいのか。

私は下戸なので、酒ではなくコーヒーです。

焚き火の前で静かにコーヒーを飲んでいると、少しだけ人生をわかっている男のような気分になります。

実際は、帰宅後に洗濯物を畳み忘れて怒られる男です。

初心者が最初に揃えるものは「命・寝る・食う」

ソロキャンプ初心者が最初に考えるべき必要なものは、ざっくり分けるとこの3つです。

  • 命を守るもの
  • 寝るためのもの
  • 食べるためのもの

これだけです。

最初から「映える棚」や「無骨なギアケース」まで考えると、財布が先に遭難します。

まず最初は、命を守るものです。

具体的には、ライト、防寒着、雨具、救急セット、常備薬、水、スマホ、モバイルバッテリーですね。

特にライトは甘く見てはいけません。

夜のキャンプ場は、家の廊下とは違います。

トイレに行くだけでも、ライトがないと足元のロープに引っかかってしまう可能性があります。

私は一度、暗がりでペグにつまずきました。

誰も見ていないのに、なぜか照れました。

中年男性が無人の暗闇に向かって照れる。

これがソロキャンプです。

次に、寝るためのものです。

テント、寝袋、マット。

この3つは、ソロキャンプの快適性を左右します。

特にマットは大事です。

若いころなら、多少地面が硬くても「まあ寝られる」で済んだかもしれません。

40代になると違います。

地面の小石が、翌朝の腰に時差攻撃をしてきます。

わいずパパ

「俺、地面と一体化した気がする」

アズママ

「それ、ただ腰が痛いだけでしょ」

その通りです。

ソロキャンプ初心者ほど、寝具は軽視しがちです。

しかし、私はここをケチるのはおすすめしません。

テントはファミキャン用でも代用できます。

でも、寝袋とマットは、自分の体に合っていないと翌日がしんどいです。

40代の体力は、キャンプ場ではなく帰宅後に本当の勝負を迎えます。

最後に、食べるためのものです。

バーナー、クッカー、カトラリー、食材、水。

ただし、ここはかなり削れます。

料理をしないソロキャンプなら、コンビニ飯やスーパーの惣菜でも成立します。

むしろ、最初はそのほうが楽です。

無理にアヒージョを作ろうとして、オリーブオイルの処理に困るくらいなら、おにぎりとカップ麺で十分です。

焚き火の前で食べるカップ麺は、なぜか妙にうまいです。

家で食べると普通なのに、キャンプ場で食べると少しだけ名作になります。

【初心者が最初に見るべき必要なもの】

  • テント、または寝る場所を確保する道具
  • 寝袋とマット
  • ランタン、ヘッドライト
  • 防寒着、雨具
  • 水、食料、最低限の調理道具
  • ゴミ袋、救急セット、常備薬
  • スマホ充電用のモバイルバッテリー

ここまであれば、ひとまずソロキャンプの土台は作れます。

反対に、最初から買わなくてもいいものもあります。

  • たとえば、専用のギアラック。
  • 高級なクーラーボックス。
  • やたら小さいチタン製品。
  • 見た目が渋い収納箱。

もちろん、欲しいです。

私も欲しいです。

でも最初から全部必要かと言われると、答えは違います。

まずは家にあるものでキャンプに行き、自分がどこで不便を感じるかを知る。

そこから買い足すほうが、失敗が少ないです。

道具一式を買う前に予算と収納場所を見直す

ソロキャンプ道具一式を買う前に、私は必ず確認したほうがいいことが3つあると思っています。

それは、予算、収納場所、そして体力です。

まず予算です。

これはもう、避けて通れません。

特にお小遣い制パパにとって、キャンプギアは夢であり、同時に家計会議の火種です。

  • 軽量テント。
  • コンパクトチェア。
  • 専用テーブル。
  • 焚き火台。
  • クーラーボックス。
  • ナイフ。
  • ランタン。

ひとつひとつは「まあ、なんとかなるか」と思えても、合計すると急に現実味を帯びます。

そして、その合計金額を見たあずママの表情で、家庭内の気温が3度くらい下がります。

わいずパパ

「俺、長く使うから結果的に安いと思うんだよね」

あずママ

「その言葉、前に買ったキャンプ道具のときも聞いたよ」

過去の自分が、今の自分を裏切る瞬間です。

次に収納場所です。

キャンプ道具は、買った瞬間よりも、帰宅後の置き場所で本性を現します。

  • テントは収納袋に入れても大きいです。
  • チェアも意外と存在感があります。
  • 焚き火台は灰のにおいをまといます。
  • クーラーボックスは、なぜか家の中で妙に偉そうに見えます。

私の家でも、ファミキャン道具がすでに物置のかなりの面積を占めています。

そこへソロ専用ギア一式を追加しようものなら、あずママの検閲を通過できる気がしません。

あずママ

「置く場所は?」

わいずパパ

「こ、心の中に」

あずママ

「物理的な話をしているの」

まったく勝てません。

最後に体力です。

これが40代にはかなり重要です。

若いころなら、多少荷物が多くても気合いで運べました。

しかし今は違います。

キャンプ場に着いて、荷物を下ろして、設営して、薪を運んで、火を起こして、片付けて、帰宅して、さらに車から家へ荷物を戻す。

この流れを甘く見ると、翌日の仕事で顔が土色になります。

だから、ソロキャンプに必要なものは、単に「便利そう」ではなく、自分が運べるか、片付けられるか、また使う気になるかで選ぶべきです。

私はここを軽く見て、何度か帰宅後に玄関で魂を置き忘れました。

【道具一式を買う前の確認ポイント】

  • その道具は本当に今すぐ必要か
  • 家に代用できるものはないか
  • 収納場所は確保できるか
  • 車や徒歩で無理なく運べるか
  • 片付けが面倒で使わなくならないか

ソロキャンプ道具一式は、そろえること自体が目的になると危険です。

最初は「行くための道具」だったはずが、いつの間にか「買うためのキャンプ」になります。

その気持ち、ものすごくわかります。

新しいギアを見ている時間は楽しいです。

でも、私のようなお小遣い制パパは、毎回ギアを買い足していたら家庭内の信頼残高が先に尽きます。

なので最初は、手持ちのファミキャンギアを棚卸しするのが正解です。

  • テントはあるか。
  • 寝袋はあるか。
  • マットはあるか。
  • ランタンはあるか。
  • バーナーやカセットコンロはあるか。
  • テーブルとチェアはあるか。

この確認だけで、実はかなりの道具が家に眠っていることに気づきます。

眠っている道具を起こす。

それが、お小遣い制パパのソロキャンプ第一歩です。

ソロキャンプに必要なものは家にある道具で代用できる

ソロキャンプに必要なものは、アウトドアショップだけにあるわけではありません。

意外と、家の中にあります。

  • 台所。
  • 押し入れ。
  • 玄関の片隅。

そして、なぜか何年も使っていない収納ボックスの奥。

私も最初は「ソロキャンプにはソロ用ギアが必要」と思い込んでいました。

でも、あずママに言われて押入れを見たら、出てくる出てくる。

  • ファミキャン用のテント(アルニカ or アメドM)
  • テーブル(ユニフレームの焚き火テーブル)
  • チェア(Helinoxの折りたたみチェア)
  • LEDランタン(ルーメナー2)
  • クーラーボックス(ロゴスの氷点下ソフトクーラー)
  • カセットコンロ(スノピのホーム&キャンプバーナー)
  • スキレット(フライパン)

あれ。

もう行けるのでは。

わいずパパ

「俺、もしかして買わなくても行けるかもしれない」

アズママ

「最初からそう言っているよ」

そうでした。

あずママは、いつも私より先に正解へ到着しています。

ただし、家にある道具を使うときは、何でもかんでも持っていけばいいわけではありません。

家にあるものは便利ですが、キャンプ場で使うには向き不向きがあります。

  • 重すぎるもの。
  • 壊れると困るもの。
  • 汚れると家庭内で裁判になるもの。
  • 風に弱いもの。

このあたりは注意が必要です。

特に、奥さんが普段使っているフライパンを勝手に焚き火へ突っ込むのはやめましょう。

帰宅後、フライパンより自分の立場が焦げます。

テントはファミキャン用でもソロに流用できる

ソロキャンプでまず悩むのがテントです。

ソロ用テントは、軽くてコンパクトで、見た目もかっこいいです。

正直、欲しいですよね。

キャンプ場で小さなソロテントをスマートに張っている人を見ると、私の中の物欲おじさんが目を覚まします。

わいずパパ

「俺もああいう秘密基地みたいなテントがほしい」

あずママ

「今あるテントも、十分秘密基地みたいに家を圧迫しているよ」

ぐうの音も出ません。

私の場合、当時はソロ専用テントを持っていませんでした。

なので、ファミキャン用の大きなテントをソロに流用しました。

結論から言うと、設営はしんどいけれど、居住性は最高です。

広いです。

無駄に広いです。

ひとりなのに、荷物を全部入れてもまだ余裕があります。

着替えも楽です。

雨が降っても、前室や室内に道具を逃がせます。

寝るスペースの横に、荷物を雑に置いても成立します。

これは、ズボラおやじにはかなりありがたいです。

ただし、デメリットもあります。

  • まず、設営が重い。
  • ポールが長い。
  • 幕が大きい。
  • ペグの本数も多い。

ソロサイトで広げると、少しだけ「家族来る予定だったけど全員に逃げられた人」みたいな雰囲気が出ます。

実際、私は一人で大きなテントを設営しながら、何度か心が遠くへ行きました。

風が吹くと、幕がバサバサ暴れます。

ポールを通すたびに腰が小さく悲鳴を上げます。

そして、ようやく立ち上がったテントを見て思います。

「俺、今日のメインイベントをもう終えたかもしれない」と。

それでも、ファミキャン用テントを流用する価値はあります。

特に車で行くソロキャンプなら、最初の一歩としては十分です。

徒歩やバイクなら厳しいですが、車なら積載の力でなんとかなります。

ソロ用テントを買う前に、まず家のテントで一度行ってみる。

すると、自分に必要なサイズ感が見えてきます。

  • もっと軽いほうがいいのか。
  • もっと小さいほうがいいのか。
  • 逆に広さが快適で、これで満足なのか。

これは実際に寝てみないとわかりません。

私は大きなテントでポツンと寝たとき、少し寂しさもありました。

でも同時に、荷物を全部テント内に入れてゴロゴロできる快適さに負けました。

おしゃれではありません。

でも、楽です。

ズボラおやじにとって、楽はかなり強い正義です。

【ファミキャン用テント流用の本音】

  • 設営は重くてしんどい
  • ソロサイトでは少し浮く
  • 雨の日や荷物が多い日はかなり快適
  • 車移動なら最初のソロキャンプには十分使える
  • ソロ専用テントを買う前の判断材料になる

もし、どうしてもソロ用テントを試したいなら、最初から買わずにレンタルもありです。

家にこれ以上テントを増やすと、あずママのように奥さんの視線が鋭くなる家庭も多いはずです。

もちろん我が家もそうです。

カセットコンロと家のフライパンでも十分戦える

ソロキャンプに必要なものとして、バーナーやクッカーを思い浮かべる人は多いです。

私もそうでした。

小さなバーナーで湯を沸かし、チタンマグでコーヒーを飲む。

その姿に、男の静かなロマンがあります。

しかし、現実の私はこうでした。

わいずパパ

「俺、シングルバーナー買おうかな」

あずママ

「家にカセットコンロあるよね」

わいずパパ

「でもキャンプっぽさが……」

あずママ

「お湯は沸くよね」

はい。

お湯は沸きます。

そして肉も焼けます。

カセットコンロは、見た目こそ無骨キャンプから遠いかもしれません。

でも、使い慣れている安心感があります。

火力調整も簡単です。

燃料もスーパーやホームセンターで買いやすいです。

家で使っている道具なので、操作に迷いません。

初心者の最初のソロキャンプでは、この「迷わない」がかなり大きいです。

  • 慣れないテント設営。
  • 慣れない焚き火。
  • 慣れないキャンプ場の夜。

そこへ、さらに慣れないバーナーを持ち込むと、脳内の処理能力が足りなくなります。

40代の私は、同時に複数の初体験を抱えると、だいたい表情が無になります。

だから最初は、カセットコンロでいいです。

家のフライパンでいいです。

家の小鍋でいいです。

箸も家の箸でいいです。

ただし、注意点があります。

風です。

普通のカセットコンロは風に弱いです。

風よけがないと、なかなか湯が沸きません。

「まだかな」と待っているうちに、コーヒーを飲む前に心が冷えます。

そのため、風防や風を避けられるレイアウトは考えたほうがいいです。

ただし、カセットコンロを風防で囲いすぎるのは危険です。

ボンベが過熱するおそれがあるため、メーカーの注意書きに従って安全に使う必要があります。

ここはズボラでも絶対に雑にしてはいけません。

あずママ

「火を使うところだけは、ズボラ禁止」

わいずパパ

「俺、そこだけは真面目にやります」

アズママ

「そこだけじゃなくて普段からお願い」

返す言葉がありません。

家のフライパンを使う場合も、焚き火に直接かけるのは避けたほうが無難です。

  • すすで真っ黒になります。
  • 焦げます。
  • においもつきます。

それを家に持ち帰ると、台所で事情聴取が始まります。

私の場合は、カセットコンロの上で普通に使う範囲にとどめました。

それで十分でした。

朝はお湯を沸かしてコーヒー。

夜はスーパーの肉を焼く。

面倒なときはカップ麺。

たったこれだけでも、ソロキャンプの満足度は高いです。

【家の調理道具を使うときの注意点】

  • カセットコンロは風対策を考える
  • ボンベの過熱には絶対に注意する
  • 家のフライパンを焚き火に直接かけない
  • 洗い物を減らすならアルミホイルやクッキングシートを活用する
  • 家族が普段使う道具は、汚しすぎない

最初から高級クッカーを買わなくても、キャンプ飯はできます。

むしろ、最初は家の道具で作ったほうが失敗しにくいです。

慣れてきて、「もっと軽くしたい」「洗いやすくしたい」「収納を小さくしたい」と感じたら、そのときに専用道具を買えばいいと思います。

お小遣い制パパにとって、ギア購入は勢いではなく稟議です。

勢いで買うと、あとで家庭内監査が入ります。

ソロキャンプで必要なものを買うなら優先順位が大事

家にある道具でソロキャンプは始められます。

ただし、すべてを代用すればいいわけではありません。

実際に行ってみると、ここは買ったほうがいいというものもあります。

私の中で優先順位が高いのは、寝具、灯り、焚き火まわりです。

この3つは、ケチりすぎると快適性だけでなく安全にも関わります。

特に40代おやじは、若さでゴリ押しできません。

体力も回復力も、思っているより在庫が少ないです。

スマホのバッテリーならモバイルバッテリーで回復できます。

でも、おやじの腰はそうはいきません。

わいずパパ

「俺の腰にも急速充電器がほしい」

あずママ

「まず無理な寝方をやめなさいよ」

正論です。

寝袋とマットは40代の腰を守る生命線

ソロキャンプで必要なものの中でも、私が強く言いたいのが寝袋とマットです。

ここを甘く見ると、キャンプの思い出が「腰痛」になります。

美しい星空。

静かな夜。

焚き火の余韻。

そして、地面から伝わる冷えと硬さ。

この最後のやつが強すぎると、すべてのロマンを腰痛が上書きします。

私も一度、薄いマットで寝たことがあります。

最初は「まあ、これでいけるだろう」と思っていました。

しかし、夜中に何度も目が覚めました。

右を向いても痛い。

左を向いても痛い。

仰向けになると、背中が地面と会議を始める。

朝になって起き上がったとき、私は静かに思いました。

「これは睡眠ではなく、地面との耐久戦だった」と。

マットは、厚みと断熱性が大事です。

夏でも地面の硬さ対策は必要です。

春や秋、冬なら底冷え対策も必要になります。

寝袋も季節に合ったものを選ぶ必要があります。

「少し寒いくらいなら我慢できる」と思うかもしれません。

でも、キャンプ場の夜は想像以上に冷えます。

しかもソロです。

寒くても、誰かが毛布を貸してくれるとは限りません。

人見知りの私は、隣のサイトに「すみません、毛布ありますか」と聞くくらいなら、震えながら自分の準備不足を反省するタイプです。

それはよくありません。

最初から準備しましょう。

【寝具でケチらないほうがいい理由】

  • 睡眠不足は翌日の運転に響く
  • 地面の硬さは40代の腰に直撃する
  • 底冷えは想像以上に体力を削る
  • 寝られないとキャンプ全体の満足度が下がる
  • 「また行きたい」ではなく「もう無理」になりやすい

私の結論はシンプルです。

テントは多少大きくても流用できます。

調理道具も家のもので代用できます。

でも、寝袋とマットは自分の体に合うものを選んだほうがいいです。

ソロキャンプで一番長い時間を過ごすのは、実は焚き火の前ではありません。

寝る時間です。

ここを雑にすると、翌朝の自分に怒られます。

そして帰宅後、荷下ろしをしながらもう一度怒られます。

主に腰に。

ランタンとライトは安全のために外せない

ソロキャンプに必要なものの中で、灯りはかなり重要です。

私の場合、ヘッドライトは持っていませんでした。

なので実際には、ランタンと懐中電灯タイプのライトで乗り切りました。

ランタンはサイト全体を照らすもの。

ライトは、夜にトイレへ行くときや、車の中の荷物を探すとき、テントの隅に転がった小物を探すときに使うものです。

この2つがあるだけで、夜の安心感がかなり変わります。

最初のころ、私はランタンだけでなんとかなると思っていました。

でも、夜にトイレへ行こうとした瞬間に気づきました。

ランタンを持って歩くと、サイトが暗くなる。

そして、戻ってきたときにテントの入口が地味に見つけづらい。

しかも片手がふさがるので、足元のロープやペグが妙に怖い。

夜のキャンプ場では、ロープもペグも木の根っこも、急に敵になります。

私は一度、暗がりでペグにつまずきました。

誰も見ていないのに、なぜか照れました。

中年男性が無人の暗闇に向かって照れる。

これがソロキャンプです。

わいずパパ

「俺、ライト持ってきてよかったよ。夜のキャンプ場、思ったより暗い」

あずママ

「だから懐中電灯を持って行きなって言ったよね」

わいずパパ

「俺のソロキャンプ、だいたいあずママの助言で生き延びてる気がする」

アズママ

「気づくのが遅いよ」

はい。

今回も家庭内防災担当の勝利です。

ランタンについては、最初はLEDランタンで十分です。

火を使うランタンは雰囲気があります。

私も憧れます。

ゆらゆら揺れる灯り。

静かな夜。

コーヒー。

完璧です。

しかし、初心者のうちは扱いやすさと安全性を優先したほうがいいです。

特にテント内では、燃焼系のランタンや火器は使わないこと。

一酸化炭素中毒の危険があるため、ここは絶対に守るべきです。

ズボラでも、命に関わるところはズボラ禁止です。

【灯りまわりの最低ライン】

  • メインランタンを1つ
  • 懐中電灯タイプのライトを1つ
  • 予備電池、または充電残量の確認
  • テント内はLEDランタンを使う
  • 夜間のトイレ動線を事前に確認する

灯りは、キャンプの雰囲気を作る道具でもあります。

でも、それ以上に安全を守る道具です。

夜のキャンプ場では、足元のロープ、段差、ペグ、木の根っこ、置きっぱなしの薪。

敵が多いです。

しかも全部、こちらが油断した瞬間に攻めてきます。

ヘッドライトがあれば両手が空いて便利なのは間違いありません。

ただ、私のように当時ヘッドライトを持っていなかった場合でも、ランタンと懐中電灯タイプのライトがあれば最低限は戦えます。

大事なのは、灯りをひとつに頼りきらないことです。

ランタンだけだと、持ち歩いた瞬間にサイトが暗くなります。

ライトだけだと、食事中やくつろぐ時間に手元が寂しいです。

だから、ランタンは置く。

ライトは持つ。

この役割分担が、ズボラおやじにはちょうどよかったです。

焚き火台はロマンより片付けやすさで選ぶ

ソロキャンプといえば焚き火。

これはもう、避けて通れません。

私も焚き火が好きです。

下戸なので酒は飲めませんが、コーヒー片手に火を眺めていると、脳内だけは少し渋い男になります。

実際は、火ばさみをどこに置いたか忘れてキョロキョロしているだけです。

ただ、焚き火台選びで私が思うのは、ロマンだけで選ぶと片付けで泣くということです。

大きな焚き火台はかっこいいです。

薪もそのまま入ります。

火も大きく見えます。

しかし、ソロキャンプでは片付けが全部自分に返ってきます。

  • 灰の処理。
  • 冷却待ち。
  • すす汚れ。
  • 収納。
  • 車への積み込み。
  • 帰宅後の掃除。

この現実を見ないまま焚き火台を選ぶと、夜は楽しくても翌朝に顔が消えます。

私はファミキャン用の焚き火台をソロに持って行ったことがあります。

安定感はありました。

火も大きく楽しめました。

でも、撤収時に思いました。

「これ、ひとりでやる量じゃないな」と。

灰は多い。

本体は重い。

汚れも大きい。

車に戻すとき、謎の敗北感があります。

ファミキャンなら家族で役割分担できます。

でもソロでは、火を眺めていたロマンチスト本人が、翌朝すべての灰を処理します。

ロマンの請求書です。

焚き火台は、大きければいいわけではありません。

ソロキャンプでは、自分が楽に扱えるサイズが正解です。

特にお小遣い制パパは、焚き火台を何個も買い替えるわけにはいきません。

だからこそ、最初に「撤収まで含めて使いやすいか」を考えたほうがいいです。

わいずパパ

「俺、焚き火は好きだけど、灰の片付けは苦手です」

アズママ

「それはキャンプ全体に言えるよね」

否定できません。

でも、だからこそ道具選びで片付けやすさを重視します。

ズボラは、自分の弱点を道具で補う技術です。

たぶん、そういうことにしておきます。

焚き火をするなら、焚き火シート、火ばさみ、耐熱グローブ、火消し袋も必要です。

キャンプ場のルールも必ず確認しましょう。

直火禁止の場所も多いです。

灰の捨て方もキャンプ場によって違います。

ここを雑にすると、ズボラではなく迷惑キャンパーになります。

それだけは避けたいです。

人見知りの私は、管理人さんに注意されるだけで、その日のメンタルが焚き火の灰になります。

ソロキャンプで必要なものを増やさないズボラ戦略

ソロキャンプに慣れてくると、また新しい問題が出てきます。

それは、必要なものが増え続ける問題です。

最初は最低限でよかったはずなのに、気づくと欲しいものが増えています。

  • 小さいテーブル。
  • サブテーブル。
  • サイドテーブル。
  • ランタンスタンド。
  • ギアボックス。
  • スパイスボックス。
  • コーヒーミル。
  • ドリッパー。
  • 鉄板。
  • 小さい鉄板。
  • もっと小さい鉄板。

もう鉄板だけで何枚焼くつもりなのか、自分でもわからなくなります。

わいずパパ

「俺、これは必要なものだと思うんだよね」

あずママ

「欲しいものを必要なものって言い換えないで」

痛い。

でも正しい。

ソロキャンプに必要なものを増やさないためには、自分のスタイルを決めることが大事です。

私の場合は、ズボラに寄せました。

頑張らない。

作り込みすぎない。

動かない。

洗い物を増やさない。

お酒は飲めないので、コーヒーだけは楽しむ。

この方針にすると、持ち物がかなり絞れます。

映えるサイト作りより、帰宅後に疲れすぎないこと。

凝った料理より、焚き火を眺める時間。

最新ギアより、手持ち道具の使い回し。

これが、私のようなお小遣い制パパには合っていました。

料理しないソロキャンプなら荷物は激減する

ソロキャンプで料理をするのは楽しいです。

これは間違いありません。

  • 肉を焼く。
  • 米を炊く。
  • アヒージョを作る。
  • ホットサンドを焼く。

外で食べると、だいたい何でもうまいです。

しかし、料理を頑張ると荷物が増えます。

  • 食材。
  • 調味料。
  • クッカー。
  • まな板。
  • 包丁。
  • 油。
  • 洗剤。
  • スポンジ。
  • キッチンペーパー。
  • ゴミ袋。
  • 保冷剤。
  • クーラーボックス。

そして、食べ終わったあとの洗い物。

私はここで何度か心が折れました。

夜は楽しいです。

でも翌朝、冷えた油のついたクッカーを見ると、急に現実へ引き戻されます。

わいずパパ

「俺、昨日の自分に洗い物を残された」

あずママ

「それは昨日のあなたも今のあなたも同じ人だよ」

そうです。

逃げ場はありません。

そこで私がたどり着いたのが、料理しないソロキャンプです。

  • スーパーの惣菜。
  • コンビニのおにぎり。
  • カップ麺。
  • レトルトカレー。
  • パン。
  • 缶詰。

このあたりを組み合わせるだけで、十分満足できます。

  • お湯を沸かすだけ。
  • 温めるだけ。
  • 焼くだけ。

これくらいにすると、荷物も洗い物も激減します。

そして、空いた時間でコーヒーを飲めます。

焚き火を眺められます。

イスから立たずにだらだらできます。

これこそ、ズボラおやじのソロキャンプです。

【料理しないソロキャンプのメリット】

  • 調理道具が減る
  • 食材管理が楽になる
  • 洗い物が少ない
  • クーラーボックスを小さくできる
  • 焚き火やコーヒーの時間が増える

もちろん、毎回料理しないわけではありません。

たまには肉を焼きたい日もあります。

でも、最初から「キャンプ飯を頑張らなきゃ」と思わなくていいです。

ソロキャンプは、誰かに振る舞う料理ではありません。

自分が満足すれば、それでいいです。

半額惣菜でも、焚き火の前で食べればごちそうです。

カップ麺でも、星空の下ならなぜか少しうまいです。

ただし、ゴミは必ず持ち帰るか、キャンプ場のルールに従って処理しましょう。

ここだけはズボラ禁止です。

ズボラとだらしなさは違います。

私はそこだけは、あずママに胸を張りたいです。

たぶん、他で張れるところが少ないので。

高額ギアは買う前にレンタルで試す

ソロキャンプに必要なものを調べていると、高額ギアが目に入ります。

  • 大容量のポータブル電源。
  • 高級テント。
  • 薪ストーブ。
  • コンパクトで高性能な寝具。

憧れます。

ものすごく憧れます。

でも、我が家では簡単に買えません。

買えないというより、稟議が通りません。

わいずパパ

「俺、容量の大きいポータブル電源があればキャンプの快適度が上がると思うんだよね」

あずママ

「今月のお小遣いで買えるの?」

わいずパパ

「分割という最終手段が……」

あずママ

「却下」

早いです。

審査が早すぎます。

この場合、私は無理に買うより、まずレンタルで試すのが現実的だと思っています。

特に高額ギアは、買ってから「思ったより使わない」となるとダメージが大きいです。

金銭的にも痛いですし、収納場所も圧迫します。

そして何より、あずママの視線が痛いです。

あずママ

「これ、前に絶対使うって言って買ったよね」

この一言は、冬キャンプの夜より冷えます。

レンタルなら、使いたいときだけ借りられます。

保管場所を取らない。

購入前に自分のスタイルに合うか試せる。

高額ギアへの物欲も、いったん冷静になれます。

もちろん、何度も使うなら買ったほうが安くなる場合もあります。

でも、最初の一回や、試し使いならレンタルはかなり現実的です。

【レンタルが向いているギア】

  • 高額なポータブル電源
  • ソロ用テント
  • 冬用シュラフ
  • 薪ストーブ
  • 使用頻度が読めない大型ギア
  • 収納場所を圧迫する道具

私の場合、購入前の段階で高額ギアを調べる時間も、ある意味キャンプの楽しみになっています。

  • スペックを見比べる。
  • 口コミを読む。
  • 使う場面を妄想する。
  • あずママに却下される。
  • また調べる。

この流れまで含めて、もはや趣味です。

ただし、買っていないものは買っていないと正直に書きます。

実際に使っていないものをレビュー風に語るのは違います。

なので、高額ギアについては「購入前に調べた目線」「あずママ検閲で落ちた目線」「レンタルで試す候補」としてこのブログで呟くのが私には合っています

これが現代のズボラおやじです。

たぶん。

ソロキャンプで必要なもののまとめ

色々と紹介してきましたが、実はソロキャンプに必要なものは、突き詰めるとそれほど多くありません。

大事なのは、最初から完璧を目指さないことです。

必要なものを全部新品でそろえようとすると、お金も収納場所も体力も一気に削られます。

特に、私のような40代お小遣い制パパには、かなり厳しい戦いです。

だからこそ、まずは家にある道具を見直す。

  • ファミキャン用テントを使う。
  • 家のカセットコンロを使う。
  • 手持ちのテーブルとチェアを使う。
  • 料理は無理に頑張らない。
  • 寝具と灯りだけはケチらない。
  • 高額ギアは買う前にレンタルやリサーチで冷静になる。

これが、私のたどり着いた現実解です。

【ソロキャンプで必要なものの最終チェック】

  • ゴミ袋、ウェットティッシュ、キッチンペーパー
  • テント、または寝る場所を確保する道具
  • 寝袋とマット
  • ランタンとヘッドライト
  • 防寒着、雨具
  • 水と食料
  • カセットコンロ、バーナーなどの火器
  • 最低限の調理道具
  • チェアとテーブル
  • 焚き火台、焚き火シート、火ばさみ、耐熱グローブ
  • 救急セット、常備薬、モバイルバッテリー

逆に、最初から無理に買わなくてもいいものもあります。

【最初はなくても何とかなるもの】

  • 高級ソロテント
  • 大型ポータブル電源
  • 専用ギアラック
  • 高級クーラーボックス
  • 凝ったキャンプ飯用の大量調味料
  • 見た目重視の収納ボックス
  • 使う場面がまだ決まっていないロマンギア

ソロキャンプは、道具をそろえる競技ではありません。

もちろん、道具選びは楽しいです。

私も大好きです。

でも本当に大事なのは、キャンプ場で自分がどう過ごしたいかです。

静かに焚き火を眺めたい。

コーヒーを飲みたい。

何もせずにぼーっとしたい。

家ではなかなかできない「ひとりでだらだらする時間」を味わいたい。

そのためなら、ファミキャン用のデカいテントでもいいです。

家のフライパンでもいいです。

カップ麺でもいいです。

むしろ、その不格好さこそが、私のソロキャンプです。

わいずパパ

「俺、結局家にある道具でけっこう楽しめたよ」

アズママ

「それが一番いいじゃない」

わいずパパ

「でも、ソロ用テントも少しだけ……」

あずママ

「まず押入れを片付けてからね」

はい。

次のキャンプより先に、押入れキャンプが始まりそうです。

でも、それでいいのです。

ソロキャンプに必要なものは、最初から全部買わなくていい。

お小遣いが少なくても、体力に自信がなくても、家の道具をかき集めれば始められます。

完璧な装備より、また行きたいと思える軽さ。

映えるサイトより、帰宅後に倒れ込まない現実感。

それが、40代ズボラおやじのソロキャンプにはちょうどいいのです。

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