ファミリーキャンプの荷物を減らす9つのコツ|多すぎる原因と残すべき持ち物

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荷物を減らして身軽に楽しむファミリーキャンプと、サバティカルのアルニカで過ごす家族のイラスト

ファミリーキャンプの荷物を減らすなら、テントやチェアを小さく買い替える前に、まず「今回やらないこと」を決めましょう。

最初に減らしやすいのは、重複しているテーブルやラック、凝った調理器具、使う予定のない焚き火道具です。

反対に、寝具、照明、雨具、安全用品、子どもの着替え、生鮮食品の保冷は安易に削れません。

ファミキャンの荷物は、車に積めれば合格ではありません。

自宅からの積み出し、設営、撤収、荷下ろし、乾燥、収納まで終えて、ようやく片付いたといえます。

私も家族4人のキャンプでは、家族が快適に過ごせるように考えるほど荷物を増やしたくなります。

しかし、あれもこれも持っていくと、キャンプ場では快適でも、帰宅後の片付けで絶望感を味わうことになります。

この記事では、ファミリーキャンプの荷物が多すぎる原因と、家族の安全や快適さを削りすぎずに荷物を減らす方法を整理するので参考にしてみてくださいね。

目次

ファミリーキャンプの荷物が多すぎる原因は「やること」の多さ

ファミリーキャンプの荷物は、家族の人数だけで増えるわけではありません。

キャンプ場でやろうとしていることが多いほど、必要な道具も増えていきます。

例えば、1泊2日で次の予定をすべて入れようとすると大変です。

  • タープの下でゆっくり過ごす
  • 焚き火をする
  • バーベキューをする
  • ダッチオーブン料理を作る
  • 子どもと外遊びをする
  • 朝からホットサンドとコーヒーを作る

どれもキャンプらしい過ごし方です。

ただし、それぞれに必要な道具を用意すれば、テーブル、ラック、調理器具、焚き火道具、遊び道具が増えていきます。

荷物を減らす近道は、道具を小さくすることより、キャンプ場でやることを少し減らすことです。

「念のため」の道具も増えやすい

子連れのキャンプでは、予備を持っていくこと自体は悪くありません。

着替え、防寒着、雨具、常備薬などは、使わなかったからといって不要だったわけではないからです。

一方で、次のような道具は「念のため」で増えやすくなります。

  • 使うか分からないサブテーブル
  • 予備のランタンスタンド
  • 料理が変わった場合に備えた調理器具
  • 座る場所が足りなかった場合の追加チェア
  • 時間が余った場合の大型遊具
  • 雰囲気づくりのための小物

安全のための予備と、便利かもしれない予備を同じ扱いにすると、荷物はなかなか減りません。

収納を工夫しても荷物そのものは減らない

大きな収納ボックスに道具をきれいにまとめると、荷物が減ったように見えます。

しかし、中に入っている道具の数は変わっていません。

車へ積みやすくする「パッキング」と、持っていく物を減らす「荷物の見直し」は別です。

収納ボックスを増やす前に、中身を全部出し、使う場面を説明できない物がないか確認してみてください。

荷物を減らす前に「残す物」と「減らす物」を分ける

ファミリーキャンプの荷物は、次の3つに分けると判断しやすくなります。

スクロールできます
分類主な持ち物判断
安易に削らないテント、寝具、防寒着、照明、雨具、常備薬、救急用品、飲料水安全・睡眠・天候に関わる
使う予定で決める調理器具、テーブル、ラック、タープ、焚き火道具、遊び道具今回使う場面があるか
現地を確認して減らす薪、レンタル可能な大物、現地調達できる物キャンプ場の設備や売店を確認

ファミキャン初心者が最初に必要な物と後回しでよい物は、ファミリーキャンプ初心者が最初に揃える道具で詳しく整理しています。

寝具と防寒具は荷物が多くても削りすぎない

寝袋やマットはかさばりますが、睡眠に直結します。

子どもが寒くて眠れなければ、大人もほとんど眠れません。寝不足のまま撤収して運転することを考えると、ここは無理に削らないほうが安心です。

家の毛布を流用する方法もありますが、濡れ、汚れ、焚き火のにおい、帰宅後の洗濯まで考えて選びましょう。

照明は数より役割で考える

照明は、サイト全体を照らす物と、トイレなどへ移動するときに使う物が必要です。

ランタンを何台も並べる必要はありませんが、すべてを1台だけで済ませようとすると、誰かが持って移動したときにサイトが暗くなります。

わが家ではLUMENA2をファミキャンとソロキャンプで兼用しています。道具を用途別に増やさず、光量を変えて使い回せる物は、荷物と購入費の両方を抑えやすくなります。

実際の使い勝手は、LUMENA2を5年使った本音レビューで紹介しています。

クーラーボックスと保冷剤は食事内容に合わせる

料理を簡単にすれば、必要な食材とクーラーボックスの容量も減らせます。

ただし、生肉などを持っていく場合は、荷物を減らすために保冷剤まで減らしてはいけません。

消費者庁も、バーベキューで使う食材は調理直前まで保冷剤やクーラーボックスで冷やすよう案内しています。

食材の量、季節、滞在時間を先に決めてから、必要な容量を考えましょう。

ファミリーキャンプの荷物を減らす9つのコツ

ここからは、道具を買い替えなくても始められる方法から順番に紹介します。

1.今回のキャンプで一番やりたいことを決める

最初に、今回のキャンプで家族が一番楽しみにしていることを決めます。

焚き火が主役なら、料理は簡単にする。

外遊びが主役なら、大掛かりな焚き火料理はしない。

キャンプ飯を楽しむなら、遊び道具を減らす。

全部を少しずつやろうとすると、それぞれの道具が必要になります。

何かを諦めるというより、今回の主役以外を軽くする考え方です。

2.持っていく調理器具より先に献立を決める

キャンプの調理道具は、先に入れ始めると増えます。

スキレット、ホットサンドメーカー、鍋、フライパン、ケトル、まな板、包丁。

それぞれに使い道はありますが、1泊2日ですべて使うとは限りません。

先に夕食と朝食を決め、使わない調理器具を外します。

たとえば、夕食を焼くだけの肉と惣菜、朝食をパンとスープにすれば、大型の鍋や複数のフライパンは必要ありません。

料理を簡単にすると、次の物もまとめて減ります。

  • 食材
  • 調味料
  • 調理器具
  • 食器
  • 保冷剤
  • 洗い物
  • 生ゴミ

豪華なキャンプ飯を作らない日があっても、ファミリーキャンプは成立します。

撤収日の朝食を簡単にするだけでも、朝の洗い物と片付けはかなり楽になります。

3.家で下ごしらえして調理道具を減らす

野菜を洗う、切る、肉に下味をつけるといった作業を自宅で済ませておけば、キャンプ場へ持っていく包丁やまな板を減らせる場合があります。

現地では焼く、温める、盛り付けるだけにします。

ただし、自宅で切った食材も適切に冷やして運ぶ必要があります。食材を小さな容器へ分けすぎると、逆に容器と洗い物が増えるため注意してください。

4.テーブル・ラック・収納ボックスの役割を重ねすぎない

ファミリーキャンプでは、テーブル周辺の道具が増えやすくなります。

  • 食事用テーブル
  • 調理用テーブル
  • サイドテーブル
  • クーラーボックススタンド
  • 食器用ラック
  • ランタンスタンド
  • 収納ボックス

全部あるとサイトは整いますが、すべてに組み立てと撤収があります。

まずは、同じ役割を持つ物がないか確認します。

収納ボックスのふたを一時的な物置きにする、クーラーボックスを必要な場所へ直接置くなど、手持ちの道具で兼用できれば追加購入も不要です。

ただし、収納ボックスをテーブル代わりにすると、中身を出すたびに上の物を移動させることになります。兼用によって動作が増えすぎるなら、無理に減らす必要はありません。

5.ツールームテントならタープを毎回足さない

リビング部分を備えたツールームテントは、テントとタープの役割を一つにまとめられる場合があります。

わが家がファミキャンで使っているサバティカルのアルニカも、テント内にリビングスペースを作れるため、別の大型タープが毎回必要とは限りません。

ただし、次の場合はタープを追加する意味があります。

  • 日差しを避ける場所を広く取りたい
  • 雨天時の作業場所を増やしたい
  • 大人数でリビング部分だけでは狭い
  • テントから離れた場所に遊び場を作りたい

「ツールームだからタープはいらない」と決めつけず、天気、人数、サイトの広さで判断してください。

6.焚き火をしない日を作る

焚き火はキャンプの楽しみですが、関連する道具は意外に多くなります。

  • 焚き火台
  • 焼き網やゴトク
  • 火ばさみ
  • 耐熱グローブ
  • 着火用品
  • 薪割り道具
  • 火消し袋
  • 焚き火シート

到着が遅い日や、子どもの遊びを優先したい日は、焚き火をしない選択肢もあります。

焚き火をする場合でも、キャンプ場で薪を販売しているか確認すれば、自宅から運ばずに済むことがあります。

現地販売を利用する場合は、販売時間、薪の種類、在庫、支払い方法まで確認しておきましょう。

7.予備は「何に備えるか」を説明できる分だけ持つ

子どもの着替えや防寒着は必要ですが、何となく増やすときりがありません。

予備を入れるときは、何に備えているのかを考えます。

  • 雨や水遊びに備えた着替え
  • 夜の冷え込みに備えた上着
  • 汚れやすい子どもの予備靴下
  • 普段飲んでいる薬
  • 雨予報に備えた雨具

理由を説明できる予備品は残し、「使うかもしれない」というだけの便利道具は、置いていく候補に入れます。

子どもの年齢によって必要量は変わるため、幼児と小学生以上を同じ基準にしないことも大切です。

8.キャンプ場の設備とレンタル品を先に調べる

キャンプ場によっては、次の物を借りたり購入したりできます。

  • テントやタープ
  • チェアやテーブル
  • 寝具
  • バーベキュー用品
  • 調理器具
  • 薪や炭
  • 電源
  • ゴミ袋

現地で借りられる物を自宅から運ぶ必要はありません。

ただし、レンタル料金、予約の要否、受け取り時間、破損時の補償はキャンプ場によって異なります。

私はソロ用テントを購入する前にレンタルし、キャンプ場で受け取ったことで、自宅からテント一式を積まずに済みました。

利用したときの流れと注意点は、hinataレンタルを実際に使ったレビューで紹介しています。

9.使わなかった物を帰宅後に記録する

荷物を確実に減らす方法は、実際に使わなかった物を記録することです。

帰宅後、持ち物リストへ次の印をつけます。

  • ◯:実際に使った
  • △:使わなかったが、安全や天候への備えとして必要
  • ✕:使わず、なくても困らなかった

次回は、✕がついた物を置いていきます。

一度だけでは判断しにくい物もあるため、複数回使わなかった物から見直すと失敗しにくくなります。

大切なのは、「使わなかった物を覚えておこう」で終わらせないことです。

私は昨日の夕食すら怪しいので、次のキャンプまで正確に覚えている自信はありません。

軽量・コンパクトな道具への買い替えは最後に考える

ファミキャンの荷物を減らそうとすると、コンパクトなテーブルやチェアが欲しくなります。

ただし、買い替えると古い道具が家に残り、キャンプ場へ持っていく荷物は減っても、自宅の収納は増える可能性があります。

買い替えを検討するのは、次の条件がそろったときです。

  • 同じ道具の重さや大きさを何度も負担に感じた
  • 収納サイズが実際に小さくなる
  • 組み立てや片付けが複雑にならない
  • ファミキャンとソロキャンプで兼用できる
  • 古い道具の売却や処分方法が決まっている
  • 使用頻度に対して価格が高すぎない

年に数回しか使わない大物ならレンタル、中古で十分な道具なら中古購入も候補になります。

中古で買いやすい道具と注意が必要な道具は、キャンプ用品を中古で買うときのチェックポイントで解説しています。

出発前は「使う場面を説明できるか」で判断する

荷物を車へ積む前に、それぞれの道具について次の5点を確認します。

  • 今回、いつ使うのか
  • 同じ役割の道具をほかに入れていないか
  • キャンプ場で借りたり購入したりできないか
  • 持っていかないと安全や睡眠に影響するか
  • 帰宅後に自分で片付けられるか
わいずパパ

「俺、念のためにタープも持っていこうと思うんだけど」

あずママ

「アルニカのリビングで過ごす予定なのに、いつ使うの?」

わいずパパ

「……晴れた日に、念のため?」

あずママ

「それなら今回は置いていけそうだね」

安全用品なら、「使わないかもしれない」だけでは外せません。

しかし、使う時間と場所を説明できない便利道具なら、今回は置いていく候補です。

荷物を減らす目的は帰宅後まで楽にすること

ファミリーキャンプは、キャンプ場から帰った時点では終わりません。

  • 車から荷物を下ろす
  • テントやタープを乾かす
  • 寝袋を陰干しする
  • 調理器具を洗う
  • 焚き火道具の灰を落とす
  • 衣類を洗濯する
  • 道具を収納場所へ戻す

ここまでがキャンプです。

荷物が多ければ、楽しかったキャンプのあとに大きな片付けが待っています。

キャンプ翌日に仕事があるなら、現地での快適さだけでなく、帰宅後の体力まで残しておきたいところです。

撤収から帰宅後までの作業を減らす方法は、キャンプの片付けがめんどくさいときの改善策で詳しく紹介しています。

まとめ.ファミリーキャンプの荷物は小さくする前に減らす

ファミリーキャンプの荷物を減らすなら、最初からコンパクトな道具へ買い替える必要はありません。

まず、次の順番で見直してみてください。

  1. 今回やることを決める
  2. 献立を先に決める
  3. 重複した調理器具を外す
  4. テーブルやラックの役割を整理する
  5. テントとタープの重複を見直す
  6. 焚き火をしない日も作る
  7. 予備を持つ理由を明確にする
  8. キャンプ場の設備やレンタルを確認する
  9. 使わなかった物を記録する

寝具、照明、雨具、安全用品、生鮮食品の保冷は削りすぎないことも大切です。

ファミキャンの正解は、荷物が最も少ないことではありません。

家族が無理なく過ごせて、帰宅後の片付けを終えたときに「これならまた行ける」と思える量です。

車に積める量ではなく、帰ってから片付けられる量。

40代のお小遣い制パパには、この基準がいちばん現実的です。

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