キャンプ用品レンタルはどこが安い?一式を借りる前に比べたい4つの候補

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「借りるのは、足りない分だけ。」の見出しと、湖畔でコーヒーを楽しむわいずパパ、あずママのイラスト

子どもが寝て、ようやく静かになったリビングで、「キャンプ用品 レンタル 安い」とスマホに打ち込む。

次の休みは、一人で椅子に沈んで、誰にも急かされずにコーヒーを飲みたい。ところが一式セットの料金を見た途端、頭の中で今月のお小遣いの残りと、まだ払っていないキャンプ場代が侵略を始めている。

そんなときは、家の物とファミキャン道具で不足を絞り、小物だけなら現地の貸出、まとめて必要なら宅配セットを送料・補償込みで比べると、出費を抑えやすくなります。

ソロの基本装備ならOUTDOORLIFE、手持ちの道具に合わせて借りるなら、TENTAL、現地での受け取り・返却も重視するならhinataレンタルが比較候補です。

安く済ませたい。でも、寒くて眠れない一泊にも、日曜の夕方まで片付けに追われる週末にもしたくない。このあたりが、お小遣い制パパの悩ましいところですよね。

しかも押し入れには、家族で使っている椅子や寝袋がある。「ソロ用」と書いていないだけで、出番を待っている2軍、3軍のキャンプ道具もあるはず。

借りる物が少なくなれば、その分をキャンプ場代や、帰り道の温泉に回せるかもしれません。

この記事では、セットの中身と支払総額、返すときの手間まで比べながら、あなたの一泊に必要な物を絞っていきます。

目次

安い店を探す前に、家にある道具を数えてみる

安く済ませる最初の一手は、レンタル品を減らせるか確かめることです。

「ソロ用の道具を持っていない」と「一人で使える道具がない」は、少し違います。ファミキャンの椅子は、一人で座ってもちゃんと椅子。

ソロ専用に変わらなくても、コーヒーを飲む際の安らぎは提供してくれます。

家の物で代用し、ファミキャン道具を一人分だけ流用する

箸、スプーン、タオル、割れにくいマグなどは、家にある物から。次にファミキャン用の椅子、テーブル、LEDランタン、寝袋、マットを、一人分だけ取り出します。

考える順番は、家の物で代用 → ファミキャン道具を流用 → レンタル → 中古 → 必要なら新品です。

テントも、今ある物を一人で設営でき、車に積めるなら流用候補。ただ、大きな幕を一人で乾かすのが重荷になるなら、小さなテントを借りるお金には意味があります。

ただし、寝袋とマットは気温に合う物を。

家にあるという理由だけで寒い夜に流用せず、寝袋の対応温度やマットの断熱性を確認してください。モンベルの寝袋選びの案内も、使用場所の最低気温を基準に選ぶよう説明しています。

わいずパパ

「俺、ソロ用セットを借りたら身軽に行けそうなんだよね」

あずママ

「家の椅子と寝袋、今週末は空いてるよ。足りないの、テントだけじゃない?」

わいずパパ

「たしかに。レンタルしようと思っていたセットの半分、押し入れにいた」

あずママ

「じゃあ、その分は次のキャンプ代に残しておこう」

足りない物が増えたら、セットも候補に戻す

[手持ちの道具がほぼある人は不足品だけ、寝具も足りない人は単品とセット、ほとんど持っていない人は一式セットを比較する図解

テントだけなら単品から。寝袋、マット、照明まで足りないなら、単品の合計とセットを比べます。

単品なら必ず安くなるわけではありません。

別々に借りて送料や追加料金が積み上がるなら、必要な物をまとめたセットのほうが合うこともあります。

まずはメモに「家から持つ物」と「借りる物」を書き分けてください。

何を残せば泊まれるか迷う場合は、ソロキャンプの最低限の持ち物を見ながら確認すると抜けを減らせます。

キャンプ用品レンタルはどこが安い?不足品別に選ぶ4つの候補

少額の不足品を埋めるならキャンプ場の貸出、基本装備をまとめるなら宅配セットが比較の出発点です。次の表は用途別の候補で、同じ品数・期間をそろえた安さの順位ではありません。

料金は2026年9月23日に確認した公式掲載の税込額です。

キャンプ場の宿泊料・交通費は含まず、希望日の空き状況は予約時に確認してください。

スクロールできます
借りたい物・重視すること最初に確認する候補公式掲載の料金例
寝袋やマットなど少数の不足品利用予定のキャンプ場備北オートビレッジなら寝袋+マットで1泊1,250円
ソロの基本装備をまとめたいOUTDOORLIFE春・秋のソロセット:2泊3日10,000円
手持ちに合わせて不足品を借りたい |TENTAL選べるセット:2泊〜5,000円。選択する道具・期間で変動
現地受け取り・返却を重視したいhinataレンタルソロキャンプセット(秋):10,900円〜。送料・破損補償料など別途

小物だけ足りないなら、キャンプ場の貸出を先に見る

すでに行き先が決まっているなら、そのキャンプ場のレンタル料金表を開いてみましょう。

宅配の店探しをする前に、現地で済む場合があります。

たとえば広島の備北オートビレッジでは、3シーズンシュラフが1泊800円、ロールマットが450円。両方なら合計1,250円です。椅子は1泊450円で借りられます。

備北オートビレッジの公式レンタル料金

もちろん、そのキャンプ場に泊まる場合の選択肢です。

寝具が当日の気温に合うか、在庫があるかも確認が必要。レンタル料の差以上にガソリン代が増えるほど遠回りするなら、節約になりません。

なお、キャンプ場が持っている道具を借りることと、宅配レンタル品をキャンプ場へ送ることは別です。後者は現地受け取りでも、送料がかかる場合があります。

ソロの基本装備をまとめるなら、OUTDOORLIFE

OUTDOORLIFE(アウトドアライフ)の春・秋用ソロセットは、2泊3日で10,000円。

テント、椅子、テーブル、寝袋、マット、ランタンに加え、グランドシートとハンマーが含まれます。掲載セットではランタン用の電池も付属します。

税込1万円以上の注文は通常の佐川急便配送で往復送料無料。

ただし沖縄・離島や、ヤマト運輸を希望する場合などは条件が異なります。

この送料無料条件に当てはまり、追加品を借りなければ、基本料金は10,000円。任意の「用品保険+キャンセル補償」1,500円を付ける場合は、合計11,500円になります。補償には上限や対象外があります。

寝具や椅子も持っていない人には、予算を組みやすい候補です。一方、調理用バーナーやクッカーまで入ったセットではありません。食事をどうするかは別に決める必要があります。

手持ちの道具に合わせて借りるなら、TENTAL(テンタル)

家の椅子や寝袋を使い、テントなどの不足品を借りたいなら、TENTAL(テンタル)も比較候補です。

単品のほか、「選べるセット」も扱っています。

公式一覧には「1〜2名用テント+必要なキャンプ道具」が2泊〜5,000円で掲載されています。

ただし、選ぶ道具や期間によって金額が変わるため、5,000円で寝袋も椅子も全部そろうとは考えず、必要な品目を選んだ後の合計で比べてください。

単品なら「BURTON Nightcap Tent」が2泊〜7,680円。往復送料は2,000円、5,000円以上の注文で無料です。

配送対象は沖縄県を除きます。

「椅子まで付けると安く見えるけれど、家にあるんだよな」。

そんなときは、テント単品と必要な物を加えたセットの総額を並べてみましょう。補償を付ける場合はその料金も含め、ランタンなどを追加するなら電池の有無も確認します。

借りた後にそのまま購入できる商品もあります。対象商品に限るため、購入可否と追加支払額は商品ページで確認しましょう。

荷物と返却の手間も減らしたいなら、hinataレンタル

hinataレンタルのソロキャンプセット(秋)は、公式一覧で10,900円〜。

ここに配送料やアイテム破損補償料などが加わるため、10,900円を支払総額とは考えないでください。

また、掲載の秋セットにはグランドシートとランタンの電池が含まれません。寝袋も他社セットとは異なります。

それでも候補に入れたいのは、対応するキャンプ場なら、現地で受け取り、その場で返却できることです。

私もソロ用テントを買う前にhinataで借り、片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場で受け取りました。自宅からテントを積まずに済んだ点は、実際に助かりました。

「最安でなくても、帰りに営業所へ寄る手間を減らしたい」。

そんな人には、料金差と一緒に考える価値があります。利用したときの流れは、hinataレンタルでソロ用テントを借りた本音レビューにまとめています。

今すぐ比べるなら、「不足品がそろう総額」を二つ出す

候補を絞ったら、同じ利用日・届け先で、必要な物がすべてそろう金額を出します。

計算するのは、レンタル料、往復送料、必須の補償料、選んだ任意補償、不足品の追加費用。電池や燃料、必要なシートも忘れずに。商品名が似ていても、入っている物まで同じとは限りません。

ここで注意したいのが期間です。

キャンプの宿泊数と、レンタルの料金日数は別。 一泊のキャンプでも、2泊3日分を払うサービスがあります。

受取日を含むか、いつ返送手続きを終えるかも合わせて見ておきましょう。

比較メモは、この程度で十分です。

  • 借りる物:テント、寝袋、マットなど
  • 自宅から持つ物:椅子、ランタンなど
  • 支払総額:送料・補償・不足品を加えた額
  • 返却:いつ、どこで、誰が集荷を手配するか

二社の総額が近ければ、日曜の帰り道まで想像して決めましょう。

少しの差額で返却が楽になるなら、その差は無駄遣いとは限りません。

安くするつもりで、余計に払わないために

送料無料にこだわりすぎて、いらない道具を足さないよう注意しよう

「あと少しで送料無料」と出ると、つい焚き火台を眺めたくなります。

でも、送料無料になった瞬間に、合計額まで下がるとは限りません。

たとえば仮の計算で、商品7,000円+送料1,000円なら支払いは8,000円。送料無料のために商品を3,000円足すと、支払いは10,000円です。

追加品を本当に使うなら比較の余地があります。

使う予定がないなら、送料を払うほうが財布には優しい。買い物の達成感と、節約できたかどうかは分けて考えたいところです。

安い夏用寝袋で、寒い夜を乗り切ろうとしない

季節に合わない装備は、値下げされていても候補から外します。

寝袋の「使用可能温度」と「快適温度」は同じ意味ではありません。モンベルは、快適温度をリラックスした姿勢で眠れる目安として説明し、体感には個人差があるとしています。

メーカーによる温度表示の説明

足りない保温を、テント内でこんろを使って埋めようとするのも危険です。NITEは、テント内やフライシートの下で燃焼器具を使わないよう注意しています。

NITEのアウトドア用品の事故防止資料

翌朝、冷えと寝不足で運転する週末にはしたくありません。

暖かい装備を借りるか、無理のない季節・場所に変えるほうが安心です。

「雨なら無料でキャンセルできる」と思い込まない

安い予約が取れても、家族の体調や仕事で予定が変わることはあります。

申込前に、無料で取り消せる期限をカレンダーへ入れておきましょう。

たとえばhinataの通常キャンセル料は、利用日だけでなく商品発送日が区切りになります。「出発までまだ数日ある」だけでは判断できません。

hinataのキャンセル条件

任意のキャンセル補償も、何でも全額戻るとは限りません。

補償料そのものや発送済みの送料が返金対象かまで見て、家族の予定と金額に合わせて選びます。

次回も安く借りるために、返却の日まで決めておく

レンタルは、道具が届いたら準備完了ではありません。予約するときに返す日と方法も決めておくと、日曜の夕方が楽になります。

hinataのキャンプ場返却は、指定の受付へ返却日の14時までに預ける案内です。

TENTALはキャンプ場への直送に事前確認が必要で、現地から返送する場合の集荷は利用者が手配します。予約時には返送期限も確認しておきましょう。

hinataの返却方法、TENTALの現地受け取り・返送の案内

届いた箱と伝票は一緒に保管し、受け取った時点で付属品を確認。撤収時は同じ一覧で数えて戻します。自分のペグと借りたペグを混ぜないだけでも、帰宅後の探し物を減らせます。

帰ったら、「使わなかった物」と「次も借りたい物」を一つずつメモしてください。毎回全部を選び直すより、次の予約がずっと簡単になります。

買うべきかは、「これから何回使うか」で決める

[次の使用予定と収納・手入れの余裕からレンタル継続を判断し、購入する場合は中古、新品の順に検討する図解]

一度借りて、また同じ道具を使いたくなったら購入を比べる段階です。

ここで見るのは、これから払うお金。すでに払ったレンタル代を惜しんで、急に買い急ぐ必要はありません。

仮に、購入に必要な総額が18,000円、同じ用途を満たすレンタル総額が毎回6,000円とします。

価格が変わらず、購入後の修理費や売却額を含めない試算なら、こうなります。

スクロールできます
今後の使用回数借り続ける費用今買う費用
2回12,000円18,000円
3回18,000円18,000円
4回24,000円18,000円

この例では3回で同額、4回なら購入の支出が6,000円少なくなります。ただし、これは仮の金額による計算例。「何回で必ず買ったほうが得」という共通ルールではありません。

次の予定がまだ決まらない、置く場所がない、大きな幕を乾かす負担を持ちたくない。

そんな場合は、借り続ける理由があります。

購入するなら、まず状態と付属品を確認できる中古を候補に。

チェック項目は中古キャンプ用品で失敗しない選び方にまとめています。中古に必要な仕様や納得できる状態の物がなければ、新品です。

「これを使う次の予定がある」「置き場所がある」「帰宅後に手入れできる」。ここまで見えた道具なら、お小遣いを使う理由もはっきりします。

まとめ.次の一泊は、押し入れの中から始めよう

レンタルの料金を見て、「やっぱり今月は厳しいか」とスマホを閉じたくなっていたなら、その前に一度、家の道具を数えてみてください。

椅子も、マグも、ランタンもある。

寝袋が行き先の気温に合うなら、あとは小さなテントを借りるだけで出かけられるかもしれません。一式の金額を見て遠く感じた一泊が、手の届く予算に収まることもあります。

家の物を使い、ファミキャン道具を一人分だけ取り出す。足りない物は送料や補償まで含めて借り先を比べ、何度も使いたくなった道具から中古、新品を検討する。そのくらいのペースなら、収納もお小遣いも相談しながら続けられます。

使い慣れた椅子に腰を下ろし、家から持ってきたマグを両手で包む。

コーヒーを飲み終えても、もう少し座っていていい。そんな時間を思い浮かべると、次の休みが少し楽しみになりませんか。

私なら、道具をそろえる予算と一緒に、また出かけられる余裕も残しておきたいです。一度きりでお小遣いが息切れするより、「来月も行けそうだな」と思えるほうがうれしいので。

今夜は、押し入れを開けて、「持っていく物」と「足りない物」をメモするところまで。それだけでも、漠然としていた一泊の計画が動き始めます。

いつもの椅子を、一晩だけ、自分のために持ち出す。その準備から、次のキャンプを始めてみましょう。

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「借りるのは、足りない分だけ。」の見出しと、湖畔でコーヒーを楽しむわいずパパ、あずママのイラスト

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