設営を終えて、ようやくチェアに腰を下ろす。あとはお湯を沸かして、コーヒーを飲むだけです。
自家焙煎珈琲カフェ・ヴェルディを初めて通販で購入するなら、3種類を比べたい人は「ヴェルディ入門セット」、一人で無理なく飲み切りたい人は「ヴェルディブレンド100g」、道具を増やしたくない人はドリップバッグが選びやすいでしょう。
テントや焚き火台を買い替えなくても、コーヒー豆を変えるだけなら収納場所はほとんど増えません。
しかも飲み終えればなくなるので、家族への説明も大型ギアよりかなり簡単です。
この記事では、自家焙煎珈琲カフェ・ヴェルディの口コミや特徴だけでなく、キャンプへ持っていくならどの商品を選ぶか、買いすぎを防ぐ量の目安まで紹介します。
キャンプ道具を増やす前にコーヒー豆を変えてみる
キャンプを始めると、次々に新しい道具が欲しくなります。
もっと軽いテント、座り心地のよいチェア、炎がきれいに見える焚き火台。
しかし、新しい道具を買えば、積載と収納も増えます。お小遣いは減るのに、帰宅後の片付けは減ってくれません。
その点、コーヒー豆は少し変わったキャンプ道具です。
ザックや収納棚を長期間占領せず、設営も必要ありません。それでも、お湯を注いだときの香りや一口目を待つ時間は、キャンプの満足度を静かに底上げしてくれます。
外で飲めば、普段のコーヒーでも十分おいしく感じます。
だからこそ、その一杯に少しだけ良い豆を使うと、キャンプへ行く理由がもうひとつ増えます。
豪華な料理を何品も作らなくていい。焚き火がうまく育たなくてもいい。
朝の冷たい空気の中で、湯気の向こうにテントを眺めながら飲む一杯があれば、それだけで「来てよかった」と思える日があります。
自家焙煎珈琲カフェ・ヴェルディはどんな店?
自家焙煎珈琲カフェ・ヴェルディは、京都の下鴨店と北白川焙煎所を運営するコーヒー専門店です。
自家焙煎とは、生豆を仕入れ、店側で焙煎して商品へ仕上げること。公式通販では定番のブレンドから産地別の豆、カフェインレス、ドリップバッグ、焼き菓子まで扱っています。
ヴェルディが大切にしているのは、派手なパッケージよりも一杯の中身です。
主な特徴は、次の3つです。
- 焙煎前と焙煎後に豆を手作業で選別する
- 豆の特徴に合わせて焙煎度を変える
- 必要な量を計画的に焙煎し、鮮度を保つ
焙煎の前後に悪い豆を取り除く
コーヒー豆には、虫食い、割れ、未成熟など、風味に影響する「欠点豆」が混ざることがあります。
ヴェルディでは、こうした豆を人の手で取り除くハンドピックを、焙煎の前後に実施しています。
キャンプへ持っていく豆は、たった12gほどです。
その少量の中に雑味の原因となる豆が入らないよう、一粒ずつ選別している。店の姿勢が分かりやすく表れている工程です。
詳しい選別方法は、公式サイトのコーヒー豆を選別する工程で公開されています。
豆に合わせて焙煎度を変えている
ヴェルディでは、浅煎り・中煎り・中深煎り・深煎りの4段階でコーヒーを用意しています。
焙煎度とは、豆にどの程度火を入れるかを表すものです。一般的には、浅いほど酸味や香りを感じやすく、深くなるほど苦味やコクが強くなります。
ヴェルディは、すべての豆を同じ深さまで焼くのではなく、産地や豆の特徴に合わせて焙煎度を調整しているそうです。
つまり、「高価な豆だからおいしい」だけではありません。
良い生豆を選び、その豆が持つ風味を出せるところまで焙煎する。この地味ですが手を抜けない部分に力を入れているお店です。
初めての通販は3つの選択肢から選べばいい
公式通販を開くと、想像以上に多くの豆が並んでいます。
コーヒー好きには楽しい景色ですが、初心者にとっては「結局、キャンプへ何を持っていけばいいのか」という新しい悩みが始まります。
初回は、次の3つから選べば十分です。
| 選び方 | おすすめ商品 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 好みを見つけたい | ヴェルディ入門セット | 焙煎度の違いを比べたい人 |
| 少量から始めたい | ヴェルディブレンド100g | 一人で飲み切れる量を買いたい人 |
| 手間を減らしたい | ドリップバッグ | ミルやドリッパーを持っていない人 |
好みが分からないならヴェルディ入門セット
「酸味は苦手だと思うけれど、実はちゃんと飲み比べたことがない」
そんな人には、ヴェルディ入門セットが合っています。
セットに入っているのは、次の3種類です。
- 北白川ブレンド:中煎り
- ヴェルディブレンド:中深煎り
- イタリアンブレンド:深煎り
軽さや甘みを楽しむ中煎り、酸味と苦味のバランスを取りやすい中深煎り、苦味とコクを感じやすい深煎り。
焙煎度の異なる3種類を、同じ環境で飲み比べられます。
自宅で飲んだときとキャンプ場で飲んだときで、好みが変わる可能性もあります。
朝の一杯には軽めの北白川ブレンド。
焚き火を眺めながら飲むなら、少しコクのあるヴェルディブレンド。
ミルクを入れるなら、苦味のあるイタリアンブレンド。
そんなふうに「どの時間に何を飲もうか」と考えるところから、次のキャンプはもう始まっています。
価格は各100g、合計300gで2,780円です。ヴェルディが推奨する1杯12gで計算すると、約25杯分になります。
1杯あたりの豆代は約111円。送料やフィルター代は別ですが、キャンプ場で飲む一杯として考えれば、試しやすい金額ではないでしょうか。
入門セットが向いている人
- 自分が好きな焙煎度を知りたい
- 夫婦や家族でも飲み比べたい
- キャンプごとに豆を変えて楽しみたい
- ひとつの味を300g買うのは不安
\ こだわりのコーヒ豆をチェック /
一人で飲み切るならヴェルディブレンド100g
飲み比べには惹かれる。
でも、冷蔵庫の中には使い切れなかった調味料が並び、キャンプ収納には「いつか使う予定」の道具が眠っている。
そんな自覚が少しでもあるなら、最初はヴェルディブレンド100gが現実的です。
ヴェルディブレンドは、公式通販の売れ筋ランキングで1位になっている定番商品です。
焙煎度は中深煎り。公式では、柔らかな酸味、重くなりすぎない苦味、飲み終えた後に残る甘い余韻を特徴として挙げています。
極端に酸味へ寄った豆でも、苦味だけを前面に出した豆でもありません。
これを基準にして、次は「もう少し軽くしたい」「もっと深いコクが欲しい」と考えられるのが、最初の豆として選びやすい理由です。
100gの価格は890円。1杯12gなら約8杯分になります。
ソロキャンプで2~3杯、自宅で数杯飲めば使い切れる量です。入門セットより支出を抑えやすく、好みに合わなかった場合も大量に残りません。
ヴェルディブレンド100gが向いている人
- 定番商品から試したい
- 一人で無理なく飲み切りたい
- 酸味と苦味の好みがまだ分からない
- 初回の購入金額を抑えたい
公式通販のレビューでは、味のバランス、飲み飽きにくさ、深さがありながら重すぎない点などが評価されています。
商品内容と購入者の声は、公式通販のヴェルディブレンド商品ページで確認できます。
道具を増やしたくないならドリップバッグ
豆を挽く時間も、コーヒーの楽しみのひとつです。
ただし、撤収日の朝は別です。
寝袋をたたみ、テントの結露を拭き、車への積み込み順を考える。その横で優雅にミルを回せる人は、かなり生活に余白があります。
私のように、撤収日だけ動きが急に雑になるタイプには、お湯を注ぐだけのドリップバッグが便利です。
ミルやドリッパーを持っていなくても、ケトルとマグカップがあれば飲めます。ゴミもフィルターごとまとめやすく、洗い物を増やしません。
豆を挽く香りや手間を楽しみたい人には物足りませんが、キャンプで料理や片付けを頑張りたくない人とは相性のよい選択肢です。
ソロキャンプでの過ごし方に迷っている人も、コーヒーを淹れて何もしない時間を楽しむ方法から始めてみてください。
\ キャンプで気軽に楽しむ /
カフェ・ヴェルディの口コミはどう?
公式通販に掲載されている口コミでは、次のような内容が評価されています。
- 中深煎りでも後味が重くなりにくい
- 酸味・苦味・甘みのバランスがよい
- 毎日でも飲み飽きにくい
- 豆を挽いたときの香りを楽しめる
- 入門セットで焙煎度の違いを比較できる
- 深煎りでもすっきりと飲める
私が確認したときには、ヴェルディブレンド100gには4件、入門セットには1件のレビューが掲載され、確認時点ではいずれも星5の評価でした。
ただし、レビュー数はまだ多くありません。
評価が高いからといって、誰が飲んでも同じように感じるとは限りません。公式通販内のレビューなので、第三者サイトの大規模な調査とも異なります。
それでも、購入者の感想と公式が説明する味の方向性には、大きなズレが見られません。
特にヴェルディブレンドは、強い個性を楽しむというより、「普段から飲み続けられる専門店のコーヒー」を探している人に合いそうです。
キャンプで毎回違う刺激を求める人は入門セット。
お気に入りの一杯を決めて、焚き火の前で繰り返し飲みたい人はヴェルディブレンド。
同じコーヒー好きでも、選ぶべき商品は変わります。
買ってから後悔しやすい3つのポイント
スーパーの大容量品より価格は高い
ヴェルディブレンドは100gで890円です。
日常的に飲む大容量のコーヒー豆と比べれば、決して安くありません。送料を含めると、さらに負担は増えます。
家族全員が毎日何杯も飲む家庭では、ヴェルディだけに切り替えるとコーヒー代が膨らむ可能性があります。
普段飲む豆とは分けて、「キャンプの日」「休日の朝」「一人でゆっくりできる夜」だけに使うのもひとつの方法です。
高級な豆を日常品にしなくても、特別な時間のために残しておけばいい。
次のキャンプまで使わずに取っておくことまで含めて、少しうれしい買い物になります。
商品が多くて選びにくい
ヴェルディの通販サイトでは、焙煎度、産地、風味から豆を選べます。
コーヒーに詳しくなるほど楽しい反面、初回から商品一覧を深く見すぎると決められなくなります。
最初は入門セットかヴェルディブレンドで十分です。
一度飲めば、「次はもっと苦味が欲しい」「朝は軽い豆がいい」など、自分なりの基準ができます。基準がないまま20種類以上から選ぶより、失敗が少なくなります。
口コミだけでは味を判断できない
コーヒーの酸味や苦味は、人によって感じ方が違います。
口コミで「飲みやすい」と評価されていても、自分にとっては苦く感じるかもしれません。
だからこそ、いきなり大容量を買うのではなく、100gや飲み比べセットから始める意味があります。
「失敗しない商品」を探すのではなく、「失敗しても飲み切れる量」を選ぶ。
お小遣いで楽しむなら、この考え方のほうが現実的です。
注文前に確認したい量・挽き方・配送
一人で飲み切れる量を計算する
ヴェルディでは、焙煎から2~3週間程度を風味の目安としています。
豆のまま冷暗所で保存した場合、焙煎から1週間前後で香りがピークを迎え、その後は少しずつ低下すると説明されています。
一人で1日1杯飲むなら、300gの入門セットは約25日分です。
週末のキャンプでしか飲まない人には多いため、100gの単品かドリップバッグのほうが向いています。
セットのほうがお得そうに見えても、飲み切れず香りが落ちれば、結果的に割高になってしまいますからね。
ミルがないなら挽いた状態で注文する
商品ページでは、豆の挽き方を選択できます。
ミルを持っていない人が「豆のまま」を選ぶと、届いてから飲めません。
豆を買った勢いでミルまで注文すると、予算と収納物が一気に増えます。最初は手持ちの器具に合う状態で注文し、継続して飲みたくなってからミルを検討すれば十分です。
次のキャンプに間に合うとは限らない
公式FAQによると、500g以下の注文にはクロネコゆうパケットが利用され、発送後3~4日程度でポストへ届きます。
配送日時の指定はできません。
注文後の商品変更や購入者都合によるキャンセル、返品も原則として受け付けていないため、数量と挽き方は注文確定前に確認しましょう。
今週末のキャンプへ持っていく場合は、直前ではなく日数に余裕を持った注文が必要です。
配送条件の詳細は、公式通販の配送・キャンセルに関するFAQで確認できます。
届いた豆はキャンプ前に一度飲んでおく
専門店の豆を買うと、キャンプ当日まで開封せずに取っておきたくなります。
しかし、最初の一杯は自宅で淹れるのがおすすめです。
自宅なら風もなく、明るい場所で豆の量とお湯の温度を確認できます。味が濃ければ湯量を増やし、薄ければ豆を少し増やすなど、落ち着いて調整できます。
キャンプ場で初めて淹れて、「高い豆なのに薄いな」と首をかしげる時間を減らせます。
ヴェルディが案内している1杯分の基本は、次のとおりです。
- コーヒー豆:12g
- お湯の温度:82~83℃
- 抽出量:150cc
- 蒸らし時間:20~30秒
予定量まで抽出したら、お湯がドリッパーに残っていても外します。
バーナーで沸騰させた直後のお湯をそのまま注ぐと、苦味やエグ味が強く出る可能性があります。まずは公式推奨の82~83℃を基準にし、好みに合わせて調整してください。
具体的な手順は、公式サイトのペーパードリップによる抽出方法で確認できます。
キャンプへは1杯分ずつ小分けして持っていく
気に入った豆だからといって、購入した袋をそのままキャンプ場へ持っていく必要はありません。
1杯分の12gを、小さな密閉容器や保存袋へ移しておけば十分です。
荷物を減らせるだけでなく、湿気や結露、袋の閉め忘れも防ぎやすくなります。
朝の寝ぼけた状態で豆を計り、「今11gだったか、12gだったか」とスケールを見つめる時間もなくなります。
自宅に残した豆は、高温多湿と空気を避けて保管します。
数日で飲み切れない場合は冷蔵・冷凍保存が推奨されています。購入後3週間程度で飲み切るなら冷蔵、1か月ほどかかるなら冷凍が目安です。
詳しくは公式サイトのコーヒー豆の鮮度と保存方法で確認してください。
良い豆を買っても新しい道具は必要ない
ヴェルディの豆を試すために、キャンプ用のミルや細口ケトルを一式揃える必要はありません。
道具は次の順番で考えます。
家にある物で淹れてみる
最初は家庭用のキッチンスケール、ケトル、マグカップを使います。
温度計が家にあれば流用し、なければまず手持ちの道具で一杯淹れてみます。
専用器具がなくても、豆が自分の好みに合うかは確認できます。
ファミキャン道具を流用する
バーナー、ケトル、マグカップ、ドリッパーを持っているなら、そのままソロキャンプでも使えます。
少し大きくても、車で運び、積載に困っていなければ問題ありません。
数百グラム軽くするために一式買い直しても、お小遣いだけが先に軽くなります。
わいずパパ「俺、豆を買うならキャンプ用のミルも欲しいな」



「その豆を最後まで飲んでからでも遅くないんじゃない?」
正論です。良いコーヒー豆を買うことと、道具を増やすことは別に考えます。
レンタルはコーヒー道具だけなら不要
テントや寝袋と一緒に借りられる場合は別ですが、コーヒー器具だけをレンタルする必要性は高くありません。
道具を持っていないなら、まずドリップバッグで試すほうが簡単です。
続けられそうなら中古を探す
豆を挽く時間まで楽しいと感じたら、中古の手挽きミルも候補になります。
刃の欠け、サビ、におい残り、清掃状態は確認してください。
使用頻度が増えてから新品を買う
自宅でもキャンプでも毎週使うようになったら、新品のミルや細口ケトルを検討します。
見た目だけでなく、分解して掃除できるか、収納場所を取らないか、持ち運びやすいかを確認しましょう。
コーヒーを飲む時間より、器具を洗う時間のほうが長くなっては本末転倒です。
カフェ・ヴェルディが向いている人・向かない人
自家焙煎珈琲カフェ・ヴェルディは、次のような人に向いています。
- キャンプで飲むコーヒーを少し良くしたい
- 自家焙煎店の豆を少量から試したい
- 酸味・苦味・焙煎度の違いを比べたい
- 豆を選び、挽き、淹れる時間も楽しみたい
- 普段より少し贅沢な一杯を作りたい
一方、次の人には向かない可能性があります。
- コーヒーは価格の安さを最優先したい
- 豆の種類や挽き方を選ぶのが面倒
- 毎回お湯の量や温度を測りたくない
- すぐに届く商品を探している
- 一度に大量購入して長期間保存したい
手軽さを優先するならドリップバッグ。
味の違いを確かめたいなら入門セット。
一人で少量から始めたいならヴェルディブレンド100g。
買う商品を決めてから公式通販を見ると、豊富な品揃えの中で迷子になりにくくなります。
まとめ.次のキャンプには豆をひとつだけ変えて出かけよう
キャンプの満足度を上げるために、大きな道具を買い足す必要はありません。
いつもの荷物に、少しだけ良いコーヒー豆を加える。
それだけなら、積載も設営時間もほとんど変わりません。
変わるのは、朝が少し待ち遠しくなることです。
シュラフから出るのがつらい朝も、「あの豆を淹れよう」と思えば、バーナーに火をつける小さな理由ができます。
お湯を注ぐ。
粉がゆっくり膨らむ。
湯気と一緒に香りが立ち、冷えた指でマグカップを包む。
飲んでしまえば形には残りませんが、だからこそ収納場所を気にせず楽しめる贅沢です。
初めてで好みが分からないなら、3種類を比較できるヴェルディ入門セット。
飲み切れるか不安なら、売れ筋のヴェルディブレンド100g。
道具も洗い物も増やしたくないなら、ドリップバッグ。
次のキャンプで変えるのは、テントでもチェアでもなく、マグカップの中身だけでいいかもしれません。
ヴェルディの選び方
- 3種類を飲み比べたい:ヴェルディ入門セット
- 定番を少量から試したい:ヴェルディブレンド100g
- 手間と荷物を減らしたい:ドリップバッグ
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