ソロキャンプ用の焚き火台は、本当に新しく買う必要があるのでしょうか。
結論から言うと、すでにファミキャン用の焚き火台を持っているなら、最初から買い足す必要はありません。
まずは手持ちの焚き火台を一度使い、
- 「大きすぎる」
- 「重くて持ち運びが面倒」
- 「ソロでは片付けが大変」
と感じてから、コンパクトな焚き火台を検討すれば十分です。
私も最初は、ファミキャンで使っていたユニフレームのファイアグリルをソロキャンプへ持ち出しました。
焚き火自体は問題なく楽しめます。
ただ、私が目指している「なるべく動かず、焚き火の前でコーヒーを飲んでだらだらするキャンプ」には、少し大きすぎました。
そこで使い始めたのが、コンパクトに収納できるTokyoCampの焚き火台です。
この記事では、ファミキャン用焚き火台をソロに流用した経験をもとに、
- ファミキャン用をそのまま使える人
- ソロ用へ買い替えたほうがラクな人
- ソロキャンプ用焚き火台の選び方
- 私がTokyoCampを選んだ理由
- 買わずに済ませる方法
を整理します。
高価で最強の焚き火台を探す記事ではありません。
お小遣い、積載、設営、撤収、帰宅後の片付けまで考えた、40代パパの現実的な焚き火台選びです。
ソロキャンプの焚き火台は手持ちを一度使ってから決める
ソロキャンプを始めると、「ソロ用」と書かれた道具が欲しくなります。
- 小さなテント。
- コンパクトなテーブル。
- 無骨で軽い焚き火台。
見ているだけでも楽しいのですが、全部を新しくそろえていたら、お小遣いはあっという間になくなります。
わいずパパ「ソロ用の小さい焚き火台、ちょっと欲しいんだよね」



「今ある焚き火台、一回ソロで使ってから考えたら?」



「……正論すぎて何も言えない」
新しい道具が欲しい理由を頭の中で並べても、「今ある道具は使えないの?」と聞かれると、急に説得力が弱くなります。
実際、ファミキャン用の焚き火台でも焚き火はできます。
まずは手持ちを使い、不便を感じてから買い足すほうが当然ですが無駄になりません。
ファミキャン用焚き火台でも焚き火は普通に楽しめる
私がファミキャンで使っていたのは、ユニフレームのファイアグリルです。
大きな薪を置きやすく、焚き火だけでなくバーベキューや調理にも使えます。
家族で火を囲むなら、広い火床は大きなメリットです。
ソロキャンプへ持っていっても、焚き火ができないわけではありません。
むしろ、次のような人なら無理に買い替えなくても十分です。
- 車をサイトへ横付けできる
- 荷物の量をあまり気にしない
- 大きな薪を豪快に燃やしたい
- 焚き火料理も楽しみたい
- 帰宅後の片付けを苦に感じない
「家にある焚き火台で十分だった」となれば、その分のお小遣いを薪やキャンプ場代に回せます。
買わずに済むなら、それが一番です。
私にはファミキャン用焚き火台が少し大きすぎた
一方、私の場合は、何度か使ううちに大きさが気になりました。
ユニフレームのファイアグリルは、ファミキャンでは頼もしい焚き火台です。
しかし、コンパクトなソロテントや少ない荷物の中へ入れると、存在感があります。
一人分の焚き火なら、大きな火床をいっぱいに使う必要もありません。
焚き火を眺めながらコーヒーを飲みたいだけなのに、焚き火台だけがファミキャンのまま。
少しだけ、広い会議室に一人で座っているような感覚があります。
もちろん、大きい焚き火台が悪いわけではありません。
私のキャンプスタイルには、少しオーバースペックだったという話です。
帰宅後の片付けまで考えると差が出る
焚き火台の大きさで差を感じたのは、キャンプ場だけではありません。
- 積み込み。
- 荷降ろし。
- 灰の処理。
- 帰宅後の掃除。
- 自宅での収納。
一つひとつは小さな手間でも、全部を一人で行うソロキャンプでは地味に効いてきます。
40代になると、キャンプ場で快適だったかだけでは足りません。
翌日の仕事まで疲れを残さず、帰宅後の片付けを終えられるか。
私はそこまで含めて、焚き火台の使いやすさだと考えています。
ソロキャンプ用焚き火台の選び方は5つ
ソロ用の焚き火台は、軽ければ正解というわけではありません。
私なら、次の5つを確認します。
| 確認するポイント | 判断の目安 |
|---|---|
| 薪の置きやすさ | 市販の薪を大きく割らずに使えるか |
| 収納サイズ | 車へ積みやすく、自宅で邪魔にならないか |
| 重量 | 持ち運びや積み下ろしが負担にならないか |
| 組み立て | 部品が少なく、迷わず設営できるか |
| 片付け | 灰を捨てやすく、掃除や乾燥がしやすいか |
市販の薪をそのまま置けるとラク
小さな焚き火台は収納しやすい反面、長い薪が入りにくい場合があります。
その場合は、現地で薪を細く割ったり、短くしたりする作業が必要です。
薪割りを楽しみたい人なら問題ありません。
しかし、私のように設営を早く終わらせて座りたい人には、毎回の薪割りが負担になることもあります。
焚き火台本体の小ささだけでなく、「いつも買う薪をそのまま使えるか」も確認したほうが失敗しにくいです。
焚き火台が決まると、次は「薪を何束持っていけばいいのか」と迷います。
薪を買いすぎると、持ち帰りや保管も必要です。
焚き火をする時間から必要な量を考えたい方は、以下の記事も参考にしてください。


車移動なら最軽量にこだわりすぎなくていい
徒歩やバイクでキャンプへ行くなら、数百グラムの差は重要です。
しかし、私は車でキャンプへ行きます。
そのため、「とにかく軽いこと」より、
- 車へ積みやすい
- 収納場所を取りすぎない
- 焚き火中に安定する
- 調理器具を載せやすい
ことを優先しました。
数百グラム軽くするために価格が大きく上がるなら、その差が自分に必要かは一度考えたほうがいいです。
軽さは魅力ですが、車キャンプでは使いやすさとのバランスのほうが重要な場合もあります。
組み立て時間より部品の少なさを見る
「わずか数秒で設営」と書かれた焚き火台は多くあります。
ただ、私が気になるのは秒数より、部品の数です。
細かなパーツが多いと、
「この向きで合っていたかな」
「部品を一つ忘れていないかな」
と考える時間が増えます。
暗くなってからの設営や、寒い朝の撤収では、単純な構造のほうがラクです。
設営時間を数十秒短くするより、迷わず組み立てられることを重視しています。
焚き火を見るのか、料理をするのか決める
焚き火台は、使う目的でも選び方が変わります。
炎を眺めるのが中心なら、薪を組みやすく、炎が見えやすい形が向いています。
肉を焼いたり、鍋を載せたりするなら、ゴトクや焼き網の安定性も必要です。
私は焚き火の前でコーヒーを飲み、簡単な調理をする程度です。
本格的な焚き火料理をしないのに、大型のダッチオーブンを載せられる性能まで求める必要はありませんでした。
将来やりたい料理より、普段の自分が何を作るかで選ぶほうが現実的です。
灰の捨てやすさと乾かしやすさも確認する
焚き火中は楽しくても、最後には必ず灰が残ります。
焚き火台を選ぶ時は、「どう燃えるか」だけでなく、「翌朝、どう片付けるか」も考えておきたいところです。
構造が複雑だと、すき間に灰が残りやすくなります。
洗ったあとに水がたまりやすい形は、乾燥にも時間がかかります。
キャンプ翌日の仕事がある40代パパにとって、片付けが早く終わることは立派な性能です。
ファミキャン用とソロ用焚き台を比べて感じた違い
私が使ったファミキャン用のファイアグリルと、ソロで使っているTokyoCampの焚き火台を比べると、次のような違いを感じました。
| 比較項目 | ユニフレーム ファイアグリル | TokyoCamp 焚き火台 |
|---|---|---|
| 主な使い方 | ファミキャン・複数人 | ソロ・少人数 |
| 火床 | 広い | ソロで扱いやすい |
| 大きな薪 | 置きやすい | 置きやすい |
| 収納 | やや大きめ | 薄くコンパクトに収納しやすい |
| 持ち運び | 安心感はあるが荷物になる | ソロ装備へ加えやすい |
| 調理 | 広い網で料理しやすい | 簡単な焚き火調理に使いやすい |
| ソロでの印象 | 余裕があるが大きめ | 荷物と火床のバランスがよい |
どちらが優れているという話ではありません。
家族で使うなら、私はファイアグリルの広さが便利だと思います。
一人で荷物を減らし、設営と撤収をラクにしたいなら、コンパクトなTokyoCampのほうが私には合っていました。
道具の評価は、人数と使い方で変わります。
私がソロキャンプでTokyoCamp焚き火台を使う理由
私がソロ用として選んだのは、TokyoCampの焚き火台です。
最大の理由は、軽さだけではありません。
収納、薪の置きやすさ、組み立て、価格のバランスが、私の車ソロキャンプに合っていたからです。
コンパクトに収納できて車へ積みやすい
ソロキャンプは一人分なので、荷物も少なくなるはずです。
しかし実際は、
- テント。
- チェア。
- テーブル。
- クーラーボックス。
- 寝袋。
- コーヒー道具。
- 「念のため」で増えた小物。
気がつくと、車の荷室はそれなりに埋まります。
TokyoCampの焚き火台は薄く収納できるため、荷物のすき間へ入れやすいです。
収納ボックスを一つ増やさずに済むだけでも、積載はかなりラクになりました。
大きな薪を置きやすい
コンパクトな焚き火台でも、薪を毎回細かく割る必要があると手間が増えます。
TokyoCampは横長の火床なので、市販の薪を置きやすい形です。
薪を割る作業そのものが嫌いなわけではありません。
ただ、キャンプ場へ着いて、
- テントを張り、
- 荷物を運び、
- チェアとテーブルを出し、
- さらに焚き火のために薪を細かくする。
ここまで続くと、座る時間が遠ざかります。
私にとっては、大きな薪を置きやすいことがズボラキャンプとの相性につながっています。
車キャンプなら十分持ち運びやすい
もっと軽い焚き火台はあります。
チタン製なら、かなり軽量なモデルもあります。
ただし、価格も上がりやすくなります。
私は徒歩で何キロも運ぶわけではないため、軽さだけを最優先にはしませんでした。
高価な最軽量モデルを買うより、浮いた予算をキャンプ場代やコーヒー豆に回す。
お小遣い制では、そのほうがキャンプへ行く回数を増やしやすいと思っています。
部品が少なく設営しやすい
構造は比較的シンプルです。
慣れれば短時間で組み立てられます。
設営を競技のように急ぐ必要はありませんが、焚き火台で悩む時間が短いほど、座って過ごす時間は増えます。
私の理想は、キャンプ場へ着いたら必要なものだけ出し、早めにコーヒーを淹れることです。
焚き火台の組み立てで疲れないことは、地味ですが重要でした。
TokyoCamp焚き火台にも気になる点はある
もちろん、良いところだけではありません。
実際に使うなら、次の点は知っておいたほうがいいです。
- 使用後は火床が煤や灰で汚れる
- 熱によって金属に歪みが出る場合がある
- 使用直後は非常に熱い
- 完全に冷めるまで撤収できない
- 最軽量の焚き火台ではない
焚き火台なので、汚れないわけではありません。
使ったあとに新品のような状態へ戻そうとすると、片付けが大変になります。
私は灰や大きな汚れを落とし、しっかり乾燥させて収納できれば十分だと考えています。
少しずつ焼き色や使用感が増えるのも、焚き火台らしさです。
ソロ用焚き火台を買わなくてもいい人
ここまでソロ向け焚き火台について紹介しましたが、全員に買い足しをおすすめするわけではありません。
次に当てはまるなら、手持ちの焚き火台をそのまま使ってもよいと思います。
- ソロキャンプへ行く回数がまだ少ない
- 車をサイトへ横付けできる
- 手持ちの焚き火台に不満がない
- 大きな薪を豪快に燃やしたい
- ファミキャンでも引き続き使う
- 収納場所に余裕がある
「ソロ用」という名前だけで買う必要はありません。
一度使ってみて困らなければ、その焚き火台は自分にとって正解です。
- 道具を増やさずに済む。
- 収納場所も増えない。
- 家族への説明も必要ない。
お小遣い制パパにとって、かなり大きなメリットです。
焚き火台以外にも、「ファミキャン道具をどこまでソロへ流用できるのか」と迷っている方は、一度手持ちの道具を整理してみてください。
新しい道具を買う前に流用できるものを確認すると、余計な出費を減らせます。


買う前にレンタルやキャンプ場の貸し出しも確認する
焚き火台を買うか迷うなら、キャンプ場のレンタルを利用する方法もあります。
すべてのキャンプ場にあるわけではありませんが、購入前に実際の大きさを試せるのはメリットです。
特に、「そもそも自分は毎回焚き火をするのか」が分からない段階なら、急いで買う必要はありません。
キャンプへ行ってみると、
- 設営後は疲れて焚き火をしなかった。
- 夜はバーナーでお湯を沸かしただけだった。
- 雨で焚き火ができなかった。
ということもあります。
使う頻度が分かってから買ったほうが、無駄になりにくいです。
中古を検討する場合は、火床の大きな歪み、フレームの変形、部品不足を確認してください。
安くても、組み立てにくい状態なら片付けの手間が増えてしまいます。
焚き火台と一緒に準備したい安全用品
焚き火台を買ったら、それだけで焚き火の準備が終わるわけではありません。
キャンプ場のルールに合わせて、必要な安全用品も準備します。
最低限、私は次のものを確認します。
- 焚き火シート
- 火ばさみ
- 耐熱グローブ
- 消火用の水
- 火消し壺または消火した炭を安全に処理する方法
焚き火シートは、熱や火の粉による地面への影響を減らすために使います。
ただし、焚き火シートを敷けば、どこでも焚き火をしてよいわけではありません。
キャンプ場によって、
- 焚き火台の使用
- 焚き火シートの使用
- 直火の可否
- 灰の捨て方
- 焚き火ができる時間
は異なります。
予約前または到着時に確認してください。
強風や乾燥時は焚き火をしない
風が強い日は、火の粉が遠くまで飛ぶ危険があります。
陣幕や風防があっても、無理に焚き火を続ける必要はありません。
「せっかく薪を買ったから」と思う気持ちは分かります。
しかし、安全に焚き火ができない日は、バーナーでコーヒーを淹れて早めにテントへ戻る。
それもソロキャンプです。
焚き火をしない判断まで含めて、安全な焚き火の楽しみ方だと思います。
TCテントでも火の近づけすぎは危険
私が使っているBUNDOK ソロティピー1TCは、TC素材のテントです。
TC素材は、ポリエステル素材などと比べて火の粉による穴が開きにくい傾向があります。
ただし、燃えない素材ではありません。
「TCだから大丈夫」と考えず、焚き火台とテントの距離を取り、風向きも確認します。
テントや前室を閉め切った状態で、焚き火や炭を使用してはいけません。
火を扱っている間は目を離さず、寝る前には完全に消火します。
安全だけは、ズボラにしてはいけない部分です。
焚き火との距離だけでなく、ファミキャン用テントをソロで使うか、コンパクトなソロ用へ買い替えるか迷っている方は、設営・撤収・帰宅後の乾燥まで含めて判断してみてください。


まとめ.ソロキャンプの焚き火台は片付けまでラクなものを選ぶ
ソロキャンプの焚き火台は、最初から新しく買う必要はありません。
ファミキャン用を持っているなら、一度ソロで使ってみてください。
そのうえで、
- 大きすぎる
- 重くて持ち運びが面倒
- 一人では火床を持て余す
- 灰の処理や片付けが大変
- 自宅で収納場所を取りすぎる
と感じたら、ソロ向けの焚き火台を検討するタイミングです。
私の場合は、ファミキャン用のユニフレーム ファイアグリルから、コンパクトなTokyoCampの焚き火台へ変えたことで、ソロキャンプの準備と片付けがラクになりました。
ただし、これは全員の正解ではありません。
大きな焚き火を楽しみたいなら、ファミキャン用を流用する。
積載や片付けをラクにしたいなら、コンパクトなソロ用を選ぶ。
まだ焚き火をする頻度が分からないなら、レンタルで試す。
自分が焚き火で何をしたいかによって、選ぶ道具は変わります。
焚き火台は、火を燃やしている時間だけ使う道具ではありません。
家から運び、設営し、灰を片付け、持ち帰り、乾かして収納する。
そこまで無理なく続けられる焚き火台が、自分にとっての現実的な一台です。
高価な最強モデルより、次のキャンプにも面倒がらず持っていける焚き火台。
私は、そのくらいが40代のお小遣い制パパにはちょうどいいと思っています。


