キャンプ用品の処分方法5選|売れる物・捨てる物の見分け方

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キャンプ用品を売るか捨てるか迷うわいずパパと、壊れたチェアを示すあずママ

押し入れの奥に、何年も使っていないテントが眠っている。

買ったときの金額を思い出すと捨てられない。でも、次のキャンプへ持っていく姿も浮かばない。

キャンプ用品の処分が進まないのは、捨て方が分からないからではありません。「まだ売れるのか」「本当に手放していいのか」を決めきれないからです。

まだ安全に使える物は、売るか譲る。壊れている物や劣化した物は、自治体のルールに従って捨てる。

この順番で考えれば、使える道具を無駄にせず、収納も空けられます。

この記事では、キャンプ用品の処分方法を5つに分け、売れる物と捨てる物の見分け方を解説します。

テント、寝袋、ガス缶、充電式ギアなど、捨て方に迷いやすい道具も種類別に整理しました。

目次

キャンプ用品は「まだ使えるか」より「次に使うか」で分ける

キャンプ用品を整理するときは、最初から一つずつ捨て方を調べなくても大丈夫です。

まずは、次の3つに分けてください。

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分類判断基準次の行動
残す物次のキャンプで使う予定がある収納場所へ戻す
売る・譲る物安全に使えるが、今後の出番がない売却または譲渡
捨てる物破損や劣化があり、安全に使えない自治体などで処分

ここで大切なのは、「使えるか」だけで判断しないことです。

ファミキャン用の大きなテーブルや予備のチェアは、まだ使えるかもしれません。

しかし、ソロキャンプ中心になり、今後持ち出す予定がないなら、収納だけを占領し続けます。

わいずパパ

「まだ使えるし、いつか出番があるかもしれないんだよね」

あずママ

「その『いつか』は、次のシーズンまでに来そう?」

わいずパパ

「来なかったら手放す、でどうでしょう」

あずママ

「期限があるなら、ただの保管にはならないね」

迷う物は、すぐに処分しなくても構いません。

「次のシーズンまで使わなかったら手放す」など期限を決め、一度だけ保留にします。期限を決めずに保留箱へ入れると、箱ごと押し入れの住人になるので注意してください。

売れるキャンプ用品と捨てる物の見分け方

キャンプ用品を売れるかどうかは、見た目のきれいさだけでは決まりません。

次の人が安全に使えるか、道具としての機能が残っているかで判断します。

売却を検討できる物

次の条件に当てはまるキャンプ用品は、多少の使用感があっても売れる可能性があります。

  • 設営や使用に問題がない
  • 大きな破れや部品の欠損がない
  • カビや強いにおいがない
  • メーカー名と型番が分かる
  • 純正部品や収納袋が残っている
  • 現在も探している人がいる商品
  • 傷や汚れの状態を正確に説明できる

廃番になったテントや人気ブランドのチェアなどは、古くても需要が残っている場合があります。

いきなり捨てず、フリマアプリの売却済み商品や買取店の取扱状況を確認してみましょう。

捨てたほうがよい物

次のような物は、無理に売ったり譲ったりせず、適切に処分します。

  • テント生地が大きく破れている
  • ポールやフレームが変形している
  • カビや生地の劣化が広範囲にある
  • チェアの縫い目やフレームの強度に不安がある
  • バーナーやランタンから燃料が漏れる
  • 金属部分の腐食が進んでいる
  • バッテリーが膨張、変形、破損している
  • 安全に使用できるか判断できない

判断に迷ったら、「自分の家族や友人へ渡しても不安がないか」を考えてみてください。

少しでも事故の心配が残る物は、処分費用を浮かせるために他人へ渡すべきではありません。

キャンプ用品を処分する5つの方法

キャンプ用品の主な処分方法は、次の5つです。

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処分方法お金になりやすさ手間向いている物
フリマアプリで売る高い多い人気商品・高額品
専門の買取サービスへ売る普通少ない大型ギア・複数の道具
リユース店へ持ち込む普通普通車で運びやすい物
知人や必要な人へ譲るなし普通安全に使える低価格品
自治体などで捨てるなし普通壊れた物・売れない物

全部を同じ方法で処分する必要はありません。

高く売れそうな物だけフリマアプリへ出し、残りは専門買取へまとめるなど、道具によって使い分けたほうが現実的です。

1.フリマアプリで売る

人気ブランドや状態のよいキャンプ用品を少しでも高く売りたいなら、フリマアプリが候補です。

自分で価格を決められる一方、次の作業が必要になります。

  • 汚れを落として写真を撮る
  • 商品名や型番を調べる
  • 傷や不足品を説明する
  • 購入希望者の質問へ対応する
  • 値下げ交渉へ対応する
  • 梱包して発送する
  • 売れるまで自宅で保管する

特に大きなテントやテーブルは、梱包と送料が負担になります。

出品価格ではなく、販売手数料と送料を引いたあとの金額で判断してください。

廃番品や高額なテントなど、手間をかけても個別に売りたい物に向いています。

2.キャンプ用品専門の買取サービスを利用する

写真撮影や購入希望者とのやり取りが面倒なら、キャンプ用品を扱う専門買取サービスが使いやすくなります。

宅配買取なら、店舗まで運ばずに自宅から発送できる場合があります。

フリマアプリより査定額が低くなる可能性はありますが、次のような人には向いています。

  • 使っていないキャンプ用品が複数ある
  • 大きなテントやチェアを店舗まで運びたくない
  • 出品や値下げ交渉が苦手
  • 金額より早く収納を空けたい
  • 休日を不用品の整理だけで終わらせたくない

注意したいのは、査定をキャンセルした場合の返送料です。

送料や査定料が無料でも、返送時の送料は利用者負担になるサービスがあります。申込み前に、買取対象品、キャンセル条件、返送料を確認してください。

宅配買取を含む売り方の違いは、中古キャンプ用品を買うときの注意点と手放し方でも比較しています。

私も以前、JUST BUYというサービスを利用して、キャンプ用テーブルなどの不要なギアを買い取ってもらったことがあります。

JUST BUYは、少しでも高く売りたい人より、フリマアプリの出品や購入者対応をせず、使わないキャンプ用品をまとめて片付けたい人向けの宅配買取サービスです。

ただし、査定額が想定より低くなる可能性があり、キャンセル時の返送料は利用者負担です。

利用前に、JUST BUYの口コミ・評判と実際に利用した感想も確認してみてください。

3.リユース店へ持ち込む

近くにリユース店やアウトドア用品の中古店があるなら、店頭買取も選択肢になります。

その場で査定を受けられるため、売却までが早く、発送用の段ボールも必要ありません。

ただし、大型ギアを車へ積み、店舗まで運ぶ手間がかかります。査定額に納得できなければ、再び自宅へ持ち帰ることになります。

チェア、ランタン、焚き火台など、車へ積みやすい物を数点だけ売る場合に使いやすい方法です。

4.知人や必要な人へ譲る

まだ安全に使える物なら、これからキャンプを始める知人や家族へ譲る方法もあります。

お金にはなりませんが、出品や査定の手間を減らしながら、道具を再利用してもらえます。

譲るときは、少なくとも次の情報を伝えてください。

  • 傷や汚れの状態
  • 不足している付属品
  • 購入からの経過年数
  • 修理や改造をした箇所
  • 使用に注意が必要な部分

無料だからといって、不具合を伝えなくてよいわけではありません。

燃料漏れのあるバーナー、強度に不安があるチェア、膨張したバッテリーなどは譲らず、メーカーや自治体へ処分方法を相談しましょう。

5.自治体や許可を受けた業者で処分する

壊れた物や値段が付かない物は、自治体の家庭ごみや粗大ごみとして処分します。

分別方法は、素材、大きさ、住んでいる自治体によって異なります。

例えばテントでも、幕、ポール、ペグを分けて出す地域もあれば、一式を大型ごみとして扱う地域もあります。

全国共通の捨て方はないため、自治体のごみ分別ページで品目ごとに確認してください。

広島市の場合、テント・タープは支柱付きなら大型ごみとして持ち込め、シートだけなら折り畳んで不燃ごみとして出すよう案内されています。

広島市の大型ごみ自己搬入対象品でも確認できます。

家庭の不用品を回収業者へ依頼する場合は、業者選びにも注意が必要です。

環境省は、家庭ごみの回収には市区町村の一般廃棄物処理業の許可、または市区町村からの委託が必要と案内しています。「産業廃棄物処理業」や「古物商」の許可だけでは、家庭ごみを回収できません。

詳しくは、環境省の無許可の回収業者を利用しないための案内を確認してください。

種類別に見るキャンプ用品の捨て方

キャンプ用品には、布、金属、プラスチック、燃料、電池など、さまざまな素材が使われています。

一式をそのまま出せるとは限らないため、道具ごとに処分方法を確認します。

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キャンプ用品処分前の確認主な確認先
テント・タープ幕、ポール、ペグを分ける必要があるか自治体
寝袋・マット素材と大きさ自治体
テーブル・チェア金属、木、布、樹脂の構成自治体
焚き火台・BBQコンロ灰や炭を完全に取り除く自治体
バーナー・ランタン燃料、電池、バッテリーを取り外すメーカー・自治体
クーラーボックス素材と大きさ自治体
CB缶・OD缶中身を安全に使い切るメーカー・自治体
充電式ギア電池の種類や取り外し可否メーカー・自治体

この表はあくまで確認するポイントです。実際の分別区分は、住んでいる地域のルールを優先してください。

テントやタープは幕と金属部品を確認する

テントやタープは、幕、ポール、ペグ、ロープ、収納袋などで構成されています。

自治体によっては、布や樹脂製の幕と、金属製のポールやペグを分けて出す必要があります。

指定袋へ入らない物や長いポールは、粗大ごみになる可能性があります。

無理にポールを折ったり切ったりせず、自治体の分別検索で「テント」「タープ」「金属棒」などを確認してください。

売却する場合は、収納された状態だけでなく、一度設営して次の点を確認します。

  • 幕に大きな破れがないか
  • カビや強いにおいがないか
  • シームテープが大きく剥がれていないか
  • ポールが割れたり曲がったりしていないか
  • ペグやロープなどの付属品が揃っているか

状態を確認せずに「たぶん使える」で出品するのは避けましょう。

寝袋やマットは大きさと中材で扱いが変わる

寝袋は布製品に見えますが、化学繊維や羽毛などの中材が使われています。

インフレーターマットには、表面生地のほかにウレタンやバルブも使われています。そのため、寝袋とマットが同じ分別になるとは限りません。

指定袋へ入る大きさでも、資源ごみ、可燃ごみ、不燃ごみなど、自治体によって扱いが異なります。

圧縮すれば袋へ入るという理由だけで判断せず、品目と素材の両方を確認してください。

焚き火台や金属製ギアは大きさを測る

焚き火台、BBQコンロ、ダッチオーブン、金属製テーブルなどは、不燃ごみや金属資源として扱われる場合があります。

ただし、自治体が定める大きさを超えると粗大ごみになる可能性があります。

焚き火台やBBQコンロは、残っている灰や炭を取り除いてから処分します。汚れや焦げが付着していても、自治体によっては回収できますが、分別区分と大きさを事前に確認してください。

バーナーやガスコンロを処分する場合は、CB缶やOD缶を本体から取り外し、それぞれ自治体が指定する方法で処分します。

ガス缶は中身を残したまま捨てない

CB缶やOD缶は、中身を残したまま一般ごみへ混ぜてはいけません。

収集車や処理施設で圧縮された際、火災につながるおそれがあります。

基本は器具で安全に使い切り、自治体が指定する方法で出します。穴を開けるかどうかは自治体によって異なるため、自己判断で作業しないでください。

メーカーのSOTOも、ガスボンベは中身を使い切り、自治体ごとの方法に従って廃棄するよう案内しています。SOTOによるCB缶・OD缶の廃棄方法も参考にしてください。

中身を使い切れない、缶がサビている、器具へ正常に取り付けられないといった場合は、無理にガスを抜こうとせず、製造メーカーや自治体へ相談します。

充電式ランタンやポータブル電源は一般ごみに混ぜない

充電式ランタン、モバイルバッテリー、ポータブル電源には、リチウムイオン電池が使われている製品があります。

強い衝撃や圧縮で発火するおそれがあるため、可燃ごみや不燃ごみへ安易に混ぜてはいけません。

取り外せる充電式電池は、電池の種類と回収条件を確認します。JBRCの回収対象は、会員企業製であることや電池の種類が明確であることなど、条件が定められています。

破損、水濡れ、膨張、液漏れのある電池は、一般の回収ボックスへ入れないでください。

また、AC100V出力を備えたポータブル電源は、JBRCの回収対象外です。購入したメーカーの回収窓口を最初に確認しましょう。

詳しい対象条件は、JBRCの小型充電式電池の排出方法で確認できます。

高く売るか、早く片付けるかを先に決める

キャンプ用品を売るときは、査定額だけでなく、売るために使う時間も考える必要があります。

フリマアプリで数千円高く売れても、撮影、説明文の作成、値下げ交渉、梱包、発送に休日の半日を使うなら、その差額が手間に見合うかは人によって変わります。

反対に、人気ブランドのテントや廃番品を、相場を調べずにまとめて買取へ出すと、あとで後悔するかもしれません。

次のように分けると、処分方法を決めやすくなります。

  • 人気商品や高額品は、フリマアプリや複数査定
  • 大きな物や複数の不用品は、専門買取
  • 車で運びやすい物は、リユース店
  • 安全に使える低価格品は、知人へ譲る
  • 壊れた物は、自治体のルールで処分
  • 大量に処分する場合は、自治体が案内する許可業者

「全部を一番高く売る」と考えると、片付けが止まりやすくなります。

高く売りたい物だけ個別に分け、残りは手間の少ない方法でまとめて手放す。それでも収納を空ける目的は十分に達成できます。

処分後にキャンプ用品を増やさない仕組みを作る

せっかく収納が空いても、同じ役割の道具を買い直せば、すぐに元の状態へ戻ります。

新しいキャンプ用品を買う前に、次の点を確認しておきましょう。

  • 手持ちの道具で代用できないか
  • ファミキャン道具をソロでも使えないか
  • 本当に不満が出てから買い替えられないか
  • 収納場所を先に決められるか
  • 今ある同じ用途の物を一つ手放せるか
  • 使用頻度に価格が見合うか
  • 一度しか使わないならレンタルで済まないか

キャンプ用品は、キャンプ場で使う時間だけで評価すると増えやすくなります。

車への積み込み、設営、撤収、乾燥、収納、最後の処分まで含めて扱いやすい物を選ぶことが、結局は一番ラクです。

荷物全体を見直したい場合は、ファミリーキャンプの荷物を減らす9つのコツも参考にしてください。

まとめ.使える物を分けてからキャンプ用品を処分する

キャンプ用品の処分方法は、次の順番で考えると迷いにくくなります。

  1. 次のキャンプで本当に使う物を残す
  2. 安全に使える物は売るか譲る
  3. 高く売りたい物と、早く片付けたい物を分ける
  4. 壊れた物は自治体の分別方法を確認する
  5. ガス缶や充電式電池は一般ごみに混ぜない

高かったキャンプ用品ほど、手放す判断は難しくなります。

しかし、使わない道具が収納を占領し、新しい物を置くたびに家族への説明が必要になるなら、保管し続けることにも負担がかかっています。

使える物は次の人へ回し、安全に使えない物は正しく処分する。

すべてを一度に片付けようとせず、まずは次のキャンプへ持っていく姿が浮かばない物を一つだけ、収納から出してみてください。

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キャンプ用品を売るか捨てるか迷うわいずパパと、壊れたチェアを示すあずママ

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